「From Croydon To Cuba... An Anthology by Kirsty MacColl (part 2)」
その他のレビュー(音楽)
全体をレビューするのはまだまだ先になりそう

CD3枚を通して聴いた後、3枚目を何度か繰り返して聴いていました。このディスクには私が大好きなTitanic Daysが入っているのもあるのですが、彼女の墓碑銘を見てからSoho Squareに改めて感動したというのが大きいのでした。ライナーはまだ拾い読みしかできていませんが、生前に発表されたコンピレーションGaloreからこの曲は漏れていました。しかし、発売後どうしてこの曲が入っていないのかというファンの声が上がり、Kirstyは大変戸惑ったそうです。ただ、よく見ると墓碑銘は多少言い回しを変えてありました。
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(CD)
それから、CarolineはGaloreの目玉として収録された新曲でしたが、当時、「この人はその気になればこれくらいのポップソングは簡単に書いてしまえる人なんだ」と感心した覚えがあります。ただ私にとっては残念なことに、Kirstyはカリビアンミュージックの方に行ってしまって、そこから天に召されてしまったのでした。ですが、このアンソロジーでは後半がラテンづくしになるようなこともなく、しっとりとした曲も含めて聴きやすい(私にとっては!)内容になっていました。
それで再度1枚目に戻ったのですが、They Don't KnowとYou Caught Me Outを繰り返し聴いているのでなかなか先に進めません。Tracey Ullmanがカバーした曲としてはこの2曲とTerryかと思いますが、They Don't KnowとTerryはふたりのバージョンは双子のようによく似ており、とりわけThey Don't Knowは同じカラオケで歌ったかのようにアレンジまでそっくりです。曲のハイライトというべき"baby!"というパートは、どうも同じ声のように聞こえますので、TraceyのバージョンでもKirstyが歌っていたんでしょうかね。そういうわけで、You Caught Me Outもそっくりのバージョンが聴けると予想していました。ところが、これが結構違っていたわけです。ライナーによると、Boomtown Ratsと一緒に録音したものの、発売前にStiffから離れてしまったので発売はなされなかったと書いてあります。どこが違うかといって、Traceyバージョンみたいに「とにかく明るくてポップならいいんでしょ」というアレンジではないのでした。どちらがいいかといえば決めるのは難しいのですが、Kirstyバージョンも味があって面白いです。そもそもこの曲は別れの曲みたいですからね(TraceyといえばBreakawayもそうですわな)。

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