笑ワナイノ・・絶対ニ。
ソレガ、規則。
あなたはこんなちょっぴりせつなく恐怖を感じてしまう
話を知っていますか?
T ―殺人人形―
100年近くも前、技術が今より衰えてる時代。
昔のフランス人はある理由で人形を作った。
ただ、踊るだけの人形。
喋るだけの人形。
いろんな人形がつくられた。
人形は、人間につくられたただのおもちゃ。
気を紛らわすためのもの、楽しむためのもの。
だから決しておもちゃはセッティングされたとうりに
動かなくちゃいけない。
決して人間を裏切ってはいけない。
裏切れば、人間は『失敗作』だと言い切り、裏切った人形を捨ててしまう。
いずれ、汚くなった人形は捨てられる。
飽きても人間は人形を捨ててしまう。
人形は、見捨てられる事からは絶対に逃れられない。
ただ、捨てられるのが【早い】か【遅い】だけ。
それに耐えられなくなった人形はいつのまにか小さな
心を持ち、考える事を見につけた。
私・・タチ・・ニンゲン、嫌イ・・・
フクシュウ・・ダ・・・・・。
こうして人形は、人間の元から離れ人間を殺し、
今までの怨みを晴らした。
やがて、心の優しい人形が「間違い」だという事に
気づき、怒り狂っている人形達を沈めこういう案を出した。
「人間ハ、我々ニ酷イ扱イ、シタ。ソレ許セナイ。」
心の優しい人形はこう続けたのだった。
小さな心で大粒の涙を流しながら。
「ダケド、コンナ事シテ何・・変ワッタ?
反対ニ、人間ハ怯エ私タチヲ警戒シテイル・・。」
そこまで心の優しい人形が言うと、他の人形が怒鳴った。
「ダッタラ!!!オレ達、何スンダ!!
人間、オレ達見捨テル!許セナイ!!!!」
心の優しい人形はこういった。
「だったら、認められる人形になろうよ!!!」
この時、初めて人形は人間らしい発言をした。
「見捨てられる」
それは、こちら側に理由があるから見捨てるのではないかと・・。
優しい人形は考えたのだった。

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