「Vulture Culture by Alan Parsons Project」
その他のレビュー(音楽)
部分部分をとればいいアルバムなのだが

もとは1984年に発売されたアルバムで、発売と同時に買った覚えがあります。ただ、これまでCDで買い直すことはなく、今回ようやく買い直した次第です。
Buy From Amazon:Vulture Culture
(CD)
正直なところ、Alan Parsons Projectといえば、好きなのかそうでもないのかどっちとも言えない微妙なバンドであり、多くのアルバムをLPとCDで持っている一方で、I, Robotだけは一回も聴いたことがなかったり、むちゃくちゃ好きな曲があるかと思ったら、どっちでもいいように感じる曲もあったりして、微妙なポジションにあります。このアルバムは、私が初めて買ったAmmonia Avenue(Don't Answer Me収録)と、相当好きなStereotomy(Limelight収録)の間にあるアルバムで、発売当初は何回も聴きました。ただ、当時LPで買ったもので、CD環境になるといきおい聴かなくなりましたし、買い直すのもずいぶん後になってしまいました。
なんというか、曲の印象としてはSooner Or Laterの印象しか残っていなかったのですが、今回こうやって聴きなおしてみて、結構感想は違ってきました。特にA面はそれなりにいい曲が揃っています。Let's Talk About Meにしても、Separate LivesやDays Are Numbersにしても、かっちり作られたメロディアスないい曲でした。もちろんSooner Or Laterは今でも好きです。さらにB面に行っても、クロージングのSame Old Sunも印象的な曲でした。ただ、全体通じてどうなのかというと、なんか「残らない」んです。それは好きとは言え前作のAmmonia Avenueも同じかも知れません。全体的なコンセプトが希薄に思えるからかも。その点Stereotomyは全体の雰囲気が統一されていて、一篇の映画を見ているような気にさせてくれたのですが。

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