「A Certain Evening Light by Trembling Blue Stars」
その他のレビュー(音楽)
予想したほどではなかった。でも、それは悪いことではないのかも。

先日、最新作Seven Autumn Flowersについて書いたグループのベスト(?)です。?をつけたのは、Uncollected Recordingsと書かれていたからで、曲の質を云々しているわけではありません。また、このCDはShinkansenというレーベルから出ていますが、レーベル所在地はロンドンのようです。
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(CD)
さて、曲としては1996年から2002年にかけて、シングルなどで発表したものを集めてあるようです。1曲目、The Rainbowという曲ですが、イントロを聴いたところで期待感は最高に盛り上がりました。女性のボーカルで"Ooh, over the rainbow!"というのが、ポップ王道にびしばし来るのかと思い込んだわけです。ところが、その後を聴き進めていって妙にがっかり。曲のよしあし以前に、こういうアレンジは苦手だなあ。単音系のシンセサイザーを少しずつ混ぜた、スローテンポの曲です。いいたとえが見つかりませんが、所々に「ピッ」とか「ポッ」とかいう音が入る音楽です。
なんだかなあ、と思って聴き続けていると、シンセサイザーの少ない曲もたまにあり、そういう曲の方がいい感じです。具体的には7曲目のThough I Still Want To Fall Into Your Armsと14曲目のIt's Easier To Smileです。後者は特にストリングス(生ではないかも知れません)の入りが気持ちよく、この路線が続くなら他の曲も聴いてみたいと思うような内容(この曲は2002年の作品で、収録曲の中では再後期に属します)。
翻って考えてみると、Seven Autumn Flowersはシンセサイザーの使用はほとんど感じられず、どちらかといえばローファイな音楽でしたから、バンドの方向性としてはそういう路線を選んだのかも知れません。それは私の歓迎するところかも。というわけで次作には期待できるのでしょうか?

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