簀子作り3日目になる。どうしてこんなものにこんなに時間がかかっているのか。自分でもちょっと呆れる。今日は底に敷く透板が出來たのでとりあえず押し入れに敷いてみた。両サイドは襖の開け閉めで必ず空気の流れができるところだから、どちらかといえばなくても済む。ただ、布団を全部出して押入れが空になったとき、パタンと倒れないように支えとしての役目もあるので片方だけ試しに作ってみた。布団の綴じ糸とか、布団袋の端とかが引っ掛からないように出っ張りを作らないように気にしすぎて、肝心の噛み合わせを作るのを忘れていた。背後に立てかける簀子は大きいので動かさないとして、手前に倒れるのを防ぐために、両サイドを押し込んで噛み合わせにしたい。
押入れの底に敷く簀子

布団を引き出すので、透板は縦向きにしています。隙間の間隔は垂木を当てたので広くて野暮ったくなりました。間に瓦桟をいれて3枚セットのパターンにしてみました。きりっと引き締まって、飛び飛びの広い隙間が気にならなくなりました。両側の板は押入れに入れてから打ち付けることにしました。実際に入れてみると8cmの隙間が出來たので、板を1枚増やしました。
押入れに敷いて背後やサイドの寸法を測っている時、ボールペンが隙間から落ちましたが、飛び飛びに広い隙間が作ってあったので取り出しも楽勝でした。と云う訳で追加の1枚は釘は打たずに並べるだけにしてあります。
ちょっと問題ありのサイド簀子

柱(足)になる板は奥行きの85cm一杯にしてあります。空気の層を作るには背後に立て掛ける透板が必要と思われるが、押入れが空になったとき手前に倒れてこないように上下2ヵ所噛み合わせにしたい。柱(足)の上がまだ5cmほど余っているので上だけを噛み合わせに使って、右サイドの簀子の足を控えて切り込みしろを取れば、今日作った左サイドのやり直しをせずに何とか完成できるかもしれない。
たかが透板(すいた)くらいと舐めてかかって、図面も引かず、倉庫にある材料で作りながら考えていると結構次々難問にぶつかります。
鉋(かんな)掛けは難しい
平鉋がないので、合板の木端(こば)削り鉋ひとつで平削りも木口削りも面取りもする。問題は表面の平削りだ。順目のつもりで削っていると板の途中で突っかかる。木目が瓢箪型になっていると、上半分と下半分ではささくれの方向が違うらしいのだ。板の左右で目が逆になることもある。
木端削りも結構難しい。木の生えていたときの根のほうから上に向いて鉋を掛ければ理屈の上では順目のはずだし、左右は同じはずなのに、実際の屋根板はそうはいかない。曲がった木を製材したり、節の周囲や木取りの位置でいろいろなケースがある。
基本はやはり鉋の刃がちゃんと砥げていることなのだろう。今朝きちんと砥いだら、刃のすべりが断然よくなった。が、やはり平削りは素人には難しい。鑓鉋で削ったようになる。表面はとりあえずささくれだけを大まかに削って、後はサンダーで滑らかにする。幸いサンドペーパーはロールでひと巻きあったのでこまめに取り替えては気長にやっている。鉋掛けが下手な分サンダーが欠かせない。〆(..)para1002n(ぱら仙人)


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