今日は建具の集計を『属性付ブロック』を使って作れないかテストしてみた結果をレポートします。
AutoCADの上級者なら容易いことかもしれませんが、私はこういうコンピュータ的な仕組みに疎いので、手探り状態でとても苦労しました。
結果、バグかどうかも分からない事態に陥りながら一日かかって、やっとの思いでエクセルに書き出すも、このデータをそのまま図面化するには、あまりにヘンチクリンなので、最終的に挫折。
でも、ココまでの研究?も月日が流れると忘れてしまいそうなので、ブログに書き留めておきます。AutoCADに興味のない方はスルーしてくださいね。
下図のように”片開きドア”の姿図上に、属性定義された扉の情報を書きとめておきます。
その属性と扉の姿図を一式まとめて”ブロック定義”します。すでにこの辺りで私は頭がパニックになり始めましたが、マニュアルと格闘しながら、なんとか第一関門クリア〜。
こうしてできた属性付ブロックを適当な建築平面にプロットした様子が下図となります。
実は今日は面倒なので説明を省きますが、扉の姿図はダイナミックブロックで巾を変更できるようにしてあります。ダイナミックブロックはいろんな書物で解説済みでしょうから、各人で勉強してね。
さて、ココまでの説明でもヘコタレそうになりましたが、これからが今日の本題です。
「データ書き出し」ウィザードを実行して建具の集計表を作成してみよう!ってことで、以下のように作業を進めます。
@「ツール」→「データ書き出し」を実行する。
Aダイアログボックスが開いたら、「データ書き出しを新規に行う」を選択し、「次へ」をクリックします。
B適当な名前を付けて保存します。ココでは『建具リスト』と名付けました。
C次のダイアログボックス画面が出たら、図示のように「現在の図面内のオブジェクトを選択する」にチェックを入れ、右のボタンをクリックします。
Dモデル空間上の建具を全て選択し、右クリックで確定します。元のダイアログボックスに戻ったら、「次へ」をクリックします。
E下図のように「オブジェクトを選択」ダイアログボックスが現れます。ココで今回は建具の属性だけを処理したいので、「表示オプション」の「すべてのオブジェクトタイプを表示」チェックをはずし、「次へ」をクリックします。
F続いて下図のように「プロパティを選択」ダイアログボックスが現れます。「分類フィルター」の属性を残して全てのチェックを外し、「次へ」をクリックします。
そろそろ挫折しそうになって来ましたよね。でももう少しで表が完成です。何事も最後まで進めないと完成しません。
G下図のように「データを調整」ダイアログボックスが現れます。いろいろオプションがありますが、ひとまず「次へ」をクリックしてみましょう。
H「出力を選択」ダイアログボックスが現れたら、今回は「データを外部ファイルに書き出す」を選択し、任意のファイル名を設定し、「次へ」をクリックします。
I最後に「完了」ダイアログ ボックスが現れたら、「完了」をクリックし閉じます。
完成した表をエクセルで読み込んで、コピー&ペーストでAutoCADの画面に挿入してみた画像が下図です。
以上、ざくっと一通りの順序を書き上げてみましたが、どうしてもうまく行かなかった部分を最後に書いておきます。
Hの「出力を選択」ダイアログ ボックスの時に、「データを書き出し表に挿入する」を選択し、「次へ」へ進め図面に直接表を挿入します。
すると、どうしても下図のようにエクセルで集計した結果と食い違うのだ。どうやらあぶれるデータがあり、その特性が見出せない。AutoCADのバグなのか、私の実行ミスなのか、分かりません。
以上のように、私が体験した現象が、AutoCADのバグかどうかはっきりすれば、この「データ書き出し」ウィザード機能は強力な武器になりそうです。
実施設計で数百個の建具がある建物でも、しっかりと属性付ブロックを組み込んでいけば、集計ミスの心配もなくなりそうです。