水を含んだ落ち葉は
森林の下に敷き詰められた
ふかふかの絨毯
ふかふかとした土を踏み締め
奥へと歩み進めて行くと
小鳥たちの囀りとともに
かすかに小川のせせらぎが聞こえる
それは小川というよりも
沢に近い川のせせらぎ
せせらぎの元にたどり着くと
白い花をつけた緑の葉たちが
清流に身をまかせ
水浴びしている妖精のように
川面を行き交う風たちと語っている
君は柔らかな木漏れ日を受け
みずみずしい葉や茎を伸ばし
自然の恵みを地下茎に蓄える
切なく辛い青春の涙と
麗しい甘美な愛の
二つを兼ね備えた山の幸は
山奥にひっそりと息づいて
優しくたたずむ沢ワサビ
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沢(水)ワサビのことを、擬人法を用いて表現してみました。綺麗な水で沢ワサビは育ちます。葉や茎は漬物やお浸し、醤油づけにしてお茶漬けに。根は擦り下ろして使いますが、辛さの中にも甘味があり日本の味ですね。個人的には陸(畑)ワサビより沢ワサビの方が好きです。


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