昨日のクローズアップ現代、ごらんになられましたか?
教科書問題をやっていました。教科書採択の仕組みが変わった経緯から、どんなふうに変わったのかを、わかりやすく解説していました。
それから、杉並区の教科書採択の過程を放送していました。
採択率が0,4パーセントなのに杉並区で採択されたこと。
5人の教育委員のうち、2人が賛成、2人が反対で、結局教育長が賛成して採択されたこと。
4年前には、同じく賛成と反対が2対2だったが、双方歩み寄る形で不採択を選んだこと。
今年と大きく違うのは、メンバーが1人入れ替わったことで、その入れ替わったメンバーというのが、採択を決めた教育長だったこと。
以前は、学校からの調査票に各社の順位が書かれていて、それを集計して一番順位の良かった教科書が選ばれていたが、今は、順位付けが禁じられ、それぞれに評価を書くようになっている。評価を集計すると、扶桑社の教科書は最下位だったが、杉並区では採択されてしまった。だが、他の教科を見ると、評価の良いものが選ばれている。・・・
ということも、棒グラフ入りでわかりやすく解説されていたので、とにかく、どうしてもこの教科書を採択したい人たちが無理やりやったのだなあという点に関しては、予備知識のない人たちにも納得できるつくり方だったのではないかと思います。
この教科書のどこが問題なのかという点については、あまりはっきり出さず、各教育委員の発言も、食い違いがはっきり出ないものが選ばれていた気がしますが、採択を決めた教育長の「残念ながらやはり戦争や紛争はなくならないんじゃないかと。それを現実的に扱っているのは扶桑社だと思います。この現実を踏まえて、これから中学生諸君が平和と繁栄にいかに貢献していくかと、こういう問題提起をしている」という信じがたい発言は、この教科書の性格をよくあらわしていて、こんな言葉で教科書が選ばれたことが、本当に腹立たしくてなりませんでした。
5人の教育委員が教科書を選ぶというだけで、十分恐ろしいことだと思いますが、杉並区の場合は、2対2で残る1人の判断ということになったのですから、実質、1人の考えによって2000人の子どもの使う教科書が選ばれたわけです。このシステムでは、うわべでどんなに『民意の反映』をうたっても、それが守られるのは難しいです。この教科書を選びたい人が教育長になれば、簡単にできてしまいます。
戦争を防ぐには、こういうシステムを許さない社会を築くことが本当にだいじなのだと改めて思います。
昨日ニュース23でちらっと聞いたのですが、政府はもう国民投票法案の審議入りを考えているようです。予測されていたこととはいえ、あまりにスピードが速いので、これからますます一日一日がだいじになりますね。
この間、選挙結果についての感想をいろんなブログでながめていたら、沖縄の大学2年生という青年が書いていました。自民圧勝にがっかり。・・・北欧みたいな福祉国家になってほしいというような日記でした。
まったく同感です。
働きたい人がきちんと働けて、お父さんもお母さんも仕事のあとに家庭で過ごす時間がたっぷり取れて、子ども達は勉強に追い立てられず、ほどほどに勉強したあと、遊ぶ時間がたくさんあって、遊べる場所もたくさんあって、大きくなったら何になろうかなあと将来に夢をふくらますことのできる社会。長い年月はたらいて年をとったら、安心して余生をのんびり楽しむことのできる社会がほしいのです。
常任理事国なんかになるより、この方がずっと必要で幸せなことだと思っている人は、たくさんいるんじゃないでしょうか。
「看板」なんかなくても、税金が正しく使われて、本当に私たちが豊かな暮らしを楽しむことができれば、「世界に認められる」のです。
これからますます元気でいるのが大変になりそうですが、とにかく毎日元気でいて、戦争反対!!と書き続けなくちゃと思っています。よろしかったら、ぜひぜひコメントくださいね。