先般入手したコスモスポーツ(L10B)の現状を、ざっと纏めてみたいと思います。
車台番号は、L10B−101××
初年度登録は1969年ですが、製造は1968年の終わり頃と思われます。
このクルマの命とも言える10A型ロータリーエンジン。
先日、オークラ病院に担ぎ込まれ、優秀な医師団が救命措置を施した結果、2時間ほどでエンジンは息を吹き返したそうです。
タンクは古いガソリンが入っており、サビ取り&コーティングも必須だと思われますので、フロントにぶら下げた別タンクから燃料フィルターの辺りにホースを繋ぎ、取り敢えずエンジンを掛かるようにしています。
エンジンの方は、なんと
一発始動!
このクルマは、前オーナーさんからエンジンをオーバーホールしたと聞いていましたが、どこのお店に依頼したかか判らないし、最後に車検が切れたのが平成6年であり、過度の期待はしていませんでした。
サバンナも19年の眠りから復活させ、問題なく1年は走らせましたが、白煙が酷かったので結局オークラさんでオーバーホールしてもらいました。
全く問題のないエンジンでも、腕のいい職人さんがキッチリ組みなおせば更に調子がよくなるのも体験済みでしたので、今回も問題なく動けばラッキーで、調子が悪ければオークラさんでもう一度組みなおしてもらおうと思ってました。
ところがギッチョン
このコスモスポーツは、点火系はフルトラが組んであるせいも多分に有ると思うのですが、サバンナと比べると、かなり短めのクランキングでお目覚めするのには驚きました。
クルマからは、エンジンをオーバーホールした時の手書きの請求書も入っていましたが、その時の走行距離から2000キロしか走ってませんでした。
しかも、高価なローターハウジングまで交換されていました。
ローターハウジングが新品で入手できた時でも2個で20万円してましたが、現在は入手不可能な部品なので超ラッキーでした。
ちなみに、その当時のローターハウジングは13万円で、請求額の総額は46万円でした。
結論から言えば、エンジン本体は全く問題なさそうで、あとはキャブをオーバーホールすれば更に調子よくなりそうです^^
綺麗な個体なら、新車のRX−8が買える金額になっているコスモスポーツですが、当然僕が買ったのは(買えたのは)仕上げ前のベース車両ですので、ボディには当然難が有ります。
サビ、腐り、穴。。。当然は有ります。
伝え聞いた話では、このクルマを初めて見たぬまちゃんの目にはボディが相当ヤレていると写ったそううですが、僕には比較的程度のいいレストアベース車にしか見えなかったのは僕の思考回路が変になっているのでしょうか?(笑)
僕の周りでは、相当シビアなコンディション(笑)のクルマが見事に蘇っているので、免疫は付いていますけどね(爆)
このコスモスポーツは、ドアの下部と左右フロントフェンダーやサイドシルの一部やリアウィンドウの下とかお約束の箇所は腐っています。。。
リアウィンド下部の腐り。。
サイドシルの腐り箇所。。。
アンダーフロアの状態は比較的綺麗なので「行ける」と判断しました。
比較的綺麗な、フロア下部
フロアカーペットをめくった所です。
極端な話、車台さえしっかりしていれば、外板はどうにもなります。
半分土に還ってたようなクルマも何台も蘇らせている、「広島で一番上手い某板金屋さん」にお金を積んで頼めば何とかなります。
(そのお金が問題ですが)
あと、千鳥格子の柄じゃないシートと、ホイールが純正でないのが残念。。。
黒いビニールレザーのシートも悪くないですが、チャンスがあれば本来の千鳥格子柄に戻したいですね^^
ホイールには、コスモAP用の純正アルミが。。。
もっとも、前オーナーさんが買った時は、マークT風の変なアルミ履いてたらしいので、まだマシですかね^^;
スペアタイヤには、その「変なアルミ」が載ってます^^;;;
これは、復活させるまでに、(特注で)新しいホイールを注文する予定なので、また紹介します。
それよりも痛いのはキーシリンダー。。
何故か、他車種流用のキーシリンダーが増設されているドア^^;
しかも、キーは日産車用^^;;;
マフラーもヘンテコな付き方してるので直さないと。。。
テールランプのリムは比較的いい状態でした^^
ダッシュは見たところ割れも有りません。
前オーナーさんの手で、マーシャルのフォグ&スポットランプが増設され、ヘッドライトもシビエのハロゲンランプに交換されていました^^
フォグランプが、フロントの開口部の一部を塞いでいるので、もしかしたら撤去するかもしれません。
以前からサバンナ用にフォグランプを探していたので、移設しても良いかな?(笑)
まぁ、先の長い話ではありますが、色々考えを巡らせている(妄想している?)瞬間が一番楽しいです^^