無償の愛とは、人間が本然的にもっている他者に対する奉仕行為であり、多くの宗教が説く基本的な行為である・・・
相手が、男であれ女であれ、その人の喜ぶこと、望むものを提供することも、無償の愛と言える。
相手からの感謝や返礼は全く関係なく、相手にとっての望む行為に時間と労力を割くことが無償の愛である。
電車の中で、老人や怪我人、身体の不自由の人、妊婦などに、席を譲れる人間は、既に、宗教的な人間であり、当然のこととして人格に備わっているのである・・・
席を譲る勇気があるかどうかは別問題だが・・・
相手の望むことが出来る男女が、無償の愛の体現者である。
「人の嫌がることをするのはやめなさい」・・・多くの少年・少女が幼い時分に、親から諭されたことである・・・
人の喜ぶことが出来る人が、一流である。
他者の喜びは他者の幸福に結びつく・・・
他者の幸福と自分の幸福はリンクする・・・
無償の愛の実現が、歓喜と功徳になるのである。
困っている人を助ける・・・人命救助をする・・・相手が必要とするものを提供する・・・
全て自分自身の無上の歓喜に繋がるのである・・・
鳥には鳥の飛ぶ道がある・・・魚には魚の泳ぐ道がある・・・それと同じように、人には人の進むべき道があるのである・・・・
一生は一度である・・・
無償の愛に生きることが、最上の喜びである。
それで死ねると言うのが、聖者である。

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