キャンプ座間ゲート工事に懸念表明 座間市長
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_23168.html
(神奈川新聞 6月19日)
原子力空母の反対署名50万人超える 横須賀市へ最後の提出
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_23471.html
(神奈川新聞 6月28日)
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先日のNHKスペシャルで言ってましたが、今回の米軍再編で、アメリカが最初(2003年11月)から最も強く求めたのが、フォートルイスにある陸軍第一軍団司令部を座間に移すことだったのだそうです。
この第一軍団司令部は、「テロとの戦い」を担う実戦部隊を世界各地に派遣していて、イラクやアフガニスタンの最前線にも送っているそうです。その司令部をなぜ日本に移したかったかというと、「世界中のどこでいつ軍事行動の必要が出てくるかわからない。迅速に兵力を展開し、効果的に戦う柔軟性を備えねばならない。戦略的な観点から見て日本より重要な国があると想像するのは難しい」(ファイス元次官)からです。
でも、日米安保体制には、米軍の駐留は「日本の防衛──極東の平和と安全を維持するため」という枠組み(極東条項)があるので、世界中に部隊を派遣する司令部を日本に移すことは、この枠組みを超えることになります。それで、最初、外務省は反対していたのだそうです。(防衛庁は初めから喜んでいたそうです。)ところが、町村外相(当時)が、「極東条項にばかりこだわる姿勢を改めて、日米同盟の強化を考えなければならない」と言ったので、無理やり理屈をこじつけて受け入れることにしたのだそうです。
アメリカ提案から2年後の2005年10月に陸軍第一軍団司令部の座間移転(2008年9月までに300人を移転させる)が明らかにされると、相模原市役所には、問い合わせや不安の声が相次ぎましたが、市の担当者もまったく説明を受けていなかったので、防衛施設庁(基地問題の窓口)に20項目の質問状を送り、詳細な回答を求めたそうです。
そして、回答を受け取ってみて初めて、この司令部が何をしているのかが分かったのだそうです。
ちょうど米軍再編案が発表された直後にお聞きした
前田哲男さんの講演で、再編案受け入れは9条を無効にするとおっしゃっていましたが、この番組を見て実感しました。
アメリカの国防総省高官が、再編の目的は「アメリカ軍が日本の基地を恒久的に維持すること」、「単に2国間の同盟でなく世界戦略の中で考えている」とはっきり言っていました。911後、本国の防衛のために海外の兵力を抜本的に見直すことにしたそうで、ヨーロッパにいる10万人のうち、5万人を本国に移転するそうですが、アジアからは(同じく10万のうち)1万人しか移転できないそうです。北朝鮮や中国や台湾海峡の脅威があり、テロや大量破壊兵器の製造が進む中東までの地域がとても危険だからだそうです。その危険な地域にいつでも部隊を派遣することができるように日本に司令部を置くのです。再編は、アメリカが世界と戦争しやすくするためのものです。
そのために
原子力空母が横須賀にくるのです。7月9日に横須賀で
反対集会があるそうです。
引き換えとされている「基地負担軽減」が本当に実現するのかについては、次回書きます。番組には出てきませんでしたが、帯広では、30年もかけて延べ16万人の市民が丹精こめて育ててきた400ヘクタールにも及ぶ広大な
「市民の森」の木々が伐採されそうなのだそうです。理由は、「森に隣接する自衛隊十勝飛行場の離発着のじゃまになるから…」だそうです。不戦を誓う憲法を持つ国で、平和で豊かな生活を願って多くの人々が育ててきた自然が、「戦争」準備のために壊されるような理不尽が許されて良いのでしょうか。