「Keep Your Wig On by Fastball」
その他のレビュー(音楽)
もどかしい、非常にもどかしい

これまた、出ていることにずっと気付いていなかったFastballの(多分)4枚目のアルバムです。出たのは昨年6月だったようです。
Buy From Amazon:Keep Your Wig On
(CD)
Fastballは、セカンドAll The Pain Money Can BuyとサードThe Harsh Light Of Dayを持っていますが、最も特徴的な曲はセカンドに入っているThe Wayです。「いい曲」というのがあたるかどうかはわかりませんが、どことなくNow You're Goneに似たところもあるこの曲は、一度聴くとなかなか忘れられないものがあり、それで気になって買ったサードには、ポップなYou're An Oceanとストリングスが印象的なWind Me Upという2曲のキラーチューンを有する快作でした。ファーストはamazon.co.jpで見つけた安い盤が結局入荷しなかったので、今に至るまで聴けていないのですが、そのかわりにベスト盤でファーストの曲も何曲か聴きました。さて、それで今回ようやく見つけた4枚目を購入しました。
感想をひとことで言えば「もひとつ」なのですが、それは決してどうしようもない「もひとつ」ではなく、サウンドプロダクションとしてはこれまでを踏襲しながら(ただし、ストリングスの使用はやや後退しているような)、ラテン音楽(ジャンルがわからないです)に挑戦するなど新機軸も見せていますし、大いに評価したいのですが、キラーチューンがないんです。これが痛い。T2, T4, T7あたりが気に入りましたが、「もっと凄いのを期待して買ったんだ!」という気がして残念です。ポップな曲をやるだけがいいと思っているわけではありませんけれど、1曲あるだけでアルバム全体の印象が全然違ってきますからね。というわけで、次作に期待です。出ればいいのですが。

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