いつのころからか、ネット上においては特に、だが、軽口が致命傷になる事件が増えてきた。
「よーし、パパ○○駅で大量●戮しちゃうぞー」
本当にやる、と思う人間はいない。でも通報する人間がいる。リアルの世界において、この書込みをした人間は逮捕され、人生に汚点を残す。
誰かが失敗するのをみんなが待っている。
オンだけの問題として取り上げられているうちはよかったんだが、オフに飛び火しはじめた。
芸能人がこの番組で言った発言は障害者差別ではないか?
オンラインの、閉鎖された空間で騒ぐのは勝手、解釈も勝手だが、オンで騒ぎになっている、とオフのメディアが報じる。
オフで生きている人間たちは恣意的に切り取られた発言を見、ネット上の恣意的な論戦を聞き、その人に対する評価を簡単に下げる。
誰かが失敗するのをみんなが待っている。
事実をねじ曲げるメディアはオフにはまだ、ない。でも解釈はいいようにねじ曲げられる。文脈を読めばだれしもが冗談と認識できる発言を切取、問題視する。「この発言は波紋を呼びそうだ」馬鹿げてるよ。石投げてんのお前らじゃん。
スポーツの世界は真逆。誰もかれもを神輿にかつぐ。期待にこたえる度に神輿はどんどん高くなる。でも、何度かの、もしくは一度きりの失敗で梯子は簡単に外される。
「2冠」「女傑」「海外遠征」→「3冠へ!」
ふーん。一度けちがついた馬が3冠ね。いいんじゃね、お前の中ではそうしたいんだろ。俺は違うけど。
担がれたダントツ人気。内枠、追い込み、掛かり癖、京都内回り。プラマイゼロに思う条件も、内回りは致命的と判断して消す。
◎ミクロコスモス

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