ポアロシリーズを片っ端から読んでみようと思い、
リストの上から読みはじめる事にした。
これは、以前買って、自分の本棚にあったので、
再読って事になる。
この事件は、カードゲーム、
コントラクトブリッジが使われたものだ。
私が最初読んだ頃、このゲームの事は存在も知らなかった。
なので、作中、
ブリッジの話が事細かに書かれると、
「?」ってな感じがしたけれど、
でも、別にブリッジを知らなくてもミステリーには関係ない。
なかなか楽しめた1冊だった。
しかし、私は去年、
ヤフーのカードゲームでコントラクトブリッジに大ハマリした。
今ではブリッジの遊び方ならちゃんとマスターしているし、
ゲームに出てくる用語も分かったりしちゃう。
解説には、ブリッジを覚えて読むとまた一段と面白い、
と書かれてあったので、
それなら、と思って2回目にチャレンジしたのだった。
この事件では、ブリッジをやっている間に殺人が起こるのだけれど、
容疑者は、その時ブリッジをやっていた4人。
その目と鼻の先で殺人が行われる訳なんだけど、
みんなが殺人をおかしそうな顔ぶればかり。
ここを、ポアロが心理トリックで犯人を推理するっていうのが、
今回のお話なのだな。
いや、でも、うん。
たしかに、ブリッジが分かると、
このミステリーのネタが「なるほどね」と思う。
ブリッジって、結構性格の出るゲームで、
ゲームのやり方でもって、
プレイヤー(この場合は容疑者)の性格が分析できたり、
その分析結果で、今回の犯人を推測したりしていたのだけど、
決め手はもっと簡単な事だった。
でも、ブリッジをやっていると、
その種明かしが「なるほど!」って思うんだよね。
そう、それならその人しかいない! って。
ちなみに、ブリッジは、
1回のプレーで、必ずプレーに参加しない人(ダミー)がいる。
このお休みの間に犯行が犯されたのは間違いないんだけど、
プレーは何度も行われているので、
ダミーをしなかった人がいないんだな。
そういうからくりなので、
「誰が」殺したかの部分が分かると、
「いつ」殺したかも分かるようになっていて、
ポアロは「いつ」の部分を見破って犯人を割り出したのよね。
でも、物証がないので暴露できず、と。
まあ、ポアロって基本そういうお話よね。
物語の始めで犯人をしぼり、
そいつにどうやって決定打を打つか、を楽しむミステリー。
日本の「古畑任三郎」がポアロっぽいのはそこでしょう。
皆さんも、ブリッジ覚えたら、こいつを読むといいですぜ♪
ひらいたトランプ/ハヤカワ文庫
アガサ・クリスティ

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