面白さもアンノウンのまま終わってしまった
2006年のアメリカ映画で、主演はジェームズ・カヴィーゼル。倉庫の中でひとりまたひとりと目覚める5人の男達は、みな記憶を失っていて、どうしてここにいるのか、誰が敵で誰が味方かわからないという映画。
ストーリーです。倉庫の中でひとりの男が意識喪失から目覚めます。しかし、彼は意識どころか記憶まで失っており、自分が誰でどうしてここにいるのかもわかりません。周囲には他に4人の男が意識を失っています。彼らが誰かもわかりません。しかも、この倉庫には鍵がかかっていて、どうやったら出られるかもわかりません。そこへ電話がかかってきて、声の主は彼が誰かがわかっているように語りかけてきます。そうするうち、他の4人が次々目覚めていきます。4人とも記憶がありません。落ちていた新聞記事から、5人のうちふたりは誘拐事件の被害者であることがわかります。また、記憶喪失の理由は倉庫内に置かれていたガスの影響であることがわかっていきます。そこへ誘拐事件の首領からの電話。夕暮れに首領が帰ってくれば、人質は殺されてしまう可能性が大。誰を信じたらいいのか、自分は被害者なのか加害者なのか・・・
ええと、最初は面白かったです。ただ、それぞれの記憶がフラッシュバックという形で戻ってくるのですが、作っている側はあれで充分な情報を提供しているつもりでも、見ているとなにが提示されたのか把握しきれないところもあり、だんだんとわけがわからなくなっていくのでありました。ここで、もう一度最初から見直してやろうと思えるような映画なら(面白かったかどうかは別にして「ジャケット」とか)、伏線に気付いたり、製作者の意図がわかったりするのですが、途中で面倒くさくなってしまいました。というわけで、椅子に縛りつけられていた男がどうして縛られなければならなかったのかは理解できず、また最初は人質ふたりと誘拐犯ふたりでひとり足りないとか言っていたのがどうして問題なくなったのかも納得できないまま。
記憶が戻ってくるのではなくて、物理的な証拠をつなぎあわせて真相が明らかになる話の方が良かったな。最後の最後も、製作陣がほくそえんでいるのが見えそうですが、どうも説明不足で「驚かされきらない」印象あり。☆☆☆でした。

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