「赤福、比内地鶏も…偽装大国ニッポン、マンセー!」
政治

うその説明でごまかされた偽装が次々と判明した赤福(三重県伊勢市)。創業三百年の和菓子の老舗に、消費者からは「不二家と同じ。もう信じられない」と厳しい視線が注がれている。繰り返される行政の立ち入り検査や謝罪会見で、組織的とみられる偽装の全体像が徐々に明らかになってきた。
「『作りたてをその日に売る』はうそだった。できもしないことをアピールして売り込んだ責任は大きい。実際の消費期限を切れて食べた人もいたはず。消費者への完全な裏切りだ」。食の問題に詳しい名古屋短期大保育科の小川雄二教授(52)は厳しく批判した。
一連の問題の端緒となったのは「作りたて」をうたった赤福餅(もち)の冷凍の発覚。続いて、店頭で売れ残った返品の包装を替える「まき直し」が発覚。製造日・消費期限が一日ずらされて販売されたことになり、食の安全の軽視は、決定的となった。
スナック菓子や即席めんなど日持ちが長く、期限がすぎても食べられないわけではない「賞味期限」と違い、生ものなど五日以内に傷む加工品に表示される「消費期限」は衛生上、必ず守らなければならない。
食品衛生法違反に当たる偽装行為に、「さいわい健康被害が報告されていないのは、期限の余裕に救われたかたちだ」と県薬務食品室は指摘する。
「消費期限」は、生産メーカーが自社か外部機関で細菌繁殖や味を検査し、安全とされた日数を基に決める。赤福餅は製造日を含め夏場四日、冬場五日が安全の限度といい、会社は消費期限をそれより短い夏場二日、冬場三日と定めた。二日ほどの余裕があるとはいえ、県薬務食品室は「いったん売店に並んだ商品は、どんな温度環境で変化を受けたか分からない」と、まき直しなどの偽装行為の危険性を説く。
このほか、売れ残りの餅を粉にして新しい赤福餅の原料とする再利用も明らかになった。しかも消費期限は最大で五日、経過していたという。
原料への再利用は、消費期限が切れていないうちは再加熱で加工すれば違法でないが、愛知県内の和菓子業の組合役員は「五日も期限切れを使うとは」と驚きを隠さなかった。
(中日新聞より)
…老舗和菓子メーカーの最大手、伊勢の『赤福』までもが、北海道銘菓『白い恋人』と同様の愚を犯していたとは!原材料の再利用、消費(賞味)期限の偽装という行為は 「食べることは生きること」という食品に携わる立場にあるまじき行為です。
場合によっては、雑菌や微生物の混入、商品の劣化によって引き起こされる甚大な健康被害すら想定され得る事態であり、只事ならぬ問題です。
「ほまれの赤福」というブランドで、永年に渡り伊勢参宮のお土産品として全国的に親しまれて来た当該商品と、購入してくれた消費者に対し、これ以上ない冒涜でしょう。二度と食品の安全性や信用を失う行為があってはなりません。
と思っていたら…
比内地鶏と偽り出荷 大館の加工会社 薫製肉や卵製品 秋田県大館市二井田の食肉加工製造会社「比内鶏」(藤原誠一社長)が、鶏肉ブランドの「比内地鶏」を使用しているように見せかけ、採卵用の鶏肉を使って肉の薫製などの商品を製造、出荷していたことが20日、分かった。同社は秋田県の調査に事実関係を認め、17日に製造を中止し、商品の回収を進めている。景品表示法などに違反する疑いがあり、県は公正取引委員会などと協議し、調査を続ける。
県と同社によると、比内地鶏使用を偽装していたのは「くんせいロール」「くんせいスライス」「くんせいたまご」の3商品。製品化する際、周辺農家や同社内などで飼養している地鶏ではない鶏の卵と肉を加工。パッケージの商品名に「比内地鶏」をうたい、原材料名の欄には「鶏肉」と表示していた。原料の鶏は年間数万羽仕入れていた。
県の調べに藤原社長は、「社長に就任した1997年の時点で偽装を認識していた」と証言。同社は創業した1985年1月の製造方法を受け継いでおり、創業時から不正があった疑いがあることも認めている。商品は県内や関東圏を中心に販売されている。同社の昨年度の売上高は約3億5000万円。
同社の石川徹監査役は20日、取材に対し「消費者の信頼を裏切り、誠に申し訳ない。早急に商品回収を進めたい」と話した。
県北秋田地域振興局に15日、匿名で「薫製の肉や卵に比内地鶏以外の鶏を使用しているので調査してほしい」との通報があり、大館保健所は16日、食品衛生法に基づく立ち入り調査を実施。20日には県が景品表示法、日本農林規格(JAS)法に基づく調査を行った。
県生活環境文化部の加藤雅広部長は「事態の重要性を考慮し、立ち入り調査に踏み切った。事実関係を速やかに明らかにすることが信頼回復につながる」と話した。
…一体、私達消費者は何を信じたら良いのか?何を食べたら良いのか?
上記の「比内鶏」では、加えて消費期限の改竄を行っていた事実も濃厚となり、この問題は「比内地鶏」ブランド全体の失墜にまで影響しており、風評被害も懸念されます。
なお、本日食肉加工会社『ミートホープ』社の元社長らも遂に逮捕されました。