「DES(債務株式化)と無償減資で繰越欠損を解消」
中小企業診断士
kurogenkokuです。
中小企業のB/S(バランスシート)を見ていると
『多額の役員借入金&債務超過』こんなケースがよくあります。
「金融検査マニュアル(別冊)」の事例1(21ページ参照)によれば、『多額の役員借入金&債務超過』でも「役員借入金を自己資本相当とみなすことができ、充分な返済原資持っていると判断可能な場合については『正常先』に相当する可能性が高い」とされています。
「金融検査マニュアル(別冊)」はこちら
http://www.fsa.go.jp/manual/manualj/manual_yokin/bessatu/y1-01.pdf
とはいっても見た目があまり良くないことについては確かです。。。
そんなとき
DES(債務株式化)と無償減資を合わせて行い、繰越欠損を解消するという方法があります。
まず役員借入金を、現物出資による増資(DES)に充当します。
その後、無償減資を行い、減資差益で繰越欠損との相殺を行い、累積損失をきれいにし、B/S(バランスシート)を改善します。
減資差益を活用して繰越欠損の填補を行っても、税務上の繰越欠損金(節税効果)は失われずにそのまま残ります。
登記手続きにかかる登録免許税や債権者保護手続(官報公告)などが必要になるなど、幾分手間とコストがかかりますが、財務体質の改善につながることを考えればやっておいた方がよいと思います。
なおこの手法については株式会社だけでなく特例有限会社についても同様の手続をふむことが可能です。
p.s
昨日のサインは
「セルジオ越後」さんのものでした。。。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/1766.html