アーチベンドとは?
ここに書いてあるように一般的なスキーにはアーチベンドというカーブが付与されてます。
理由は前回書いたように、力をトップからテールまで伝えるためです。(均等とは限らない)
オガサカボードにおいて、フロント・リアそれぞれ単体にはわずかなアーチベンドしか付与されていません。
加藤さん・
アンソニー参照)
これはフレームにセットする段階でアーチベンドを付与し、2枚で1枚のボードとなるように開発されたからだと思われます。
絶対必要なの?
パウダー専用では逆にカーブ(トップとテールがおもいっきり反っている)しているスキーもあります。
(先日ニセコで見かけて初めて見た)
これはごく限られた用途で有効というわけで、「毎日腰パウです!パウダーでしか滑りません!」っていう人以外は使えない板だといえます。
逆にいえば、通常の用途のスキーやボードにはアーチベンドが付与されているのが標準的ともいえます。
そうするべき?
オガサカボードについてしか分かりませんが、基本設計がアーチベンドを前提としたもの(と思われるし、開発者も推奨)なので、したほうがいいとおもいます。
逆に言うと、完全フラット状態ではトップとテールのエッジに力が加わりにくく、有効エッジが短くなり、不安定でズルズルターンになりやすいと言えます。
意味あるの?
ボードの性能向上、ボードアタッチメントの進化によってずいぶんしなるようになってきましたが、まだまだスキーのようにはしなりません。これは構造的な問題もあります。
しかし、スクートを倒して角づけすると、トップとテールのエッジが雪面に食い込み、ボードがたわみ・ねじれることで、エッジが曲線を描き、板がターンしていきます。
このときトーションが強い(ねじれにくい)板はエッジの食いつきがよく、高速でも安定性しますが、しっかり荷重出来なければ曲がらない板になってしまいます。(アルペン、カービング重視)
逆にトーションが弱い(ねじれやすい)板はエッジが抜けやすく、高速安定性はありませんが、ずらしやすいので、どちらかというと初心者でも扱いやすい板といえます。(取り回しやすい、フリースタイル系)
ずらしやすさを求める人は完全フラット
切れや高速安定性を求める人はアーチベンドを付与する意味はあるとおもいます。
ちょっと話はそれますが・・・
2年前までのsunn(現ウェイラー)はB/E/F/Cと4種類のボードラインナップがありました。
全てシェイプは同じですが、トーションとフレックスを変えることで、性能を変えていました。
一方、jykkはフロント/リアの組み合わせもありますが、R/F/Aともシェイプが異なります。
トーションとフレックスも変えているでしょう。
ボードはしなり(フレックス)とねじれ(トーション)とシェイプ(サイドカーブなどの形状)のバランスで性質が変わるということが、ポイントです。
スクートのボードはしなりにくいので、トーションとシェイプでうまく補ってあげる必要があるということです。
長くなったので、いったん切ります。
3につづきます。

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