2017/10/18  22:14

期日前投票02  政治
「真骨頂を極める」とは他人への評価を言うのだが、天邪鬼たる筆者の場合は、他人が言ってくれないので自分でいうことにする。それは政治への見方。天邪鬼の見方を自分で評価する。逆の逆は真なり、とも言うのか言わないのか。それは「希望の党」の小池百合子への評価。小池の父親の知人である石原慎太郎に“厚化粧のオバサン”と言われて、その反目が、都知事へと圧勝させた。都議会選挙も自民党はコテンパンに負けてしまった。「希望の党」は、大旋風を巻き起こしたかに見えた。

風見鶏とも称される小池百合子は、民進党の議員を「リセット」「排除」の言葉で風向きが変わったことは、これは大いなる奢りというしかない。勢いで国政の党首になったが、民進党の大半の議員を手中にしたと思ったら、そうはいかなかったことになる。政治家の失言は、大いに流れを変えることになるのを実感した。だが「憲法改正」を踏絵にしたのは間違いではないと思う次第。

昨日は「期日前投票」をした。そこで投票目的?の日本共産党が放棄して協力を申し出たその「社民党」の悪口を書いた。序に立憲民主党の候補者は、福島原発を大事故にした「菅直人民主党政権」の主要なメンバーではないのか!と指摘した。だから多分選挙後は「憲法改正反対」が党是となるのではないか。小池百合子に排除されて落選確実なのに、いわゆる逆風が吹いて、棚からぼた餅とはこういうことだろう。

読んでいないが、朝日・毎日・東京新聞は、安倍政権排除で小池百合子を持ち上げていた筈。月刊文藝春秋も週刊ポスト、週刊現代も小池ヨイショだった。「新潮45」や週刊新潮は反小池だった。週刊文春は「売れればいい」ので反小池。大いなる風見鶏の筆者は、親小池を卒業して反小池、転じて親小池にした。福島原発の事故は人災だ。菅直人・枝野幸男の立憲民主党は支持できない。

期日前投票では、当選は100%ない「希望の党」の候補者、比例区も希望の党に投票した。最高裁判事は、東大法学部出身の三人を罷免に×印をつけた。筆者の天邪鬼の視点と思想はここに極まれりだ。

添付は総武線両国駅の横綱のパネルを撮影。第65代横綱・貴乃花の手形。

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2017/10/17  22:00

期日前投票  政治
第48回総選挙の期日前投票をしてきた。この期日前投票は知られるところで本日、火曜日午後にも関わらず結構投票者が多かった。投票所は拙宅から歩いて2分、22日は公民館の体育館が使用されるにしても混雑する。ここ何回かは期日前に決めてある。筆者の私は、衆議院議員選挙は昭和42年以来、今回で18回目。ツマラナイことだが全て諳んじている。

神奈川県15区は、戦後すぐから河野一族の金城湯池、即ち河野一郎、河野洋平、河野太郎は落選する筈がなく常に選挙区の最高得票に近い。天邪鬼の筆者がここに投票する訳はない。話は飛ぶが、共産主義は20世紀の最悪の思想・政治だった。ソ連・中国・北朝鮮は多くの自国民を殺した。今の日本共産党は革命政党ではない。「日曜赤旗」も購読することだし日本共産党に投票しようと思っていたら何と驚くこと勿れ、候補者を立てず「社民党」が立候補してこれに同調するらしい。間違っても社民党は御免だ。

社民党は、筆者の認識では昭和の時代、“非武装中立”などという政界情勢から背を向けたまるで中学生のような政策を標榜した最悪の党だと認識している。まだ現状でも衆院2、参院2の議席がある。笑ってしまうのは、代表の吉田某が前回の参院選挙で落選している。議席の無い者が党代表なのだ。日本共産党は候補者を引き下げたのが理解し難くだらしない政党だ。

小池百合子の“削除”に反発して筋を通したと評価の高い「立憲民主党」だが何だかリベラル勢力とかで評判が高いが、それは「待って欲しい」。まだ国民は3・11の福島原発事故を忘れていない筈。その時の総理大臣は菅直人、官房長官は枝野幸男、厚労大臣は長妻昭。原発事故を拡大したのは、民主党政権ではないのか。

当時の「TVタックル」で時事川柳を紹介していた。
「枝野寝ろ石原黙れ菅起きろ」+「やっぱり起きずに菅寝てろ」

福島県では立憲民主党は議席が取れない筈だ。3・11原発事故は人災で菅内閣の責任は重大。メディアは、総理大臣の“モリ・カケ”問題以前に、ここを追及して頂きたい。まだ6年前のことではないか。

添付は両国国技館。

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2017/10/16  22:34

短歌大会  身辺些事
昨日10月15日は、年に一度の短歌会の大会だった。200人弱の会員が居れば年に一度ならば全国から会員が集まる。今回は東京・両国(総武線)の駅前。駅の向こう側は両国国技館だ。その後ろには「江戸東京博物館」がある。

大会は宮城県、福島県、新潟県、山梨県、愛知県、大阪府、広島県、長崎県から来られた方と多士済々だった。懇親会で同席した方は、広島県福山市の方で、元農家であられた方で、だがパソコンやホームページに詳しい御婦人だった。例会でいつもお目に掛かる人とは殆んど話をしなかった。

当日は折悪しく雨、帰路、駅へ道路を横切るとき濡れた路面に無常を感じた。滑って転ぶ様が心をよぎった。これは腰椎を痛めたものでなければ解らない。

両国駅改札前のホールに横綱の手形のレリーフがあった。手形は原寸、曙、武蔵丸はカット、貴乃花、若乃花の手形を撮影した。添付の画像は、国技館の東側にある「江戸東京博物館」、雨天で空模様は最悪、右側はJR総武線。東京在住の頃は、通勤に利用していた。

今ブログに書きたいことは山ほどある。選挙、米朝対立等等。次回乞ご期待。

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2017/10/14  21:55

現状維持  身辺世相
衆議院議員選挙の序盤の形勢がメディアで示されて自民党は現状維持で、上積みがあるかも知れないと報じた。安倍晋三政権NOの朝日・毎日・東京新聞や政権批判に終始するテレビコメンティーターは慌てているに違いない。

その急先鋒である朝日系列だと思うが、朝日デジタルは、ネットで麻生太郎副総理の岐阜県での演説を早速報じた。以下は大体の転載。

≪麻生太郎副総理(発言録)
昭和25(1950)年に朝鮮事変(朝鮮戦争)が起きた。岐阜は関係なかったかもしれんが、俺んとこは福岡。(太平洋戦争の終戦から)5年、6年、7年もたって、空襲警報があったし、敵機来襲もやってた。俺は子どもの時、そういうとこにいた。戦争に近かった。誰も起きると思わなくても、戦争はたった一人、当時は金日成。そういった人たちがやると言った結果、3年にわたって多くの兵が傷ついた。何が起きるかわからない。起こってからじゃ遅い。しかも今回の場合は、大量の難民が来ることを覚悟しなきゃならない。難民をどこへ収容するか。その人たちは不法難民。武器を携帯してるかもしれない。テロになるかもしれない。その時に我々はきちんと対応できる政府を持っておかねばならん。(岐阜県羽島市での街頭演説で)≫

至極真っ当な発言だと思うが、政権批判のメディアは政権の失点になればメッケモノの雰囲気。北朝鮮が日本へミサイルを放つ可能性は殆どないと思うが、北朝鮮が自壊する可能性は大きい。北朝鮮の漁船が、日本海を荒らしているらしいが、漁船は貧しく冷蔵庫さえなく捕獲したイカを漁船の上で干していると聞くと、難民が押し寄せる可能性は大きい。

このブログで重ねて発言しているが、筆者は、自民党など支持してはいない。安倍政権は外交のみ信用する。北朝鮮・中国・ロシアなど、どうして甘い顔をするのか。何の落ち度もない13歳の横田めぐみさんを連れ去った国を信用できないし、独裁の国を擁護してきたメディアや政治家は選挙で淘汰されてしかるべき。

「希望の党」も願望の党でしかなく厚化粧!?が剥がれてきたが、もっと信用ならないのが「立憲民主党」、いずれは社民党のような政策になる。なお社民党の今の党首は、議席すらない。沖縄では一議席確保すると思うが。

添付は記事に関係ない。ルコウソウ、ヒルガオ科。

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2017/10/12  22:58

アルファベット表記  読書
筆者の私が中学生の頃、松本清張の『歪んだ複写』は、雑誌に連載されたらしい。文庫は昭和41年の発行。松本清張の小説は概ね昭和40年前後までの作品は、カッパノベルスの「点と線」「眼の壁」を初めとして全部読破した気がする。その「歪んだ複写」は先頃、新装版を購入して一日で読破した。50年前に読んだ記憶は、蘇る気がする。3件の殺人事件の真犯人は若い東大法学部出身の税務署長だった。三つ目の殺人はだいぶ捻り過ぎでエンターテエインメントだ。

この頃の小説の書き方・表記に当時から違和感があった。殺人事件の場所が東京の西側、山手地区なのは解るが、その表記にうんざりするのが「P税務署」「R税務署」「R新聞社」「R大病院」「A刑事」「B刑事」「××番地」の類。大衆文学の推理小説だから、その表記は重要ではないことが、こんなことで知れてしまうのにうんざりする。このアルファベット表記は、松本の初期の作品の弱点に思う。中卒の学歴しかない松本清張が、霞ヶ関官僚の“悪”を追及してもそれは大いに納得するが、脱税に加担する官僚が当時多かったにしても、これは連載小説の長さに拘ったからだろうと思った。

三島由紀夫の『絹と明察』は紡績会社の社長の成功と挫折を余すところなく書き込まれている。松本清張と三島由紀夫では、その文学性は大いに異なる。大手の出版社では、おおむね名だたる作家を網羅した文学全集を編んだが、例えば昭和後期に新潮社には『新潮日本文学アルバム』(四六判)がある。森鴎外から檀一雄まで36人の作家が居る。この中には松本清張は収録されてない。序に云えば石川啄木・斎藤茂吉・正岡子規・与謝野晶子・北原白秋・折口信夫など6人の歌人も含まれる。

中央公論社が文学全集(箱入)を編むとき(昭和38年)監修の三島由紀夫は川端康成と意見が対立して松本清張を文学者として絶対に認めなかった。社会派推理というジャンルを確立してベストセラー作家となったが、三島由紀夫とは完全に文学の性質・資質に相違があったというべき。

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2017/10/8  21:28

小池百合子の味方  読書
月刊誌と週刊誌では、だいぶ内容は違う。前者は論文中心の記事。後者は文章より画像やその説明の記事が中心で内幕暴露が多い。両者ともに“売れてなんぼ”の世界。だから熾烈な誌上競争ともなり、殊に週刊誌は、多分お抱えのパパラッチ軍団が重宝されることになってその人物の死命を制することになる。同じ出版社でも月刊と週刊では内容は全く異なる。

あまり話題にならなかったが、週刊誌の営業の現場では、文春はライバル誌の「週刊新潮」の中吊り広告を印刷直前に入手、誌面を入れ替えた不正が、新潮社の入念な調査でバレた。文藝春秋の社長が新潮社に赴いて謝罪したが、文春ともあろう会社が恥ずかしい行為だ。だが捏造記事の本家本元の朝日新聞よりは許されるが溜め息が出る。

月刊誌では、ライバル関係だからか、保守本流とも思えるのに経営方針の命令でもあるのか、文春は「小池百合子」に肩入れしている。以下は両誌とも定期購入しているので調査した。新潮は小池に多分に批判的だ。月刊文春が、今年になって安倍政権批判、小池百合子賛を繰り返すが、政権を倒すのが目的か、新政権の樹立するのが目的か、その実態は解らない。

素人の判断では、月刊誌の本流争いのように思う。今月末の総選挙の結果が両誌にどう影響するのか見ものだ。文春11月号は今日、届いたばかり。読んでいない。

◇文藝春秋
2017・01 安倍外交への忠告 福田康夫
2017・02 自民党への宣戦布告 小池百合子・立花隆
2017・03 安倍昭恵「家庭内野党」の真実 石井妙子
2017・04 豊洲移転への諫言 石原慎太郎
2017・05 小池百合子独占手記
 安倍一強の陥穽 昭恵夫人の中身を解剖する 安倍首相腹心の友の商魂
2017・06 小池百合子の急所を突く 猪瀬直樹他
2017・07 文部省・前事務次官手記 小池百合子手記 私の政権公約
2017・08 安倍首相が自民党を劣化させた 村上誠一郎
 男たちが見た小池百合子という女 石井妙子
2017・09 泥沼の自民党研究 安倍総理でいいのか 石破茂他
2017・10 安倍総理奢りの証明 岩田明子 小池国政新党我らがめざす姿
2017・11 私は本気で政権を奪う 小池百合子

◇新潮45
2017・01 小池百合子研究 石井妙子
2017・02 安倍首相に捧げる北方領土の正解 有馬哲夫
2017・05 安倍首相には女難の相がある 大江舜
2017・06 小池百合子偽りの都民ファースト 片山善博・郷原信郎
2017・07 がっかり小池百合子劇場 櫻井よしこ 適菜収
2017・10 私と安倍総理 野田聖子

画像はスマホでの撮影。

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2017/10/6  22:12

びっくりしたなあもう02  身辺世相
10月04日、東京都美術館で「創展」を観た。所属短歌会の画伯の絵は、いよいよ青、碧、藍の完成度が最高潮!?だ。素人は遠くから見ないで川淀の透明感などそばに寄ってみたくなる。これを初めてスマホで撮影したが、それをやっと小SDカードに保存はできたが、パソコンに取り込むまで至らない。

ノーベル賞は化学賞でリチウム電池開発者の日本人が有力だと思っていた。ただしこれは週刊誌や月刊誌、ネットでの情報。村上春樹が文学賞を受賞するのは今回も見送られるとこれも想像していた。村上春樹は、あまりに個人的なことが主題でノーベル賞に値しないとの情報もあった。

文学賞受賞者の日系イギリス人、カズオ・イシグロは全く知らなかった。だいいち翻訳本は一切読まないし、ハヤカワミステリも読まない。昔、読んだのはエドガー・アランポー程度。筆者の私は、かなりの読書家を自認するが、自認は自任、カズオ・イシグロは全く知らない小説家だった。ブームが終わったころ出身地の長崎を舞台にした処女作を読んでみることにする。

添付は、2017・10・07後述。「槻川緑韻」

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2017/10/3  22:22

旗幟鮮明  身辺些事
旗幟鮮明とは主義主張がはっきりしていることらしいが、東京都知事の小池百合子は就任一年と少しだ。今回は衆議院選挙には出馬しないと言っているのに、ワイドショーは喧しい。朝8時から夕方までどの局も今度の選挙で自称・他称政治評論家は忙しい。テレビ各局は、なんだか番組制作を放棄しているように思えてならない。ワイドショーも下請け会社なのは本当なのか。

筆者の私は天邪鬼だから理想論・正義論をのたまわるテレビ・新聞は、なんとなく嗅ぎ分けられるような気がする。これだけ小池百合子と「希望の党」を放送すると、それが反自民・反権力のようで、じつは権力を利することを承知して報道しているに違いない。小池百合子はつい最近まで自民党党員で集団的自衛権賛成・憲法改正論者であることも知っていている筈。「希望の党」は労せずして何億円もの宣伝費が“タダ”だ。

民進党党首・前原誠司も「言うだけ番長」の赴きだったが、いわゆるリベラルの左翼を追い出したように見えてきて意外にしたたかだ。他所の国の代議士のように、日本を悪く言う左翼的代議士は、前原の仕掛けた「小池百合子査定」で弾かれたようだ。小池の言う「リセット」「排除」は簡単に言っていて大いなる波紋があった。

テレビのコメンティターは、自反安倍政権の分たちの主張に沿わないと思うと今度は、自民党と連立する補完勢力ではないかと言い出した。ずいぶんといい加減なものだと思う。そんなところを視聴者に査定されているのはそのテレビ・母体の新聞ではないのか。女学生の言うような「理想論」「正義論」が淘汰されるのは、大いに結構なことだと思う。

20代のころ耽溺した松本清張の社会派推理は、昔の文庫本は8ポイント43字詰めで20行。今は9ポイント38字詰、16行でじっさい眼に優しい。50年前に読んで保存しなかった新潮文庫を購入した。あらすじは知っているので秋の夜長には文庫の読書がいい。

明日はノーベル化学賞の発表。日本のリチウム電池開発者が受賞の筈!?だが、さて。

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2017/9/29  22:20

びっくりしたなあもう  政治
昨日、衆議院が解散されたばかりなのに、政治状況はどんどん進んでいる。衆議院選挙は過去17回、記憶に残っているが、こういう展開は初めてで湘南の政治評論家を気取る者としては唯々びっくりだ。野党第一党の民進党が解党して、出来たばかりの“希望の党”に申請して立候補するという為体。だが「名を捨てて実をとる」は納得。

希望の党が、今、小池百合子本人を除いて14人、多分20人くらいは当選するだろうと思った。こうなると新しいもの好きな国民(浮動票)もいるだろうから比例区では、これは多くの票が見込める。これでは安倍政権も票が読めないだろう。選挙が公示されたら政党もメディアを必死に動向を探るに違いない。

もう新聞もテレビもメディアは、森友・加計問題も“ほったらかし”だろうし自民党・豊田真由子も民進党・山尾志桜里も多分、忘れ去られる??

よく解らないのが公明党。都議会では勝てそうな「都民ファーストの会」の小池百合子と組んで、国政は自民党との連立。もっとも支持母体の命令?通りに票が入る?だろうから、自民党も希望の党も気を使っている。東京12区は両党が候補者を立てないらしい。なんだかなあ!の感じ。

とにかく国会議員に限らないが、議員が選挙で落ちれば「ただの人」、秘書も含めて落選すれば路頭に迷う。体制革新の希望の党は、たった二日で天下を取った按配。でも事務所も金も無い。そこは100億円の資金が眠っている筈の民進党、さて相携えて自民党と綱引きはできるのか。小池百合子はリーチ一発、満貫となるのか。そう簡単にはいかないだろう。

添付は、昨日記述した成瀬政博の絵である。横尾忠則の実弟。幼少時に兄弟として暮らさなくても才能は才能。横尾は神戸に住むが、成瀬は信州・安曇野に住んでいる。

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2017/9/28  22:34

横尾忠則  読書
昨日、NHK「探検バクモン」で天才画家・横尾忠則を放送した。若く見えるが何と81歳。昭和11年生である。二二六事件のあった年。筆者の私はこの横尾忠則に出くわしたことがある。平成05・1993年春、世田谷文学館に於いて「没後20年 寺山修司の青春時代展」を見学したときである。その展示をみたあとエレベーターで降りたが、入れ替わりに昇って行ったのが横尾だった。

横尾は俳優・高倉健の猛烈なファンでテレビの対談でよく喋れなかったことを記憶している。三島由紀夫とも密な交友があった。寺山修司とは、劇団・天井桟敷で行動を共にしている。寺山はその前年の昭和10年、青森県三沢市生。昭和29年早稲田大学の学生のとき「短歌研究新人賞」受賞して頭角を現した。その青春性や土俗性に根ざした歌は、今だに多くのファンがある。

谷内六郎亡きあと平成09年から週刊新潮の表紙絵を担当しているにが成瀬政博で昭和22・1947年の画家、詩人・中原中也をイメージしたという帽子を被った少年と空の青が特徴のメルヘンチックな画だ。週刊新潮は毎週購入して今まで気がつかなかった。

つい最近初めて知ったが、この成瀬と横尾忠則が実の兄弟だと知ってびっくりした。横尾の美術家・画家としての実績、日本のピカソともいうべきその絵は生半可な賛辞は控えるべきだとも思う。横尾は昔、よくあったこととして子のない叔父の横尾家へ養子に出された。だから元の名は、成瀬であるという。したがって横尾・成瀬の兄弟はあまり兄弟としての交友は無かったらしい。

画の良し悪しは解らないし、その尺度も解らない。だが前衛とも思える草間彌生が文化勲章受章ならば、横尾も十分にその資格はある。

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