ブログ紹介  

このブログは自分の趣味というかなんと言うか・・・・・。

暇潰しにはじめた小説ブログです。

自分は正直言うと小説より漫画が好きなのですが、物語を考えるのは好きなので、この場をお借りして物語を書いていきます。

ですから、暇な時に寄って見ていってやってください。

それから自分は高校生なので、文章力(?)が足りません。

というよりも高校生とは思えないかもしれませんが、なんとか頑張って書こうと思います。

しかし自分は三日坊主なので、いつまで続くのやら・・・・・・・
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2009/7/25

学級委員の仕事  

桐谷高校。
特に学力的は高くもないが、低くもない。
偏差値は52位だろう。
しかし、この高校は毎年サッカー部が盛んで、1年3組の学級委員の朝倉海斗はサッカー部期待の星である。

「朝倉!ちょっといいか?」
先生に呼び出された。
先生に呼び出される時は、必ず学級委員の仕事があるときだ。
「先生。何でしょう?」
海斗は尋ねた。
「入学してもう一ヶ月。そろそろクラスのメンバーは覚えたか?」
「ん〜・・・まぁ大体は。でも僕も学級委員として、早くクラスの人を覚えたいと思ってます。」
「ん。そうだな。そこでだ。うちのクラスの杉村、草壁、大沢、楠本の4人は知っているか?」
「えっ・・・はい・・・まぁ・・・。」
海斗がこの4人を覚えていたのは当たり前と言ってもいいかもしれない。
この4人は入学早々派手な格好、派手な髪の色をして入学式では堂々としていたのだから。
クラスの中でも浮いている感じだし、まさかこんなの4人が同じクラスなのかとガックリしたものだ。
おまけに入学したばかりだというのに、欠席や遅刻の量が半端ない。
「学級委員のお前に頼みがあるんだ。今度のボランティア活動の班をあいつらとやってほしいんだ。そんでもって絶対に参加させてくれ!」
「えっ」
そう。
来月(6月)の9日にボランティア活動というものがあり、その班を各クラスで決めて高校の地域を掃除する。
「悪いな。でもあいつら、先生が言っても聞く耳持たないんだ。クラスメートのお前なら、大丈夫かもしれない。」
「そうですかね。僕が言っても変わらないと思いますよ?それに僕も彼らは苦手だし。」
「そこを頼む!無理を承知なのは分かっているんだ!」
海斗は結局その先生の頼みを引き受けてしまった。
海斗はお願いされると断れない性格なのだ。

海斗は小さい頃から気も弱く、嫌なものをハッキリ嫌と言えない性格だったので、小学生の頃から中学2年までずっといじめられていた。
それでもこいつらのために死ぬものかと、どんなに酷いいじめを受けても死のうとは思わなかった。
先生も海斗の話に耳も傾けない人達ばっかだったので、学校生活はこんな感じで終わると諦めていた。
そんなとき、中3の時に雪本というひょろっとした感じの男子が転入してきた。
4月に早速トイレに呼び出されてクラスの人に水をかけられていると、彼が助けてくれた。
そして彼は海斗を怒鳴りつけた。
「嫌なら嫌と何故言わない!言葉が使えるのに何故使わない!」と。
最初は海斗も「何を偉そうに」と思ったが、彼は今度は落ち着いてこう続けた。
「君は言葉が使えるんだ。つまり喋れる。あいつら、君がやめろって言ったらビックリするんじゃねーか?」
彼は笑顔でそう言った。
海斗はそれがとてもかっこよく見えた。
その翌日。
海斗はまたいじめられそうになったが、「やめろ」と言えた。
流石にビックリしたようだ。
「生意気な」と殴りかかってきた1人を返り討ちにしたのは雪本だった。
相手のすねを蹴り、また海斗を助けてくれた。
「君、やるね!俺までスッキリしたよ」
「・・・俺はその倍スッキリした。ありがとう、雪本くん。」
こうして2人は仲良くなった。
雪本はそのクラスの学級委員をしていた。
海斗は今までこんなかっこいい学級委員に会ったことがないと思った。
これが、海斗が学級委員になろうと思ったきっかけである。

海斗は明日、あの4人に声をかけてみることにした。


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