ぷらすアルファデザイン一級建築士事務所の所長ブログです。 私の所属する建築プレゼンテーション・コラボチーム『Arch-Tlive』をよろしく! なお、Arch-Tliveではブログもここより頻繁に更新しています!
2018/6/11 | 投稿者: ChiChi

今、もっとも注目を浴びている映画『万引き家族』を観てきました。

ネットでは映画云々を超えて、様々な意見が噴出しているようだが、その辺への言及は避けよう。純粋に映画を観て感じた感想を思いつくまま書き留めておく。
(もちろんネタバレなのでご注意くださいね。)



さて、どこから感想を書けばいいのやら。
理路整然と感想を書くほどのスキルもないし、取り止めのないことを呟くしかできない。

まず、きれいごとではなく、この物語は、今の日本人誰しもが、次は自分の身に起こりえる現実だと思えるに違いない。

ここまで悲惨な貧困は自分に縁がないと言い切れる自信は今の自分にはない。
もちろん万引きなんかしちゃいかんって簡単に言う人が大半かもしれないが、この主人公たちが置かれている立場は、誰しも紙一重で陥ってしまう可能性があると思う。すぐそこにあるボーダーの上に乗っかっている自分に気づかないフリをしている日本人が大半なのではなかろうか?

映画の後半で少しずつ解き明かされていく万引き家族たちの素性や生い立ちは、決して受け入れられるような現実じゃないかも知れないけど、この物語は、万引き家族にとって、もしかしたら一番幸福な時期を描くところから始まっているのかもしれない。

ちょっとネタバレになってしまうけど、国民年金受給者の老婆、日雇い労働すら全うできない父親、パートも諸事情で辞めさせられる妻、風俗で働く妻の妹、そして父親と共に万引きを繰り返す男の子と実の親から虐待を受けていた幼い女の子が、狭い平屋の家屋で寄り添って暮らす風景は、

「なんじゃ、この不幸家族は!!」

って切り捨ててしまう人もいるかとは思うが、私はこれはこれで、ひとつの幸せな家族のあり方なんだと感じた。

最近、ちゃんと見ていないけど、サザエさんやちび丸子ちゃんの家庭のように幸福そうに見えたと言っては反論もでるかもしれないが、僕はそう感じたのだから仕方がない。

「万引きなんかしている時点で不幸なんだよ、この家族は!」

って言って、簡単に切り捨ててしまうほど、まだ日本人はクールになりきっていないと信じたい。



話は逸れていそうで自分の中では同一の感覚で思うことがあって、近頃、ダメなことはダメって強く決めすぎなことが多いように思う。
法治国家だし、もちろん守るべきルールはあるんですが、なんといえばいいのかなぁ〜?

以前はそうだったんだから、今回もそうすべきとか、客先がそういえば、自分の信念を曲げてでもそうすべきだとか。
更に話は脱線するけど、もう森友加計問題なんて、僕からすれば、さっさと自民党が謝罪して折れてしまって、ちゃんと憲法をどうすべきかを議論する方向へ進めるべきと思うが、そう書くと、すぐに反論がきそうな。。。

いやはや、まことに息苦しい世の中ではある。

もう、所詮あっちでもこっちでも忖度しあって生きているでしょ、みなさん。
なのに、特定の忖度に対して、どうしてそこまで冷たいの?

「もう、いいやん!」

って強く思う。
そういうお前は政治がわかっちょらん!って簡単にあしらわれるだろうですが。。。
それでも全然構わないのだけれども。



映画『万引き家族』では、様々な対比が描かれている。

その舞台となる木造平屋のちっぽけな家と、その家を見下ろすように建つ高層マンション。
昔ながらのタバコやお菓子、雑貨などを置く個人商店と、スーパーマーケット。
万引き家族と、上品?そうな今風の家族。

そう、この映画を見ていて感じた上品そうな今風家族の薄ら冷たさというか、こういう上品そうな家庭が理想の家庭でお手本にすべき家庭で間違いを起こさない家庭ですよっていう押しつけがましい違和感。

いったい、なんなんだろう。。。


映画の中盤のシーンで、花火の音が聞こえてくるけど、平屋の窓からは見えない。
花火のドンドンという音しか聞こえない。
それでも万引き家族は、狭い縁側で寄り添いながらその花火の音を家族みんなで聞く。

きっと隣にそびえ建つ高層マンションに住む上品そうな家族達は、遮音性の高い窓でエアコンの効いた部屋で家族別々の部屋でYouTubeばかりヘッドフォンで聴いていて誰も花火に気がつかず過ごしていることだろうと思った。



やっぱり冒頭に書いたように、理路整然とならず、支離滅裂でグダグダな感想になってしまった。

でも、この映画を綺麗な感想で締めくくることなんてできない。
人間本来の衝動や感情やいい加減さや混沌や、どうしようもない毎日に、それでもグダグダ家族同士で言いながら生きていくことや、メリットシャンプーが嫌いって感じたり、そういったじめっとした感じのある映画だった。


ラストシーン、少年と少女のまなざしに映った景色は何色だったのだろうと、ずっと思いながら感想を書き綴ってみたけど、もしこの映画を見ようか見ないでおこうか悩んでいる人は、そう単純な映画じゃないので、見ると決めたら是非、覚悟してみてください。

でも見ないより見た方がずっと幸せになれますよ、きっと。
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2018/5/24 | 投稿者: ChiChi

ホテルに着くと、ポーターさんが荷物を運んでくれますよね。

私たちが到着したホテルのポーターさんは、インドの方だと思いますが、荷物を運びながら英語で話しかけてきました。



ポーターさん:「フェアー アー ユー フロム?」


私たち:「えぇ〜〜、英語でどう答えるの?」


「たぶん、ふろむ、じゃぱん とか?」

「いやいや、ここ沖縄やし、十分日本やから、具体的な都市名やと思う。」


ひとまず、


「フロム キョウト」


ポーターさん:「オ〜、イェ フロム キョウト。アイ ウォンチュ ゴートゥ キョウト」


とか言うてはりました。


私たち、もう英語力ゼロがバレバレ。

エレベータの中でも、もはや日本語化している英語でポーターさんとジョークを交わしながら、なんとかかんとか宿泊する部屋のある階に到着。


ポーターさん:「では、ゆっくりお過ごしくださいね。」


私たち:「え?」


めっちゃ日本語、流暢じゃん。


私たち:「もしや、日本語、話せます?」


ポーターさん:「もう、バリバリ喋れますわ。」



ガァ〜〜〜〜〜ン!!!





ちょっとしたポーターさんとの会話でしたが、こういうのが旅行の楽しみの一つなんでしょうね。
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2018/3/3 | 投稿者: ChiChi

昨日に続き、軍艦島レポートです。

天候に恵まれ波も穏やかで、難なく上陸を果たしました。
軍艦島は日々朽ちていく宿命にあり、いつなんどき建物が崩落してもおかしくないため、観光ルートは島の一部で、しかも建物から離れたエリアだけしか見学できません。
世界遺産になった今、自由に見学できなくなったのは残念ですが、少しでもこの遺産を残すためには仕方がないのでしょう。

そんな島の写真を撮ったので、少しだけですが、アップします。

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軍艦島に上陸した感想は、下手な言葉で説明できません。
もし行くチャンスがあれば是非行ってみてください。


軍艦島に行ってきた話を叔母さんに話してみたところ、なんと10年以上前に軍艦島に行ったことがあるとのこと。
その時の感想を尋ねてみたところ、ビックリ回答がありました。

「あの島、汚かったわ。私、汚い所、嫌いなの。」

それ言っちゃおしまいやん。(笑)
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2018/3/2 | 投稿者: ChiChi

なんと、今年初のブログ更新がタイトルにある軍艦島レポートです。
(この更新頻度が極端に落ちたブログを楽しみにご覧になっている方、お待たせしました!)


高齢の、あっ、間違えた!

恒例の、元同僚や建築同業の仲間らと、あの世界遺産となった軍艦島に行ってきました。
しかも、日帰りで!(←ココ重要)


事の発端は、いつもお世話になってますYさんが、某旅行業者のツアーで『案内人同行で世界遺産登録地へ 長崎新地中華街と軍艦島上陸クルーズ 日帰り』というとんでもないツアーを見つけたのです。

Yさんに伺ってみると、参加者の同意や誰が参加するかも決めず、ネットの参加申込みボタンをプチっと押したそうで、あとは野となれ山となれという気分だったとのこと。(笑)

いやぁ〜、もうそういう行動力がないと一生涯、そんな場所には行くことはないでしょう。アッパレ!Yさん!!




読者の皆さんご存じのとおり、軍艦島は長崎市の沖合に浮かぶ元炭坑があった小さな島です。
炭坑が盛んだった1960年前後には島の人口が5300人ほどいたそうで、今も人口密度世界一との呼び声もあるとのことです。
しかし、エネルギーが石炭から石油へと移行するにつれ、島の役目は終わりを告げ、1974年に閉山したとのこと。(wiki情報)

それから44年の年月を経て、私たち一行は島を訪れたということになります。


私自身、軍艦島の下調べをひとつもしないままツアーに参加したため、ツアーコンダクターの男性が島への上陸はかなり困難で、上陸できる可能性は五分五分との話を聞いて衝撃を受けました。

幸い、ツアー当日は、天候に恵まれたばかりでなく、寒波も衰え、春も近しという陽気な日よりとなったので、上陸は見事果たせました。


長崎港から40〜50分程度船に揺られますと、やや斜め前方に軍艦島の勇姿が見えてきました。

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上陸直前の写真が↓

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さて、今日のブログはここまで。
久々に文章を書くと、根気が続かない。

明日?、ふんだんに島の写真をお届けしようと思っています。
お楽しみに〜〜〜!
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2018/1/11 | 投稿者: ChiChi

膨大な図面チェックが終わりません。
しかし、一昨年から関わった設計業務の建築が竣工し、ホッとしています。

バルコニーに出て建築を見上げた写真です。
なんとなく、安堵した感じが伝わってくるような、来ないような?(笑)

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2018/1/4 | 投稿者: ChiChi

新年あけましておめでとうございます。
今年もぷらすアルファデザイン一級建築士事務所の所長である当ブログをよろしくお願い申し上げます。

とは言うものの、このブログへ頻繁にお越しの方はご存知のように、著しく更新頻度が落ちています。
さて、どうしたものか。。。(汗)


日々の業務に忙殺しブログどころでなくなったというありきたりな理由は、例え事実だとしても、いいワケにしかならないので書きません。

その代わりと言ってはなんですが、建築業務をメインとする仲間と組んだコラボ『Arch-Tlive(アークトライブ)』のブログ『A-Tの井戸端会議』のほうでちょくちょく更新しているので、ぜひともそちらをご覧ください。

Arch-Tlive(アークトライブ)では、建築設計に関わるサポート業務として、CGパース、建築の各種調査業務、電気設計業務、建築図面の作成補助業務等々、様々な業務を請けております。
まだまだ無塾な私たちですが、チャレンジ精神をもって何でもトライしてみようと思っていますので、是非とも、御依頼をお待ちしております。


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2017/11/13 | 投稿者: ChiChi

ブログ休止状態も甚だしいですが、そんなブログにも毎日ちょっとずつアクセスがあります。
マメにチェックしてくれている方々に感謝の言葉もありませんが、これに懲りずにまた覗いてくださいね。

近頃は、インターネットの世界でブログをネチネチ書くという風潮も薄れ、即席でできちゃうインスタグラムが主流なのでしょうね。
ちなみに、私はインスタグラムをやっていませんし、周りの同世代の仲間を見回してもインスタグラムをやっていそうな人はあまり見受けられません。
そもそも真っ当なデジカメを持っていないというのもあるんでしょうけど、インスタグラムはスマホでサクッとやるのが一般的なのでしょうか?


さて、そんな更新頻度が瀕死状態のブログですが、久々にこのブログに書き留めておきたい映画を観てきたので感想を連ねておきます。

その映画のタイトルは、

『ブレードランナー2049』


もう説明不要と思いますが、もしかしたらこの映画の前作『ブレードランナー』をご存知でないという方のために300文字以内で説明しましょう。


「ハリソン・フォード演じるデッカードは、ほとんど人間にしか見えないロボット、その名もレプリカントを抹殺する職業、ブレードランナーだった。
環境が汚染され酸性雨が降り続けるLAに住むデッカードは、逃亡した4人のレプリカント抹殺を命令される。
そんな折、レプリカントを製造するタイレル社を訪れたデッカードは、秘書のレイチェルに一目ぼれする。しかし、デッカードはレイチャルもまたレプリカントであることを見抜いてしまった。
自らもレプリカントであると疑いだしたレイチャルがタイレル社から逃げ出し、デッカードはレイチャルも含めて抹殺を余儀なくされるが、果たしてデッカードは使命を果たすことができるのだろうか?」



とまぁ、かなり荒く筋書きを書いてしまいましたが、この映画の醍醐味はなんといっても酸性雨降り注ぐ未来都市LAでしょう。
ところどころ日本語の飛び交うLAの下町では、『ブラックレイン』でみた大阪のミナミを彷彿させる。
そう、この映画の監督はリドリー・スコットだ。
彼の代表作に『エイリアン』や近年ですと『オデッセイ』や『プロメテウス』がある。

さて、本題となる『ブレードランナー2049』では製作総指揮という立場です。
監督はドゥニ・ヴェルヌーヴだ。
私は全く知らない映画監督ですが、去年、映画『メッセージ』で話題を集めた。観よう観ようと思っている間に終了してしまいましたが。。。(笑)


そんな訳で、本題の映画は『ブレードランナー』の続編となる。
CMでもさんざ映し出されているように、ハリソン・フォードも出演するということで期待も膨らむ。

ここまで書き連ねても、やはりこの映画の感想を書くのは難しい。
僕自身は勝手な裏テーマを設定しているが、一応真面目な当ブログでそのことを書くのははばかられます。

さて、どうしたものか?(汗)


こういう書き方をしているというのは、正直、有無を言わせない感動作品ということではないというのがばれますね。
でも、誤解しないでほしい。オモシロくない映画というワケじゃないので。
先ほど書いたように、僕の思い込み裏テーマを含め、この映画には見所がたくさんあった。

様々な人が書いたり言ったりしているようですが、前作のオマージュであることは言うに及ばず、その前作から35年も経つと、もはや今描くと不自然なことも多々あるのだろう。

本作主人公のブレードランナー・K(ケイ)は映画『ララランド』で一躍脚光を浴びたライアン・ゴズリングが演じています。映画の前半、そのKが自宅に帰るくだり、LAの街中は前作のような雑踏を描こうとしているが、その後のシーンはあまり雑踏が出てこない。

35年も経つとあの雑踏を描くのはリアリティがないと監督が判断したのかな?
その一方でKもまたレプリカントであることはネタバレではないと思うのですが、様々な差別を受けます。自宅のドアに描かれた差別的発言や、同僚から発せられる差別的言葉。

そんな彼も自宅に入ると、レプリカントとは言え、ひとりの男性ということか、ポログラムというんでしたっけ?空中に実態はないけど光で実体を浮かび上がらせる技術、その技術で現われるチャーミングな女性とたわいない会話を楽しむ。
このポログラムの女性こそが、私の言う裏テーマかなって勝手な妄想をしていますが、おっとその話は脇に置いておいて、こうして筋書きを追うだけでも難解な映画だと分かる。

そういえば、前作から35年、実際の映画の中の年数はもう少し短いのかと思いますが、冒頭のクレジットに表れたように、全世界で大停電が起きたということで、はっきり言って、あれこれややこしい前作の設定は一旦リセットされた感があって、それでもハリソン・フォードの登場とともに、前作のあれやこれやが・・・・


おっと、いけない。

まだ公開3週目なのでネタバレはやめておきます。
とは言うものの、残念ながら今の段階ではヒットしたと言い難い状況です。

あっ、それといい忘れていましたが、私はこの映画、4DXで観てしまいました。
はっきり言っておきますが、4DXで観る必要性はほとんどないです。
どちらかというと静かなシーンが多いので、4DXの雪や風を起こすファンの音が気になって仕方がありませんでした。
できれば、大きめのスクリーンであればIMAXでもいいかと。

そんなワケで、本作を観る予定のみなさま、是非、スターウォーズの続編が始まるまでに行って下さい。
静かに深く感じ入る尾を引く映画であることは間違いなしですから。。。
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