7/19(火)[ドタバタ湯巡り日記・東北編]
北海道に別れを告げて大間港に着き、東北最初の目的地「奥薬研温泉」を目指す。
時間は今午後9時に近い。
少し走ると海の方がやたら明るい、イカ釣り舟だ、こんな近くで見た事はなかったが眩しい位だ。20艘位いる。
恐山に近づく、真っ暗な山道を走って行くと時折背筋がゾクゾクッとする。
何か今まで感じた事の無い不安を感じる、12人の中国娘の力を借りよう、ボリュームを上げる。
着いた薬研温泉だ、「河童の湯」の下見をする。流石有名なだけあって駐車場も広い、電気も付いている。
今度は1km程離れた「下の河童の湯」に行って見る地元の人が2人入っていた。
少し下がってトイレのある駐車場で仮眠し朝を待つ。
朝5時に目が覚めたので「河童の湯」へ昨日湯を抜いて清掃をしたとの事で湯が綺麗だ浴槽も広く景色も良い。
少し熱いが入ってみた、少しどころではない1分も入っていられない位熱い。裸でうろうろしながら写真をパチリパチリ撮って、上がってしまう。
「下の河童の湯」は昨夜湯温を調査済み、早速入浴する。
上の浴槽は少し熱いが、入っていられる。下の浴槽は適温だ、のんびり出来る。此処で最初のアクシデントが起きた。岩をくり貫いたような浴槽が滑るのだ。こけて僅かだが擦り剥いた。
暫く入浴し、今日は日本海側の「黄金崎不老不死温泉」まで八甲田山を横断だ。途中に寄りたい所もある。八甲田の「谷地温泉」へかなりレトロの感じ、露天は無い、内湯なので熱気が凄い。
次は何としても行きたかった「酸ヶ湯温泉」へ、流石メジャー所、バスまで来ている。
浴槽は一部に仕切りの女性専用ゾーンと女性用脱衣所からの折口はヨシズで囲ってあり、湯船の真ん中に女性用のゾーンの表示がある。
お湯を飲んでみた、酢っぱ〜い。名前の通りと独り納得。
此処で2度目のハプニングが起きた、青森の方から来たオープンなお姉さんと肩を並べての混浴に・・・少し浮かれ気味に「青荷温泉」へ車を走らせる。
山道のカーブごとに方言で書かれた札?が着けてあるが、「わき見をするな」と書いてあってもよけいとわき見が多くなってしまう。
「青荷温泉」では「竜神の湯」が改装中、9月20日頃出来上がるそうだ。
ランプの宿で有名なだけ雰囲気も良い、ただ開放的なとはいかないようだ。
少し走ると雨になった、海岸線に出ても雨、一向に止みそうも無い。「不老不死」雨中の入浴かと諦めながら深浦町まで来ると雨もやんで空も明るくなった。確か日没は7時少し過ぎのはず、其れ行けぇ〜。
7時前に着き夕日は見られなかったが雲の薄い所から薄日がさしている、暗くなるまで海を見ていた。
良し今夜の内、次の目的地まで一走り。ひたすら走る走る、「玉川温泉」に着いた時には夜半になっていた。
とにかく寝る。
朝6時、露天風呂へ、何と人の多い事か、皆「岩盤浴」の人達だ。癌に効くというので来る人が多く、私の目的とは違うようだ。入浴してみるが「下の河童の湯」の擦り傷にしみて入っていられない。
次の「鶴の湯」へ、10時からなので其の前に「黒湯」に行く。
温度は丁度良い。
時間を見て「鶴の湯」へ一昔前にタイムスリップしたようだ。
温度は丁度良いが30人程のツァー客との入浴になった。
此処で悩む、通り過ぎてしまった「藤七温泉」に寄るには数十km戻らなければならない。しかし寄りたい気持ちが勝って戻る事にする。
田沢湖から山岳路に入り少し行った所で白い車が追いついて来た。
妙にあおって来る、挑発的だ。此方も70km近くなので普通よりはかなり早いはず。悪い癖が頭を持ち上げる、「少し遊んじゃえ」。
エンジンの音が一気に変わる。2000回転程で走って来たタコメーターの針は5000回転近くに跳ね上がる、カーブを出ると離れているが追いついて来る。向こうも必死らしい。
更にペースアップタイヤのきしみ音が大きくなる。1km位か走った所で車影が見えない。減速して走るが追いついて来ない、「何だぁ〜」。
八幡平高原に来た、景色が素晴らしい。グングン登って行く。初めて来て見たが又来たくなる景色だ。
おや!露天風呂の看板が、寄って見よう。余り大きくない宿のようだが駐車場へ車を止めてチョット景色を・・・おお素晴らしい、早速受付で風呂の様子を聞いてみる、何と混浴の露天風呂もある。「寄ります・寄ります」。
駐車場から少し下がって行くと右の山のいたる所から蒸気が噴出している。
囲われた小屋があった、女性用の露天風呂だ。
15m程離れて囲われた脱衣所の露天風呂、男性用の露天風呂だ。
左を見ると雄大な景色の中にぽつんと混浴の露天風呂がある、何の気無しに寄ってみたが運の良かった事か、感謝・感謝。
湯も適温、時間の経つのも忘れてしまった。若旦那も親切で感じがとても良く、露天風呂は文句無し。500円は安過ぎ?「ふけの湯」さん必ず又来ます。
更に登って一番高所にある「藤七温泉」へ昨年露天風呂が一つ増えた。
此処で、気を付けていたので40年間無く是からも起さないと思っていたアクシデントが起きてしまった。キィーを手荷物と一緒にトランクに閉じ込めてしまったのだ。
何時も全て準備をして最後にドァーを閉めるのだが、入浴料を払う為財布だけ出して、用意した手荷物をトランクに手放してしまった。
針金や紐でやってみるが駄目、しかたなく岩手から来た青年に手伝って貰いリァドアのガラスを強引に下げて手を入れてドアを開ける。
ドアは開いたがステーが曲がったのかパワーウィンドーが効かない、ア〜ア〜(しょぼん)。
入浴後盛岡へ、そして福島へ。仮眠のつもりが目が覚めたら朝5時、後一日福島を回ろうかと思っていたがかみさんの顔が見たい。やはり帰ろう。
4号線をひたすら走る。妙に懐かしい景色だ。
何時もと変わらないかみさんの出迎え、犬だけがはしゃいでいる。
荷物を降ろす前に久し振りの散歩をさせてやる。
かみさんがコーヒーを入れてくれた。
格別な味に感じるのは 何故だろう・・・

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