「Hooked On Classics (Z tvorby klasikov) by Slovak Philharmonic Orchestra」
レビュー(ELO関連)
コンセプトがよくわからない(ひょっとしてばったもんなのか?)

発売は1998年のように見えます。音源そのものは1986年にBratislavaで録音されたもののようです。最初にお断りしておきますが、このCDにおけるLouis Clarkはアレンジャーとしてのみクレジットされており、指揮はMichael DischerとBystrik Rezuchaという人です。だから、カバーアルバムと分類するのが適当に思えます。
Buy From Amazon (US):Hooked On Classics (CD)
トラックリストは最後に書いてある通りなので、それをご覧頂ければいいのですが、オリジナルの3枚に入っている曲が計8曲収録されています。それで、演奏にあたってはアルバムのアレンジをほぼそのまま踏襲しています。つなぎ方だけではなく、細かいフレーズもほぼ同じです。だから、以前にLouisが日本でもやったような、Hooked On Classicsをライブで再現したアルバム、というわけです。おまけにドラムマシンまで使用されています。演奏の巧拙は私の耳にはよくわかりません。
ただのカバーです、おしまい、で構わないのですが、もう少しだけお付き合い下さい。
不思議なのは、どうしてこの選曲をしたのか、そしてなんでこんなリリースをしたのか、ということ。まず前者。普通こういう企画を立てるのなら絶対含まれるべき曲が入っていません。すなわち、Hooked On ClassicsあるいはHooked On Classics Part 1&2です。受け止め方は様々にせよ、最もヒットして、しかも有名な曲をたくさんメドレーしてあるこの曲をわざわざ外す意味はあったのでしょうか。そういう目で見れば、セカンドアルバムからシングルカットされたIf You Know Souza And Friendsも入ってませんね。
それから後者。86年の録音をどうして10年以上してから売り出したのか。どうしてHooked On Classicsというタイトル(タイトルだけではカバーなのかどうかもよくわからない)で売ったのか。なんだか、お客が勘違いして買っていくのを期待して発売したような気がするのは勘ぐり過ぎでしょうか。そうなると、収録曲もわざとコンピレーション(興味のない方はご存知ないでしょうが、Hooked On Classicsシリーズから適当に抜き出したコンピレーションが、とっくにカタログ削除になったものも含めればたくさん売られています)に入りにくい曲を選んだのかも?
でも、Louisが指揮したまともなコンサートをCD化してほしいなと思います。
なお、スロバキア語なのか意図的なのかケアレスミスなのか判然としませんが、Loius Clarkと書かれています。御丁寧に3箇所に!
Hooked on Baroque
Hooked on Bach
Hooked on Mozart
Hooked on Romance
Also sprach Zarathustra
Can't stop the Classics II
Hooked on Classics III
Journey through the Classics

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