シリーズ物らしくマンネリの道を
2007年のフランス映画で、主演はサミー・ナセリとフレデリック・ディファンタール。ハリウッドでもリメイクされたシリーズの4作目で、スピード狂タクシー運転手とへっぽこ警官のペアがどたばたしながら大事件を解決するというお話。
ストーリーです。改造プジョーで時速300Km超を叩き出すタクシー運転手ダニエル(ナセリ)と、相変わらず失敗ばかりしている警官エミリアン(ディファンタール)は、ともに子供も大きくなり、マルセイユで仲良く暮らしています。ところがベルギーから凶悪犯が移送されてきて、コンゴに移送するまで身柄を預かることになります。マルセイユ警察は例によって署長からして変人揃い。結局エミリアンの誤認で犯人を釈放してしまいます・・・
同じシリーズ物といっても、主人公と周囲の人物だけが共通でほとんどフレッシュな状態で話が始まるもの、主要登場人物は概ね同じでゲストのような形で新キャラクターが登場するもの、その他にもいろいろあるでしょうが、この映画では後者のスタイルを選択しています(これに対し、「トランスポーター」は前者ですね)。ちょうど「ポリス・アカデミー」みたいな感じで、まあ同じようにマンネリが進んでいます。
ただ、こういうマンネリは決して嫌いじゃないので、でき上がったキャラクターを使って遊んでいるというのは、許してしまうのです。ただ、主役の筈のダニエルがあまりストーリーに絡んでこず、むりやり接点を作っているような感があります。評価は☆☆☆。