のだめカンタービレ

2009/1/7 | 投稿者: のぞみ114号

「のだめカンタービレ」TVドラマのフルセットを「つたや」さんで発見。一回から十二回までの完全版で、27500円!清水の舞台からええいとばかりに飛び降りて買い込みました。さすが天下のつたやさん。ですから二日酔いの頭と胃袋をなぐさめながら、朝から「のだめと千秋先輩」を見て過ごしました。
「のだめカンタービレ」のコミックは可愛いですが、ドラマはなんと言ってもクラシックがBGMとして、また劇中音楽として、モーツアルト・ベートーベンなどを手を変え品を変え流してくれるのが最高。とりわけこのシリーズで私がもっとも傑作に思ったシーンは、以下の場面です。千秋が指揮者のオケが舞台上にならんで演奏開始を待っている。客席も舞台も真っ暗。やがてスポットライトがぽつんと舞台に落ちる。スタンバイしている指揮者ではなく、なんと大きな「クマ」の着ぐるみであります。その熊はなんとピアニカというか鍵盤ハーモニカを持っている。やがて熊は子どもが小学校で使うその可愛らしい楽器で「ガーシュインのラプソディ・イン。ブルー」、のだめカンタービレのエンディングに使われている曲を静かに演奏開始。満員の、真っ暗な大会場に、たった一本のピアニカの音だけが流れ、広がっていく。子どもッぽい音はフルオーケストラの会場にはふさわしからずと思いきや、ガーシュインの名曲のイントロは堂々とゆるぎなく流れ、突然ぱっと明るくなった途端、そのピアニカのか細い音を包みこむようにオケが続いたのです。その熊の中身は誠、のだめちゃんだった。私はそこで思った。「すごい演出だ」。まずピアニストである主人公は基本的にはオケには入れない。ピアノコンチェルト以外は。ところがピアニカを用いてのだめちゃんをオケの一員に入れたということ。つぎにガーシュインの名曲は、何かうら悲しい響きをもつピアニカの音色が実にあっていると思ったことです。小学生に鍵盤楽器の基礎を教えるための楽器が、見事に取り込まれた。感動しました。
0




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。
コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ