昨夜7時からのNHKニュースは、政府の宣伝放送としか思えない内容でした。
国民投票法案がいかに良いものかを説明していました。今回の法案では最低投票率の規定がないが、他国でも、この規定のある国がいくつ、ない国がいくつ、と数字を出して、暗に「だから日本だけじゃないんだよ」と訴えていました。次に「過半数」という規定についても、「有効投票の過半数」の国がいくつ、「有権者数の過半数」の国がいくつ、とまた数を示して、「だから日本だけじゃないんだよ」と訴えていました。実際には、最低投票率の規定がなければ有権者数の過半数にするなど、各国は様々な方法で国民の総意がなければ改憲できないしくみをつくっていると聞いていますが、こういうふうにわざとバラバラに示すことで、「日本のような国もたくさんあるんだなあ」と誤解させる組み立て方でした。専門家のインタビューも、最初に小林節氏(慶応大学教授)が「大変よいものができた」と絶賛した映像がうつり、次に「非常に問題がある法案だ」という渡辺治氏(一橋大学大学院教授)が映りました。
国民をだまして戦争へ連れて行こうとする政府の片棒をかついでいる放送局が、受信料を義務化しようだなんて、とんでもないと思います。(ワーキングプアとか、良い番組をつくってくださる方々もいらっしゃることは知っているので、そういう方々を応援していますが、大方のニュースはひどすぎです。)