普通に始まって普通に終わる
2000年のアメリカ映画で、主演はブレンダン・フレイザーとエリザベス・ハーレイ。7つの望みと引き替えに女悪魔に魂を売った男のお話。
ストーリーです。エリオット(フレイザー)は場違いな言動をする男で、職場でも迷惑がられています。彼はアリソンという女性に恋心を抱いていますが、声すらかけたことがなく、全く眼中にない状態です。ふと、「望みが叶うなら全てを捧げる」と口にしてしまったところ、彼の前に妖艶な女悪魔(ハーレイ)が現れ、望みを叶える代わりに契約書にサインをすることを迫ります。アリソンと結婚したい思いでいっぱいのエリオットはこれに同意するのですが、彼に与えられた「新生活」は結婚しているだけで愛のない生活であり、しかも彼は南米の麻薬王という望みもしていない展開。彼はこれをキャンセルして別の望みを頼むのですが・・・
「口にした望みは叶えられるが、それ以外の部分ではとんでもない」というのは星新一さんはじめ、悪魔との契約ものではおなじみの展開であり、そういう点では極めてお決まりのストーリーを辿っていきます。最初は7つの望みがあったはずなのにだんだん数が少なくなっていき、いかに相手を出し抜くような望みをするかを考えても、悪魔の方が一枚上です。しかし最後にエリオットが望んだものが何だったのか、ストーリー上はそこだけが唯一の焦点ということが言えるでしょう。それが意外感があったかというと、私にとってはさほどでもなく、結果としてこの映画のプロットにはあまり感心することがありませんでした。
そうなると楽しみどころは主演のふたりを含めた登場人物のコスプレ(?)なんでしょうが、私は決してハーレイに思い入れもないので、あまり楽しめませんでした。ごく普通。☆☆☆。

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