
松戸の平穏無事を守るため、今日も程よく戦う我らの宙マン!
はてさて、今日の対戦相手は――
「ぁんぎゃあ〜っ!!」

ベンゼン星出身の吸金爆獣、その名も人呼んでコッテンポッペ!
コッテンポッペー「ぁんぎゃ〜、その名前で呼ぶな、その名前でっ!
俺にはゴルドルボムルスという、れっきとした正式名称があるんだから……」
さぁ行け宙マン、
コッテンポッペをやっつけろ!
コッテンポッペ「うが〜っ、この腐れナレーター!」
コッテンポッペ「ジグジョ〜、こうなったらこの憤り、全て宙マンに叩きつけてやる!
必殺必中、このビードロ光線を受けてみろ!」

しかし宙マン、プロテクションで易々とこれを無力化。
コッテンポッペとの間合いを一気に詰め、怒涛のようなチョップの乱打!

宙マンの猛攻撃の前に、完全にフラフラのコッテンポッペ。
そこへすかさず、毎度おなじみ・とどめの一撃が!
宙マン「くらえ! 宙マン・ビームフラッシュ!」
コッテンポッペ「や、やっぱこうなっちゃうのね〜!?」
やったぞ宙マン、大勝利!
宙マン「どうだ、参ったかゴルドルボムルス。これが正義の力だ!」
コッテンポッペ「ハンニャラ、ヒ〜っ……
あ、ありがとぉよ宙マン、最後にその名前で呼んでくれて……ガクリッ」
どこか、何故だか満足そうに、そのまま意識を失うコッテンポッペであったとさ。
そしてその一方で、当然のようにそんな事では満足できないのがこのお方。
イフ「うぬぬぬぬ……おのれまたしても、またしても宙マンめが!
どいつもこいつも不甲斐ない……誰か年の瀬の決算期までに、
何とか宙マンを倒すことの出来る者はおらんのか!?」
ゾネンゲ博士「あいや、ご心配なく、魔王様!」
ゾネンゲ博士「宙マンの弱点を暴きだし、そこを的確について攻撃することこそ
宙マン打倒、ひいては地球征服のための第一歩……
そのためにこの私めが既に、我が怪獣軍団きってのプロスパイを派遣して
宙マンの近辺を探らせております」
果たして、その作戦やいかに?
さて一方、こちら松戸の「宙マン屋敷」。
落合さん「♪だれもしらない ナゾのほし
宇宙のはてから やって来た
ぼくはナゾの子 正義のみかた オー オー オッオ〜♪♪」
ビーコン「お〜い、落合さん、落合さ〜ん!」

ビーコン「呑気に「ヘンシン・マーチ」なんて歌ってる場合じゃないっスよ〜。
緊急事態っス、緊急事態!
何か屋敷の周りを、怪しいヘンな奴がうろうろしてるっス〜」
落合さん「(真顔で)……ビーコンさんのことですか?」
ビーコン「だ〜っ、もう、このオネーチャンはっ! いいから早く来るっス!」

ビーコン「……ほら、あいつっスよ、落合さん。
今週に入ってからずっと、屋敷の周りをうろうろしてるんス」
落合さん「なるほど、仰るとおり確かに怪しゅうございますわねぇ――
お殿様よりこのお屋敷の留守をお預かりしているメイドとして
これは捨ててはおけませんわ! きぇぇーいっ!!」
げしっ! げしげしっ!
気合一閃! 飛び出していくや否や、たちまちのうちに問答無用で
不審者ならぬ不審怪獣を叩きのめす落合さん。相変わらず強し!
落合さん「このお屋敷の周りをうろうろなさって、一体何がお望みだったり致しますの?
正直に答えればよし、さもないと……ね じ 切 り ますわよ!?」
ビーコン「どうどう、落ち着くっス落合さん!
ねじ切るって、何をどうねじ切るんスか〜!?」
落合さん「いいんですのよ、とにかくねじ切ると言ったらねじ切るんですっ!」
「フッ……まぁ落ち着きたまえ、レディ」
やけに余裕綽々な態度で、むっくり身を起こす件の不審人物。
プロテ星人「フッ……私はプロテ星人、またの名を「宇宙スパイ」。
怪獣魔王様に仕える、宇宙でも有数の諜報部員だ」
ビーコン「……なんかえらくあっさり、正体バラシに入ってるっスねぇ?」
プロテ星人「宇宙一凶暴なメイドの落合さんを前にして、下手に抵抗するほど愚かではないし……
それに、これもお話をサクサクと進めるためだ」
落合さん「……ンーま、失敬なっ!」

ビーコン「でも、その諜報部員さんが、なんでまたウチに?」
プロテ星人「フッ……それは決まっている、もちろん地球侵略に邪魔な
宙マンに関してのあらゆる情報を収集することさ」
宙マン「だが、これまでに集めた宙マン本人の情報の中で、
注目すべき新たな要素は皆無に等しかった――
……と言うより、あまりにもフツーかつ健康的すぎて
ネタ的に美味しくも、面白くもなんともないんだ! えぇっ!?」
ビーコン「……ま、お気持ちはお察しするっス〜」
プロテ星人「そこで私は当初の計画を一部変更し、宙マン本人のみならず
奴の周辺にいる知人・友人らの情報をも収集対象とすることにしたのだ。
君たちのことも、既にいろいろと調べさせてもらったよ、フッ」

ビーコン「お、オイラたちの事も、っていう事は……
まさかオイラが先月購入したエロ本の全タイトルまで、洗いざらいっスか?」
プロテ星人「フッ、もちろんだとも」
落合さん「でっ、では、私のいろいろと嬉しはずかしな私生活なども……?」
プロテ星人「フッ、当然ぬかりはないね」
ビーコン「……でもって、その嬉しはずかしな落合さんを夜のオカズにしちゃったり!?」
プロテ星人「おいおい、悪い冗談はやめてくれたまえ――
フッ、私は面食いなのだよ?」
げ し っ !
プロテ星人「フッ、いいパンチだ……ぐふっ(吐血)」
落合さん「……とにかく、もうこれ以上我が家の周りをウロチョロしないで下さいっ!
さもないと、お殿様に代わってこの落合が止めを刺しますわよ!?」
プロテ星人「フッ……いやいや、私の方ももはやこの屋敷に執着するつもりはない。
ちょうど今から、情報収集のターゲットを変更しようかと思っていたところなんだ――
そう、まずはペドレオンとその恋人あたりからね」
ビーコン「うひょう、そりゃあオイラも興味深々っス!
ねぇプロテ星人さん、ご一緒させてもらってもいいっスか?」
落合さん「全くもう……エロい上に野次馬なんですから、ビーコンさんはっ」
ビーコン「ありゃ、それじゃ落合さんは興味ナッシングっスか?」
落合さん「そんなわけないでしょ、ビーコンさん!
さぁ参りましょう、今参りましょう、すぐ参りましょう!」
ビーコン「ひょ〜、それでこそ落合さんっス〜♪」
プロテ星人「……アンタらねぇ……(呆)」
かくて不思議な事の成り行きで、ここに結成されたデバガメ三人衆(仮)。
狙うはひとつ、ペド&優美カップルの身辺情報……
……ってそれでいいのか、君たちは!?

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