2017/6/21  22:40

主流と傍流 終  政治
白河以北一山百文」なる表現がある。「白河の関所より北の土地は、一山で百文にしかならない荒れ地ばかり」というかなり東北地方を侮蔑した表現。「戊辰戦争」では、新政府軍を率いた主に薩長が、会津藩を滅ぼした。政府軍・官軍は会津からかなり北上したと思う。(この項目推敲します)

今の安倍晋三内閣の官房長官・菅義偉は、秋田県出身でいわゆる賊軍なのか。集団就職が出発点、その出世物語は前回記述した。安倍晋三は、その官軍、長州の山口県出身だ。今でこそ官邸の主で権力を握っているが、その出自は雑駁な議論だが傍流だと思う。主流は官立の帝国大学を卒業して明治時代末期には早くも成立していた東大閥だ。

安倍首相の祖父・岸信介の伯父は松岡洋右。アメリカの三流大学の出身だから傍流を余儀なくされた。パリ講和会議など活躍したが、松岡は外務省を20年で辞めている。政治家になってからは東大閥の幣原喜重郎と対立した。そこには三菱vs三井も絡む。松岡が山口県出身でも長州閥の陸軍を阻止できなかった。

筆者の定義はあくまで主流は、熾烈な試験で勝ち上がってきたゆえに霞ヶ関官庁の官僚群と認識する。法律に知悉、許認可を握るから日本を動かす上では主流・本流。政治の世界でのし上がってきた者とは根本的対立があるということ。

添付の本は丁寧に読み返す。官軍出身の薩長が太平洋戦争を始めて、賊軍といわれた関東・東北の出身の軍人が戦争を終わらせた、という記述。昭和史の専門家が言うなら説得力がある。でも薩長を立上がらせた原因は、265年の特異な徳川体制だ。薩長に賊軍と決めつけられても当然だ。

月末の仕事の原稿が到着。ブログは暫時休みます。この項目推敲します。

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2017/6/20  22:32

主流と傍流05  政治
岡山理科大の獣医学部開設に、「総理のご意向」の文書があって且つ辞めさせられた事務次官・前川喜平の「行政は歪められた」の発言があって、これが完全に疑惑に格上げされて!?多分、朝日・毎日新聞の一面を賑わしている。でもそれが連日キャンペーンにされるほどのスキャンダルなのか。日本の内向きの政界に多分大喜びしている国があるに違いない。

近所に住むおばちゃん(とはいっても筆者より年下)が三日置きにくらいに何らかの惣菜を持ってくれて雑談をする。おばちゃんは秋田県の出身、そこで秋田県雄勝(おがち)町出身の内閣官房長官・菅義偉(すがよしひで)のサクセスストーリーを筆者が讃えたのだが、あまり通用しなかった。結論として安倍晋三首相は、顔を見るのも嫌で(菅義偉はどうなのか)民進党の蓮舫がいいと宣わられてしまった。多分朝日新聞の一面のような主義主張で、政治家を好き嫌いで判断すれば何とでも言える。

顔の好き嫌いで云えば、自民党なら法務大臣を首になった墨田区選出の松島みどりなどアングラ劇団の女優のようで天は二物を与えない。網タイツの女王・稲田朋美の防衛大臣は言語道断。民進党の蓮舫も辻元清美もそのヘアスタイルが気持ち悪い。だが好き嫌いは個人攻撃、もう止めよう。蓮舫は日本人と結婚したのだから村田蓮舫と名乗るべき。二重国籍は解消したのか。

 午後八時直ちに当確の菅(すが)義偉、最後の当確は菅(かん)と言ふなり

これは平成26年12月の総選挙のときのこと。投票が締め切られて開票速報がスタートした瞬間、官房長官の菅義偉には当確が出た。日付が変わった夜半に漸く比例区で最後の当確が出たのが、元総理の菅直人、民主党に期待しない象徴的な現実だった。

平成21年の総選挙で当時の民主党が310議席の大台で圧勝した。神奈川県の選挙区で、500票差で辛うじて勝利をつかんだのが自民党の菅義偉。この官房長官の傲岸不遜な態度はどうでもいい。高卒後、ダンボール工場で働きながら法政大学夜間部を卒業、神奈川県横浜市の保土ヶ谷選挙区を地盤とする小此木彦三郎の秘書を経験。二期8年の市会議員を経験して力を蓄えた。41回総選挙(平成08年)から連続7回当選している。官房長官は安倍政権で連続5期。

自民党の実力者にまで上り詰めたが、今回、霞ヶ関官庁の人事権を恣にしていたが「天下り問題」で辞めさせた按配の前川喜平に抵抗されてしまった。「行政を歪められてしまった」はインパクトがある。安倍晋三総理大臣も「長年の友人のために口利きをした」かのように、大きなメディアに連日報道されれば、反自民、反権力の人にはインパクトがある。でもそれはあまりにも“内向き”だと思う。

四方を海に囲まれた日本は、同じ島国でもイギリス・ロンドンのテロには無頓着。中東難民によってテロが多発している。反難民の事件も起きている。日本の内向きの政治に喜んでいるのが、隣国・中国。尖閣諸島周辺では中国の公船の資源探査が常態化、北海道では水資源の良い処を中心に土地を買い漁られている。北朝鮮では核施設が150ヶ所もあると報じられている。国際的誘拐の日本人拉致問題と加計問題とどちらが先か。

加計問題?は本当に疑惑なのか。北朝鮮のミサイルand核は見て見ぬふりなのか!? 反左翼雑誌の読み過ぎと言わればそれも「郁子なるかな」。

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2017/6/17  22:39

主流と傍流04  政治
自民党一強時代だそうで親自民の国民(筆者は親自民ではない。「日本のこころ」支持)・メディアには嬉しく、反自民の国民・メディアは、何とか失点を捜しているのが現状。真実は解らないが、岡山理科大の獣医学部開設は、反安倍政権には「総理のご意向」のフレーズが、インパクトがあった。でもそれは単純な正義論で現実論ではない気がする。

私学経営者と総理大臣が友人であろうとなかろうと、獣医学部開設は、四国四県が望むところで、だからこそ今治市が無償で土地を提供した。これを首都圏の“上から目線”で批判するのは自由だが、それが駄目なら過疎化の進む四国4県の農業事情、経済事情はどうなるのか。総理大臣の権力でそれが可能になったのならそれは歓迎すべきなのではないか。

文部省の裁量権、許認可権が強大なので総理がこれを打破して誘導してもいいように思う。ただし政治献金などがあったのならそれはアウトだ。獣医学部開設は、50年間も許可されなかったらしい。だから総理大臣の権力で“岩盤規制突破”が求められても仕方がない。加計孝太郎氏と友人の政治家は総理大臣だけではない。加計問題を検索していたら何と民進党も関わっていた。

岡山県の衆議院比例区で当選している民進党の高井崇志(たかいたかし)氏は、「中国、四国地方の獣医師が足りず、国家戦略特区を使って岩盤規制を突破するよう求めた」というから驚きだ。因みにこの議員は、東大法学部卒で民主党政権のときの法務大臣・江田五月元参議院議員の秘書を経験している。その江田氏も岡山を地盤とした。江田氏も大いに加計学園を後押ししているネットの記事も満載。江田氏も加計学園経営者とお友達だ。

産経新聞からの引用だが、通産省出身で現在、慶応大学大学院教授の岸博之氏は「事実を検証すれば明確に分かることが山ほどあるにも関わらず、『この問題はいかがわしい』という構図を無理やり、作り出そうとしている。前川喜平氏をヒーロー扱いし、問題の本質をすり替えようとするメディアには失望している」との元規制改革官僚の厳しい意見もある。総理のご意向でしか進まない「国家戦略特区」こそ主流と傍流の典型だ。

重ねて云うが権力の主流は許認可権・徴税権を握る霞ヶ関、それを打破したいのが内閣府・官邸の永田町だ。権力は政治家にあるがあくまで傍流、国民はその肝腎な処を嗅ぎ取っているから安倍政権の支持率はあまり動かない。

画像はネットより無断拝借だが、高井議員と蓮舫氏。まさか加計学園を見学しているのではないだろうね!!

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2017/6/16  22:05

主流と傍流03  政治
学校法人・加計学園問題は賑やかだ。「日曜赤旗」は、常に反権力だからこれは仕方ない。多分そうだろうと思うのは、官邸から疎んじられている朝日新聞の特徴だろうが≪総理大臣のご意向≫のフレーズは解り易くて、それもそうかと思ってしまうのが怖いところ。このいわゆるリベラルとされるメディアの政府攻撃は、霞ヶ関官庁の守旧派に味方しているように思ってしまう。

安倍首相は「戦略特区諮問会議」の議長だからいちばん権力を行使できる。だからいかにも総理大臣が権力を行使して“口利き”したかの報道は、まとも過ぎて違和感がある。それほどあからさまに友人のために総理大臣が、便宜を図るのだろうか。筆者の見解はあくまで天邪鬼、友人の加計孝太郎からうまく利用されているように思う。

今治市が土地を無償で提供して大学誘致を展開したのは、首都圏では一顧だにされないが中国・四国地域の過疎化なのではないか。今治と言えばタオル産業が有名だが、これだけでは若者には魅力がない。この過疎化が問題の本質にあるように思う。

「主流と傍流」と名付けて前者を霞ヶ関官庁、後者を首相官邸と色分けしてみたが、少し強引な気もした。だがそれも牽強付会でもなさそうだ。

少し考えすぎだが目下いちばんの権力者は、内閣府の菅義偉官房長官なのではないか。この人物は昭和23年生のいわゆる団塊の世代。ダンボール工場で働きながら法政大学夜間部で学び横浜市保土ヶ谷地区の自民党衆議院議員・小此木彦三郎の秘書となる、後は割愛。

筆者の持論は熾烈な戦いで衆議院に当選してきた政治家がいちばんの権力を握って当然と考える。その衆議院議員から選出されたのだから安倍晋三首相がいちばんの権力者だ。東大法学部・国家上級公務員試験・司法試験など熾烈なテストで勝ち上がってきた霞ヶ関官庁のエリート官僚でも、それは実務を担当するいわゆる事務方で行政府の権力者ではない。

内閣の権力を握る3人は成蹊大学・学習院大学・法政大学出身。霞が関の国立大学出身者と根本のところで大いなる差異がある。この学歴が影の主役だ。

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2017/6/14  22:35

主流と傍流02  政治
何だかカメラの「絞り」を絞って、シャッター速度を落として撮影した画像のような按配だが、それが今の政治の「加計問題」。そこだけに焦点を当てれば総理大臣とその私学経営者は友人なので如何にも、そこに総理大臣の誘導と忖度があったように思う。

筆者は、ここ数十年どんな選挙でも自民党に投票したことはないから自民党総裁=総理大臣が嫌がろうと困ろうと関係ない。加計問題は、焦点が鮮明な画像なら周囲・背景のボケたところはどんな按配か、それは知りたい。

平成19年の第一次政権で安倍晋三は多くのことを学んでいる。当時の農水大臣の松岡利勝が現職の大臣でありながら議員宿舎で首吊り自殺している。ここでその経緯は省く。それが引き金となって辞任したのなら尚更、誘導と政治献金などは慎重な筈。「加計学園の獣医学部新設」に、友人だからと言って口利きしたであろう、などは正に印象操作だろうと思う。四国に「獣医学部」のある大学は無いらしい。その新設も50年間絶えているのは、そうなのか。

調べたら何と平成21年の民主党政権時代にもう加計学園は、獣医学部を申請していたらしい。四国4県の知事が連名で要望したとある。鳩山政権は、教育特区のようだと申請は却下した。むろん却下したのは文科省。文科省は獣医師会の抵抗があったからとの由。前事務次官・前川喜平のリークした文書で政権を追及したのが民進党の玉木雄一郎、玉木は東大法学部の出身で元財務官僚。父親は香川県の獣医師副会長で、そこから政治献金もあった。加えて文科省の天下りに奔走した前川喜平は、「出会い系サイト」に頻繁に出入りしていて、現職のとき官邸に注意されたのが事実。この2点だけで加計問題の底が割れた気がする。

無償で土地を提供し、獣医学部を招致した愛媛県今治市は、面子丸つぶれだ。

主流はあくまで霞ヶ関、傍流は官僚の人事権を手にした官邸で改革派。これには総理大臣より官房長官の思惑が絡むと思う。

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2017/6/13  21:56

主流と傍流01  政治
最近のテレビ番組は、時間と金がかかるドラマ制作は半ば放棄している。だから民放各局は「ワイドショー」が花盛り。更に言えば局の方針に逆らわないコメンテーターの花盛りだろう。それらは殆ど見ないから文句は言えない。ただいけないのはNHKまで真似をして午後に3時間も時間をつぶしている。

目下の話題は、テレビ番組の案内では「安倍首相と加計学園」「小池百合子都知事問題」「北朝鮮問題」「トランプ大統領」の花盛り。筆者の私は、昼食時にはNHKニュースと共にTBSの「ひるおび」を13時までみる。

ほかに攻撃材料がないからと言えば、それもそうだが民進党は、安倍晋三首相と友人の加計孝太郎率いる「加計学園の獣医学部開設問題」に絞って攻撃中。新聞によっては反安倍政権・反自民だからこれほど攻撃しやすい問題も無いだろう。総理大臣と私学の理事長が友人であり、そうして文科省の元・事務次官が、政権に反旗を翻したならば“役者の揃い踏み”だ。売国奴とまで罵られて大ウソ報道にきちんと謝罪しない朝日新聞は、ここは政権に盾突く絶好の反撃のチャンスだ。それが可能な日本は、表現の自由があることになる。

天邪鬼の筆者は、ここは政治主導の内閣府と行政府のトップだった霞ヶ関省庁の戦いの一環が根にあるとみる。前者は「国家戦略特区」、後者は、従来の許認可権を持つ文科省。この構図は変わらないだろう。役人は自分たちの裁量権が脅かされれば総理大臣の意向には“面従腹背”だろうと思う。そこに権力の主流と傍流がある。主流は霞ヶ関、安倍晋三氏は傍流だと思うのが筆者の見方。

政権を担当していたとき旧・民主党は、霞ヶ関の面従腹背が身に染みているはずだと思うが、それも忘れている。とにかく前事務次官・前川喜平なる人物はかなり如何わしいと思う。安倍政権の弱点は、経済問題に決まっている。欧州の中東難民の自爆テロに無縁だから、攻めるも守るも長閑なものだ。

安倍政権の最大の失敗はこの大臣。網タイツの艶めかしい女性は、法律の専門家でも防衛大臣はいけない。尤も夏の改造内閣では間違いなくクビだ。女房と美人に弱いこの総理大臣は、外交でもなく内政でもない処に陥穽のある気がする。

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2017/6/8  22:20

テロ等準備罪  身辺世相
ここ半月ほど、新聞の見出しを見ると同じ一面なのに“相反する”ような報道に首を傾げることがある。それは「テロ等準備罪」が参議院で遅々として審議が進まないこと、欧州・中東ではテロが多発して多くの死者が出ていることにある。日本には中東難民或いはイスラム教過激派など皆無だから呑気なことを言っているように思う。今日の一面では、46年前の昭和46年に起きた「渋谷事件」の過激派の殺人容疑者が逮捕されたことも報道されている。これなど公安当局の地道な捜査の賜物だろう。

相反すると思う報道に最初に違和感を思えたのは05月24日の見出しだった。イギリスのマンチェスターで自爆テロがあり、22人が死亡。日本では「テロ等準備罪」が大騒ぎの末、衆議院本会議で可決されたとある。その後、更にロンドン、シリア、アフガニスタン、オーストラリア、イラン等々のテロ犯罪。数年前にはベルギー、フランスでのテロ事件が記憶にある。日本でも平成20年に「秋葉原殺傷事件」があった。日本の場合は「自爆テロ」はない。「秋葉原事件」も「池田小事件」も個人が犯した残虐事件なのでこれは防ぎようがない。

この法律、いわゆる「共謀罪」は、「犯罪組織が犯罪の計画を立てた段階で罪になる」というから単純に受け取れば個人には関係ないことになる。拡大解釈か印象操作か、日本共産党の権力批判は解るが、自民一強内閣に民進党は、あくまでも戦前の治安維持法と同じだと喧しい。メディアの見出しになり易いからと言って「居酒屋で上司を殴りたいと話し合っただけで捕まる」に至っては、「森の中の枝葉」理論で、これは印象操作の類と内閣に云われれば、それもそうだと思う。

最近の残虐な幼児・若い女性の殺人や交通事故は、防犯カメラ・監視カメラの解析から解決することが多い。「テロ等準備罪」に反対する人達や文化人は、この監視カメラ社会の存在や「日本に自爆テロは有るか否か」をどう考えているのか、聞きたいものだ。

日本の「組織犯罪処罰法改正案」に反対する国際ペン会長のメキシコでは麻薬犯罪組織に報道記者殺害が多発して止まないらしい。日本ペンクラブの浅田次郎会長もこれに異を唱えたが、保守派の百田尚樹氏の講演会がいわゆる左翼の強力な圧力で中止に追い込まれた。

左翼文化人の言論が妨害されると朝日新聞・毎日新聞などが大騒ぎするが、内閣支持の読売・産経新聞の政権寄りの姿勢には批判」が多い。日本ペンクラブ会長のエンターテインメントの作家でも警鐘を鳴らすようだ。戦前の治安維持法が復活するかの如き報道は現実を見ていない。現代の警察や公安は一般人に目をつける物理的余裕はない。権力の横暴をチェックするのはメディアの仕事だが、昔も今も常に内向きで外には背を向ける。国家は、日本に根を張る“全体主義国家”の諜報活動を見張ることに力を注ぐべきだ。目に見えないサイバー攻撃には、権力者も反権力者もずいぶんと大人しい。見て見ぬふりだから見えぬところに魑魅魍魎が跋扈している。

 共謀する友とて無きにコンビニの防犯カメラにVサインを出す

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2017/6/6  23:25

契約破棄  身辺些事
今から4年前の09月から許可されていた「小規模多機能型居宅介護」施設の訪問介護を5月末で止めた。筆者本人は一ヶ月4〜5回の訪問介護で6000円弱の支払いだが、全体としてその10倍、6万円弱を支払っているのは介護保険なのだろう。その仕組みは利用者の本人でもよく知らない。だが6万円の収入が介護施設にはある。半分の3万円がマネージャー料。

週に一度、火曜日の午前10時に介護士(女性のみ、男性お断り)が来る。居宅介護にしてもたった45分間で頼めるのは「買物」と「室内の掃除」くらいのもの。質の悪い血圧計で繰り返し測定したらそこで体温測定と共に10分は経過する。そうなると残りの時間に頼むことは限られてくる。腰椎を痛めて杖をつく前期高齢者には、じつはタイヘンなことは買物や掃除ではない。買物をすればゴミが出る。朝、限られた時間内にゴミを出す事は、その日が降雨でもあれば、甚だ困難なことにある。

4年間弱、世話になったが契約を破棄したのは、水曜日朝の「プラクル・ペットボトル」の“ゴミ出し”を断られたからである。ヘルパーの来る火曜日に出してほしいとお願いしたら、前日なら違反行為だとのたまわられる。つまり「要支援」を頼む本人に困ったことがあっても本人よりも、その地域の小さな規則が優先するらしい。これはどういう了見なのか。買物、掃除などは、生活上自分でもできること。買物・掃除をすればゴミが出るということ。

何のための訪問介護か、筆者は記憶力は低下しているが、まだ認知症ではない。腰が悪いが車の運転は午前中なら可能。それもできなくなれば、頼むしかないが、介護施設の杓子定規を地でいった対応に何だかバカバカしくなった。城山三郎の小説の題名っぽくなった!が「もう君には頼まない」。

添付は、先日「正岡子規展」をみた神奈川近代文学館への「霧笛橋」。

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2017/6/4  22:58

西村賢太  読書
2011・平成23年の芥川龍之介賞受賞の『苦役列車』を読んだ。だいたい芥川賞受賞作品はツマラナイが、この小説も内容はどうということは無いが、一気に読んだ。作者西村賢太は、いわゆる私小説作家で、自分を曝け出している。中卒の学歴で逮捕歴があり、父親は性犯罪で逮捕されて、これが元で両親は離婚している。「苦役列車」は、ある選考委員が「古い器に悪酔いする酒を注いだようなもの」と言っている。明らかに私生活を赤裸々に表現した小説。

その芥川賞は、「文藝春秋」の主催。定期購読しているこの月刊誌は、平成時代に入ってから意欲的な「昭和史」「太平洋戦争」関連が多いのでよく読んでいる。さすがにここ10年分の月刊誌は溜りすぎた。昭和史の重要な史料ともなる号は残して他は処分することにした。芥川龍之介賞は、半年に一度の選考だから20回あることになる。今頃、6年前受賞の作品を読んだのが真相。

芥川賞作品は純文学に与えられ、芸術性と話題性に富むが、評判の割にはツマラナイ小説が多い。その作品以外には、それ以上売れない作家は数多いる。評判になった又吉直樹の「火花」は読んでいない。

西村は、若い頃から日雇い労働が中心で「その日暮らし」は事実だったらしい。芥川賞受賞までは月収17〜18万円だったが、受賞後は3ケタ違う5000万円を手にしたらしいから才能は一気に開花したことになる。今では、その著書は多数。もう生活には困らないだろうし、「フーゾク通い」にも困らないだろう。小説読破の感想は後日。

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2017/6/2  21:48

アテオス  身辺些事
定年以来通院している近所のクリニック。ついに糖尿病の門を叩いて入口に差し掛かったようで、新しい処方箋が出た。

定年前までは、東京神田の勤務先近くの「キリスト教診療所」で「心房細動」の薬を処方されていたが、今は近所のクリニックで4種類の薬を処方されている。すなわち「脈を整える薬」「血栓を作らない薬」「血糖をコントロールする薬」「睡眠誘導剤」だった。一昨年暮れから禁煙したせいか、その分甘いモノなどの飲食が増えたせいか、体重は、それほど変化はないが、いわゆる“おなかポッコリ”の体形になって血糖値も上昇してしまった。

今回、処方されたのは糖尿病の「インスリン」ではないが、これを促す注射薬。週に2回、お腹or太腿に自分で、細長い吸引機のような按配の注射を打つ。筒状の部分を肌に当て、注入部分を押すだけだから痛くはないらしい。「アテオス」と尤もらしい名だが、“当てて押す”からとは好い加減な名前だ。とにかく血糖値を下げる薬なのは間違いない。飲酒は元々しない生活だが、筋肉鍛錬の運動不足と共に、母型の脳梗塞や心臓病の体質なのは、これも間違いないだろう。これも運命だ。

今日は一日、城山三郎・大岡昇平・司馬遼太郎・松本清張の対談集を徹底的に読んだ。むろん内容は、太平洋戦争関連の記述に時間を割いた。司馬の「この国のかたち」も再読している。

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