ネイティヴじゃなくても面白かった
これもiPhoneアプリで、ジャンルとしてはワードパズルになるでしょう。スクラブルに着想を得たであろうものですが、iPhoneの操作性を見事に活かしており、とてもうまく作られたゲームといえます。惜しむらくは、日本において英語のワードパズルについてはどうしてもハードルが高いと思われがちなことでしょうか。
システムとしては、上述の如くスクラブルをご存知の方ならわかりやすいだろうと思います。画面にはアルファベットの書かれたタイルがランダムに配置されています。プレイヤーはこのタイルをつないで3文字以上の英単語を作ります。単語は搭載の辞書に収載されているものに限りますが、かなり語彙数は多そうです。活用形や複数形は使えますが、固有名詞や略語は使用不可です。JAPANという単語は使えるのですが、恐らく「日本」という意味ではなく、「漆器」という意味では普通名詞だからなのでしょう。感嘆詞は使用可能です。略語であっても既に一般名詞として成熟しているものは使える筈です(PHONEは使えましたし、試してはいませんがRADARは大丈夫だと思います---皆さん、「レーダー」が略語だって知っておられました?)。
単語を作れば得点が増えます。スコアの算出方法は5つの原則があります。1. 各々のアルファベットには固有の点数があります。使用頻度の高い文字(母音のほか、SやTなど)は点数が低く、使用頻度の低い文字(ZやQですが、このゲームにおいてはQは単独ではなくてQuという二文字でひとつのタイルになっている親切設計です)は点数が高くなっています。素点はこれらの合算になります。2. 文字数が長くなるほど点数は高くなります。ですから、三単現のSは付けた方が有利ですし、過去形や現在進行形、複数形、接頭辞などは積極的に探していくべきです。3. ゴールドタイルが時々現れますが、これを含めて単語を作ると、その枚数に応じてスコアが2倍、3倍になっていきます。4. ゴールドタイルを使った枚数に応じてレベルが上がっていき、レベルが進む方がスコアが高くなります。5. 下で示すような特殊タイルを使って単語を作れば、その枚数に応じたボーナスが加算されます。そうして、使ったタイルは消えて、ボードの上から新しいタイルが補充されます。
3文字以上で、辞書収載単語が豊富であることを考えれば、スコアさえ考えなければ永遠にプレイできそうにも見えます。それを防ぐために用意されているのがお邪魔タイルであり、ひとつは爆弾タイル。これは決められた手数内で消せなければプレイ終了となります。ひとつはウイルスタイル。これはプレイ終了に直接は影響しませんが、手数が回るたびに隣りのタイルの文字を変えていきます。それ以外にも複数手数でないと消せないタイルや、手数が回るたびに文字が変わるタイルもあります。
ある程度レベルが上がると、爆弾タイルが大量に降ってきます。これに対処するために、画面上部にどんなタイルが並んでいるかを見ながら作戦を立てていかなければならず、これがなかなか難しい。英語が得意とは言えないだけに、どれだけ楽しめるのかと不安ではありましたが、思いのほかはまってしまっています。あえてけちをつけるなら、考えてプレイするゲームなのでプレイ時間がとても長く、1ゲーム2時間くらいかかることもあります。
なお、ELOは使えません。XANADUはまだ試していません。

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