お知らせ  情報

◎1月中旬より内容変更は「社評、書評」へ移行し、一部重複しますが宜しくお願いします。http://blog.goo.ne.jp/syohyo285(AOL diaryがAutoPageへ移行するため)

☆平成21年1月初旬より社会派医療小説の『霧の心―限界集落』が島仲蒼の名で文芸社より出版されます(四六版、1260円 税込)。
☆全国有名書店、インターネット(Amazon、Yahoo ブックス、セブンアンドワイ、紀伊国屋書店Book Web、E-hon など)で購入できます。
☆丸善インフォーメーション 注目の新刊(12/24)で紹介されました。毎日新聞広告に出ています(1/8)。
☆是非読んでみて下さいね。

本の帯文より 医療と地域の限界、医師と患者、男と女、家族に未来はあるのか
不治の病と診断された美鈴の運命は・・美鈴の思い出を忘れようとする正の前に妹の美子が現れて・・時計の針を撒き戻す過去への旅がはじまるが・・・・
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2011/1/2

全体を見る目(1)  

 子供がヴァイオリンをやっていてその先生の先生がある高名なヴァイオリニストを育てたお父様であることが分かり、自宅に習いにいって曲を披露した所、幸いにも辛口で余り褒めない先生がソリストの資格があると評価してくれたと喜んで帰ってきた。多少は社交辞令なのだろうが、その習っている先生も地元のオーケストラでコンサートミストレス(コンミス)をやっている程の先生、それでも1−2カ月に1回はその先生に習いに行くというから、音楽の世界は広く深い。門外漢には分らない所も多い。
 芸術は極めれば山の上にまた山があると言うことか、それにしてもプロやセミプロクラスの演奏家でも日々努力を怠らず、また足りない所を先生に習いに行く、こうした謙虚さと上昇志向が芸術を支えているのかも知れない。一流を目指す者は誰も二番で良いとは思っていないのだ。

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2010/9/26

限界を超えて(10)  社会学

 より一般的な病気にたいしても医学には限界があり、より病院が複雑な神経や筋などの神経疾患の難病ではまだ完治出来ない疾患が多数あり、特定疾患として認定されているものもあります。その中の一つでパーキンソン病も脳内の神経伝達物質のドーパミン産生が減少して起こる疾患として知られ、ドーパミン補充療法などが確立されましたが、未だ完治する治療法は確立されておらず、徐々に進行し寝たきりになる病気で、几帳面な性格の人に発症し易いと言われていますが、原因は特定されていません。
高齢化時代を迎えた今日、こうした神経疾患に老化が加わると介護などの問題も出てきます。治療法が未だ確立されていないアルツハイマー病やパーキンソン病は病気を抱えたままで老化も加わるからです。
それ以外に若くして発症する病気で治療法が確立されていない病気もあり、特に神経疾患で多い様です。「霧の心 限界集落」に出てくる筋委縮側索硬化症(ALD)もその一つで、原則として運動神経が障害されていくために歩行や呼吸などが障害される病気です。精神はある時には肉体的な限界を超えられないため、人工呼吸器を付ければ寿命は延びますが、行動は大幅に制限されてしまいます。こうした難病も医療という社会のシステムの中で治療法が確立されてくるかも知れませんが、未だかなり先の事でしょう。限界を超えるという飽くなき追求がある限り、歩み続ける意思は変わらないのかも知れません。
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2010/9/26

限界を超えて(9)  社会学

医学の発達により感染症や代謝性疾患は部分的に克服され、遺伝子病もその治療の可能性が見えてきました。機能不全の臓器を他の臓器と取り換える図臓器移植という治療法もあります。しかし異学にも限界があり、早期の癌は他の臓器などに転移する以前に早期に発見されれば治ることもありますが、進行癌を根治することは困難です。病因が簡単なはずの風邪も予防は出来ず、肺炎を併発したりすると特に高齢者などでは命に係わることもあります。糖尿病や高血圧などで動脈硬化を引き起こしたりして多臓器に障害が出ると治療は困難になってしまいます。

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2010/9/26

限界を超えて(8)  社会学

 NASAさえも驚嘆させたその根気と努力に学ぶべきであり「二番じゃだめですか」などと馬鹿を言っている場合ではありません。
一方個人にも限界があり、特に精神的、肉体的な限界をどう乗り越えるが時には重要になります。精神的にも限界がありますが、より大きいのは肉体的な限界で、例えば人が走るのには距離や時間に限界があり、それを時間的に少しでも縮めようとするのがマラソンや他の陸上競技です。自転車や自動車、汽車や船、飛行機の発明によって移動と言う肉体の限界は間接的に克服されました。
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2010/9/26

限界を超えて(7)  社会学

 その「はやぶさ」に関しての著作、「はやぶさ 吉田武著」や「はやぶさの冒険 山根一眞著」などを読むと日本の科学者、研究者がエンジン不調や本体が行方不明になるなどの数々のトラブルに対して絶望に打ちひしがれながらも、何億キロの彼方にある探査機に根気強く司令を送り、イオンエンジンの回路を変更し、様々な裏技をその都度編み出しては危機をこり超えた仔細が描かれています。諦めれば楽だったのでしょうが土日、正月も返上し専門的な知識を絞り抜いて考える力こそが、限界を超えた奇跡を起こすのに必要だった訳です。自分や政党の保身ばかりを考える今の政治家にはそれが感じられません。「はやぶさ」への称賛は今の社会や政治に対する失望への裏返しでもある様です。
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2010/9/26

限界を超えて(6)  社会学

一国の総理がどのような国家にしたいのか、最小不幸社会党と言う抽象論の以外に何も見えない人物にはうんざりします。前に進むのでもなく、戸惑い過去に捉われ他国に言われるまま反省し、自国の現状を将来の可能性に変える努力もしないようでは国民に呆れられます。政治が自ら限界を作りだし、将来のための国民のフリーハンドである筈の思考法や手段を閉じることは本来の政治の方向とは逆なのでしょう。
小惑星イトカワに着陸した後、エンジンの故障などの様々なトラブルを乗り越えて地球に帰還した日本の探査機「はやぶさ」の帰還は成果を得るには限界を乗り越える努力が必要な事を教えてくれました。その「はやぶさ」はカプセルを無事に届けた後、流れ星となって消えていきました。
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2010/8/22

限界を超えて(5)  社会学

人間は他の動物に対して結構長寿命です。動物の体は多数の細胞が集まって出来上がっていますが、その細胞がお互い協力し合って神経系などの高度なシステムが成立し、その上で創造的な活動が行われます。個人が限界を超えるにはスポーツの例でも分かる様に、その器官の限界を高めることが必要になります。一方で個々の人間の活動には限界があることも事実です。その場合に必要な事は創造的な将来を考えて社会や地域を変えていく事でしょうが、その仕組みの一つとしての政治とそれを動かす精神的なものが最近益々枯渇してきた様に感じられます。
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2010/8/22

限界を超えて(4)  社会学

高齢化社会と過疎化、機会や便利さ、職を求めての人口の都市集中などが、地域の年齢的なバランスを崩し、人を育む家族や地域を駄目にしていく構図の象徴が「限界集落」ですが、自然に出来上がったものでは無く、多分に作られたもの、交通の整備だけを考えて地域の習慣や文化、伝統を軽んじた代々の政策にも責任はあるかも知れません。しかし限界集落ではない大都市の真ん中で生きている筈の高齢者が家族や親類との結び付きが無くなっている奇妙な現象、長寿命を誇る国家と社会の実態が見えてくる様です。限界は一方では社会が個人に無頓着になったことからもたらされているのかも知れません。

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2010/8/22

限界を超えて(3)  社会学

百歳以上の高齢者の生存を自治体が調べてみると、かなりの人たちが所在不明どころか生死不明であることが分かり、その数は増えつつあります。独居した高齢者が行方不明でも家族が捜索願いも出さず、生きていることになっていたり、都会でも看取る人もなく、家族も来ないので身元すら判明しない例、年金を受け取るために意図的に亡くなったことを隠していたりすることもある様です。はからずも今の社会の家族や地域社会の無関心さ、希薄さを露呈させてしまいました。
さて「限界集落」とは人口の50%以上が65歳以上の高齢者となり地域社会の共同生活が困難になっている状況を指し、山間部の過疎地域などの現状を表現する言葉ですが、地域社会や家族の関係が希薄になった結果、例え都会の真ん中でも高齢者が社会から忘れ去られる事態が起こっているのが現状の様です。
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