「「ジェラシック・パーク」 マイクル・クライトン」
本
小説の映画化を否定しているわけではない。
ただ、読んで頭に描いたイメージと、映画の映像から受けるギャップが好きでないだけだ。先週書いたディーン・R・クーンツなんかヒドイもので、小説があれほど面白いのに、その映画化された作品ときたら良くてC級映画、大概が駄作なのには、心底失望したものだ。
同じホラー作家でもS・キングは、わりと映画化に恵まれていて、観ていて安心できる。唯一、キングが嫌った「シャイニング」の映画版は、キングの小説とは別作品として観れば、良い作品だと思う。
ところで表題の作品だが、これは小説よりも映画のほうが圧倒的に知名度が高いと思う。少々残念に思う。小説のほうがストーリーがよく出来ていると思うし、作者の緻密な取材と、作品構成の質の高さが素晴らしく、それを映画では感じ取れないのが不満・・・
・・・なんだけどさ、やっぱり恐竜のCG技術による映像化の魅力は凄い、凄すぎる!!!!
なにせステゴザウルスが尻尾ふりふり歩いている。ティラノサウルスが暴れちゃう。イグアノドンが咆哮し、ヴェラキラプトルが疾駆する。夢にまで出てきそうな素晴らしい映像。たまりません!
冷静にみれば、映画のシナリオは少々興ざめな部分もあるし、細かいところでつっこみたい部分もないではない。しかし・・・駄目だ、恐竜のCG映像だけで満足だ。細かいところなんて、知らん!ブラキオザウルスの、ノッシノッシと練り歩く姿を観たら、細かい文句なんぞ言ってる暇はない。
クライトンの小説の魅力を否定する気はまったくないが、恐竜のCG映像の魅力には降参です。まあ、敢えて文句をつけるとしたら、ステゴザウルスにはもっとサイケでエキセントリックな色彩を付けて欲しかった。きっと、目立ちたがり屋さんだと思うんだ〜♪

0