TVかなんかで聞いたんだけど、チャンプルーって豆腐と何かを炒めた物なんですと。
マーミナー(豆菜=もやし)と豆腐でマーミナーチャンプルー。
ゴーヤー(苦瓜、これはもぅ日本語として定着したね)と豆腐でゴーヤーチャンプルー。
タマナー(玉菜=キャベツ)と豆腐でタマナーチャンプルー。
だから、豆腐チャンプルーってのはおかしな言い方なのだそうだ、
表現として『腹痛が痛い!』みたいな感じか。本当かな?。
じゃあ、豆腐の入っていない炒め物はなんと言うのか!。
それは”タシヤー”なんですね。
だからソーメンを炒めた物はソーメンタシヤーであり、豆腐が入らないかぎりソーメンチャンプルーではないのですね。
まぁ、でもこれで通っちゃってますから、沖縄料理屋で『おばちゃん、これチャンプルーじゃなくてタシヤーだよ!』みたいな事を言うのは野暮でいやがられる事必須、気をつけましょう。
これからが本題なんですが。
食べ物はやはり『キャベツ』とか『豆腐』という風に、なにが入っているかを知りたいわけで、それが料理名になってると思うんだけど。
『沖縄は文化のチャンプルーだから』という言葉使いには、なにか料理とは反対の言葉力が働いている気がする。
料理名では原材料をはっきりさせた上で、それを豆腐と炒めたものという意味で、○○チャンプルーという。
それに対して『文化のチャンプルー』という方は、”まざっちゃって、もうお手上げ!”的な、何がまざってるのかワカランと”匙を投げた感”が漂うのだ。
ちなみに、ナシチャンプルーは梨を豆腐で炒めたものではなく、御飯=ナシ(インドネシア語)の上に卵焼きや揚げ物などいろんな物が乗った(ミックス)インドネシアスタイルの”なんでも乗っけ飯”の事なんですが。
これによって『チャンプルーという共通語を持つ沖縄とインドネシアはお互いに文化のチャンプルーだ』と言える。
他にもいろいろと両国の共通点はあるのだけれど、特に素敵なのが音楽です。
インドネシアの音楽を三線で演奏する時、そのまま演っちゃっても合う。
そして沖縄の民謡なんかをガムランの楽器(インドネシアの音楽)で演奏してももちろん合っちゃう。
なかなか想像つかないでしょ!?そんな沖縄インドネシアのミクスチャーサウンドって!?。
気になるでしょ!?。
もしも気になるなら、明日は那覇市安里のMAFALi cafeに集合!。
毎日の日記で告知するのは、ほんとうにおススメだからですyO!.
これでもかと!告らせていただきます!。
写真(左)はロンドンの博物館で撮りまくってきたいろんな楽器の一部、これらを使ったり、楽器を触りながらワークショップ
写真(右)はパーカッションの立岩さんと一緒に演奏した時の写真。明日は立岩さんの参加はありませんが、トリオで新しい試みをします
12/14(日)
会場MAFALi café (モノレール牧志駅斜め向かい、元ラマヤナ2F)
『ワークショップ/楽器の来た道、音楽の行く道』
参加者はインドの弦楽器サロードや三線に触れながら、共鳴弦の仕組みや三線の形に秘められた事実を学び、沖縄音階を読み解きます。
三線、沖縄音楽好きも必修です!。
さらに!西洋ルネッサンス/バロック期の豊富な写真資料で東西音楽への理解を深めます。
この日はどど〜ん!と楽器の理解を深めるチャンスですよ!
日本の開国前の前近代ヨーロッパには、楽器にもたくさんのヴァリエーションがあったのです!。
現代ヨーロッパ人もあまり知らないバロックの楽器群に目から鱗必須です!。
開始17:00〜2時間
料金¥2000(1ソフトドリンク付)
那覇市安里1-1-3 2F
15名程度の定員です、まだ受付中!
予約はこちらへ!Tel 098-894-4031
それから同じ日、同じ会場です!
『グンデルサンシントリオ コンサート』
12/14日曜日
沖縄の三線、ジャワのグンデル(ガムラン楽器)、フレットレスベースが織りなすウキウキするようなエスニック・サロンミュージック。
プラネタリウムでも披露された、グンデルサンシントリオのロマンティックな演奏をお楽しみください!。
会場 MAFALi cafe
ジャワと沖縄の円満ライブ
開場21:00 開演21:30
料金¥2000(1ドリンク付)
*ワークショップ参加者は¥500割引
那覇市安里1-1-3 2F
Tel 098-894-4031

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