「油の仕入先 / アフガン市民とISAF (1)」
憲法9条・平和
転載させて頂きます。
=================================
平和子です。
10月6日(土)、朝日ニュースターの「愛川欽也 パックイン・ジャーナル」を見ました。出演者は次の方々でした。
愛川欽也氏 (司会、俳優)
山口一臣氏 (『週刊朝日』編集長)
吉岡忍氏 (ノンフィクション作家)
川村晃司氏 (テレビ朝日コメンテーター)
紺谷典子氏 (経済評論家)
横尾和博氏 (社会評論家)
油の仕入先を「週刊朝日」が取材しました。防衛省の対応が不可解です。一方アフガニスタンにおける情勢はどうなっているのか。ISAFはアフガン市民にどう見られているのか。いったいどんな活動が真の国際貢献なのか。
興味深い部分をお伝え致します。出演者の御発言はなるべく正確にお伝えしますが、文中・文末のですます調などは省略させて頂く場合があります。
===========================
愛川氏: この間この番組で、どこから買ってんだってパネリストの皆さんがね、なかなか推理小説書いたりするのがお上手。
横尾氏: 油の仕入先ですよね。
愛川氏: そう。だって油、海から出るわけじゃないしね。日本はもう出ませんからね。それでいろいろ調べていったら、これね、山口さんがちょっとした専門家なんですよ。
山口氏: いや、それも本当にこの番組でね、先々週、平野貞夫さんが指摘されたんで、ぼくは面白い指摘だと思ったので早速「週刊朝日」の記者を使ってね、いろいろ調べたんですね。
米軍のホームページの話(記載内容を変えた件)もありますし、この対テロ戦争のなかには隠し事っていうか、やっぱり表沙汰になっては困る情報っていうのが多分あるんだと思うんですよ。だからホームページを閉じちゃったり・・・。
これまで油を日本は何処からか買ってきて只でアメリカに上げていた。で、この油代っていうのは税金ですよ。
愛川氏: そう、そう、そう。
山口氏: ねえ。税金200億円も使われてるのに。先ず防衛省に表から訊きに行ったんですよ。そうしたら、どっから買って、どっから積み出して、どういう調達経路っていうのは一切言えないっていうんですよ。税金が使われているのに。
愛川氏: おや!
山口氏: これね、軍事上の秘密ではないじゃないですか。
横尾氏: 仕入先だからね。
山口氏: 油の仕入先を、判ったからって、じゃあどういう軍事的支障があるのかって、ぼく素人だから余計わからないんですけど、全くこう解からなかったです。
それで、しょうがないんで手を変え品を変えて調べてったら、おおよそのことが判ってきたのは、一つはですね、どうもバーレーンにある国営の石油精製上からF76っていうタイプの軽油を積み出してるんじゃないかって・・・、可能性が非常に高いことが判ったんですね。
このF76っていう軽油は実はね、アメリカ軍特製の仕様なんですね。アメリカ軍特注のもので、米軍とNATOの艦船にのみ使える油なんです。一番最初に言ってたハイオクっていうのは正に嘘なんですね。つまり米軍共通仕様の油を、まあ中東湾岸諸国、たぶんバーレーンが一番疑いが濃いんですけど、そこから積み出してると。
しかもその国営石油会社をよく調べると、アメリカのシェブロン(Chevron)という大手石油会社とすごく密接な関係があって、まあこの会社は・・・知ってる人は知ってるんですけど、ライス国務長官がかつて役員を務めていたことがあるという、まあアメリカの政府の中枢にもつながるような会社なんです。
横尾氏: ほーら、やっぱりだ。
山口氏: 要するに、買えば買うほどアメリカの会社が儲かる・・・かもしれないっていう状態なわけ。しかも、当然ですけど、それを買うにあたって日本の商社2社が絡んでるんですね。
愛川氏: ほら。
山口氏: で、この2社の名前も明らかにしろっていうことも取材したんですけど、これは「言えない」って言うんですね。いま調べてる。間もなく判りますけれども。その2社から6年間、随意契約で買ってるんですよ。
横尾氏: 競争入札じゃなくて。
山口氏: つまり言い値で買ってるっていうことなんですね。で、少なくともそうすると、先ず大元の売り元、それから手数料稼ぎをしてる日本の会社2社に確実にお金が落ちるスキームであるわけ。
愛川氏: そうだ。
山口氏: で、この人達にとってみればね、やっぱり続けてほしいんですよ。
愛川氏: そりゃそうだ。お得意さんですもんね。
山口氏: そう。誰が一番この給油活動を続けてほしいと思ってるかっていうと、多分この人達なんですよ。
しかも更に調べてみるとね、これもう明らかになってることなんですけど、実際に90隻っていうのがね、最盛期で月平均すると約4万リットル海上給油してたんですね。それが今では月にたったの2千リットルなんですよ。
愛川氏: あら、なんでそんなに減っちゃったんですか。
山口氏: いや、もう必要ないから。
愛川氏: あらっ。ということはもうそんなにお得意がいなくなっちゃった。
山口氏: お得意がいなくなっちゃったし、あの広いインド洋の上でね、船を行ったり来たりさせてることにあまり意味がないっていうことに気付いてるから、「もうそろそろいいんじゃないか」っていう話なんですよ。
愛川氏: だって、あそこインド洋でもってね、アルカイダか何かがあそこからなんか武器を持ち出したり、その船を臨検するということで、アメリカはやってるわけでしょ。
で、その船やなんか、臨検した実績っていうのは、出てるんでしょ?
山口氏: あっ、えーっとね、ごめんなさい。自衛隊がやった分でいうと、ここ6年間で、6年間でですよ、たったの7件。
川村氏: それはもう相手国、旗国の了解を得ないと出来ないんですから、臨検っていうのは、国連海洋法条約に基づいて。
愛川氏: うん。いけないんですってね。
川村氏: アメリカがやってるのは、「自衛権だ」と言ってるらしいですけど、自衛権はそこまでは認めてないんですよ。だからできない。
ただ海上警備活動をやってれば、そういう変な・・・船が、麻薬とかそういうの積んだのが、そこを入って来ないだろうっていう・・・、まあ抑止力としてやっているということ。
愛川氏: 臨検だって、乗り込んでいったりしたら、国際法上これ、違反なんですね。それの油代ですよ。こういうことを国民が具体的に知っていけばね、なんだか国際貢献でいい事をやっているという、この宣伝係をやっている色んなメディアの中でね、本当のことを知らなかったらね、「もうそんなこと、いいじゃないか」っていう考え出ますよ。