「Indiana Jones And The Kingdom Of The Crystal Skull(インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国)」
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こういうものだと思ったら面白かった
現在公開中のアメリカ映画で、主演はハリソン・フォード。言わずと知れた冒険活劇シリーズの続編で、前作から 年ぶりの公開となりました。このシリーズ、特に第1作はルーカスとスピルバーグが娯楽映画のエッセンスを惜しみなくつぎ込んだ傑作だと考えておりますので、テレビ放映など待たずに是非映画館で見ようと思っていたのです。諸般の事情でシネマコンプレックスの一画で見ることになり、スクリーンはもひとつ大きくなかったのですが。
なお、後半ではそれなりにネタバレしています。
ストーリーです。インディ・ジョーンズ教授(フォード)の活躍もあって(?)ナチスドイツ打倒を果たしたアメリカですが、1950年代も半ばを過ぎ、ソ連が一方の雄として立ちはだかります。ソ連はスパルコ大佐を中心とする特殊部隊を潜入させ、アメリカが秘蔵するオカルト兵器を入手しようとします。一方、インディは赤狩りに巻き込まれて大学を追われ、ドイツに去ろうとしますが、その前にマットという若者が登場します。インディの旧友であるオクスリー教授、そしてマットの母親が南米で窮地に立たされているというのです・・・
この映画の感想はbitter sweetなところがあって、面白かったのは面白かったのですが、それが映画単体としてのできが良かったからなのかというと、決してそうとは言えないという、なんとも複雑な気持ちにならざるを得ません。
楽しめたポイントとしては、これまでのシリーズのお約束(冒頭のパラマウントの山とか、蛇を怖がるインディとか、苦労して宝物を手に入れたらすぐに奪われるとか)が抑えられていった上に、ヒロインとして「あの人」が出てくるとは思わなかった(ちなみに、私はトレイラーを一回見た以上の情報は全く仕入れずに見に行きました)こと。要するに、シリーズを続けて見ているので、「なるほど、そこでそう来るか」という楽しみ方ができたのです。
しかしその一方で、気になったところも多々ありました。映画の前半部分では、フォードの年齢的な衰え。ひょっとしたら、彼が再度冒険に旅立つまでは、わざと年寄りくさい姿勢・衣装・メイクになっていたのかも知れませんが、フォードの年齢がじかに伝わってくるようで、とにかく辛かったのです。そして、映画後半では、なんでそういう「宇宙人ネタ」に話をもっていかなければいけないかということ。しかも、手垢にまみれたイメージをそのまま映像化するのはいかがなものか。あれ、「頭が横に長い宇宙人」にしたら駄目だったのかなあ。このシリーズはもとからオカルト風味できたので、オカルトはOKなのですが、そこへ宇宙人を挟み込むのは違和感がありました。それから、アクション活劇でCGを多用されると白けるということ。ジャングル内のカーアクションシーンは長過ぎ。ターザンアクションは漫画。
評価は☆☆☆*です。