「Inside The Electric Light Orchestra 1970-1973」
レビュー(ELO関連)
感動と落胆

以前に触れたELOのごく初期に関してまとめられたDVDです。現在UK盤が発売されていて、近日US盤が発売される見込みです。今のところ国内盤が出るという話は聞きませんが、どなたか情報お持ちですか? とりあえず現在はUKとUSの選択があるわけですが、もし買うとするならどっちを買うかはその人の趣味でしょう。私は旧iBookをリージョン1専用にしてあるので、US盤も普通に見ることはできるのですが、マシンパワーに劣るので今回はUK盤を購入し、それをリ*ピ*グしてD*D*Rにコンバートするのを試してみたらうまくいきました。ただ、手元に5.1chを再生する環境がないので、このやり方で5.1再生が維持されているのかどうかは不明です。もし維持されないのなら、リージョンフリーのDVDプレイヤを買うのが一番なのでしょうが。
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(CD)
さて、DVDの内容としては、既に
こちらのサイトで感想を読んだ後でしたので、覚悟ができていたのですが、よくもまあこれだけいらいらする商品を作ってくれたことよというのが本音です。正直、映像は無茶苦茶きれいです。30年以上前のテレビ放送の映像がこれだけきれいな形で残っていたというのには、感動すらします。Moveの映像にしても、先日日本で放送されたColour Me Popがきれいで驚いたのですが、それがさらに美しくなっています。Beat ClubでのWild Tiger Womanなんて、これまでノイズの方が多いくらいの映像を見ていたのが馬鹿馬鹿しく思えるほどです。ELOについても同様で、Set Of Sixに由来するライブ映像は素晴らしいとしか言えません。なんといっても、メンバーの表情が手に取るようにわかります。なんだかMelvynみたいなチェロ奏者がいると思ったら実は髭を生やしていないHughだったり、とても面白いです。In Old England Town(というか、Jeff's Boogie No.2)では、RichardとBill Huntがback-to-backでピアノとオルガンを弾いています。当時のELOで、ベース、ピアノ、ホルンをどのようにシェアしていたかとかが理解しやすい映像です。Royは髪の毛が真っ白な上にローブのような衣装を着ており、年齢不詳で表情すらうかがえません。もちろん音声の方もクリアであり、Set Of SixはこれまでSet At Sixというタイトルでブートレッグ化されていたものが、充分鑑賞に堪える音として聴くことができます。Royの話に戻りますが、Whisper In The Nightがより魅惑的に響きます。
それなのにそれなのにです。このDVDのプロデューサーは評論家たちのコメントや解説をそこここにはさみまくります。せっかく曲が面白くなってきたところで、画像は別人になるわ音もバックグラウンドにいってしまうわで、フラストレーションがたまります。もちろん、解説を聞かせるのがこのDVDの趣旨でしょうから、それをいらないというのは筋違いなのでしょうが、非常にもったいないです。
ただ、こういうアーカイヴが存在するということは、今後オフィシャルに映像アンソロジーが出現する可能性を感じさせてくれます。
さらに、実は
ELO Networkで読んだのですが、この企画でCDも出ているようです。さてはてどうしたものでしょうか。同じ編集ならいらないけれど、余計な音声が入らないのなら買う価値充分でしょうか。

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