お知らせ
株式会社 大頭
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漁港 2nd Album 「FISH&PEACE」絶賛発売中!!
http://6809.teacup.com/daiz/shop/01_01_01/DAIZ_000021/

2010年、「漁港」結成10周年記念アルバム発売!
着信メロディサイト裕福音食亭 は現在、データの更新を
停止しておりますm(_ _)mなお、現在存在するデータのDLは可能です。
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2009/11/6
「ウルトラ銀河伝説」の 映画
完成披露試写会に行ってきた。

りんかい線・品川シーサイド駅(ずっと思ってるけど、誰だ、この駅名決めたヤツ・・w)から歩いて5分ほどのバンダイ・ナムコホールディングス。とにかくすげえ巨大なビルで、その一回に上映施設が。

全部で300席くらい。はっきりいってそのへんのシネコンよりはるかに立派。

今回の映画「ウルトラ銀河伝説」のP、岡部淳也氏の挨拶。彼はもともとBuild UpというCG制作会社の社長で、10年ほど前、当時としてはまだ珍しいフルCG怪獣がバトルスーツを着た主人公と戦う実写特撮映画「D」を監督した才能あふれる人物。一昨年前、円谷プロダクションを買収したTYOグループを背負うかたちで現在円谷プロの副社長として辣腕を振るっている。この日の挨拶も、クリエーター系の人間らしいきわめてざっくばらんな雰囲気だったが、全く飾り気のないトークで彼のこの作品にかける意気込みが逆にストレートに伝わり、非常によかった。

そして、メインキャストの挨拶。イケメン主人公レイを演じる南翔太くん、我々世代には「コニタン」として有名なw、隊長役の小西博之さんに続き、やっぱりこの人、黒部進さん。

そして森次晃嗣さん。

アーンド、今回の新キャラ「ウルトラマンゼロ」。彼はなんと「ウルトラセブンの息子」!頭にはアイスラッガーが二個ついている!この設定をめぐっては、相手は誰なんだ!?、いつ子作りしたんだ!?息子だからアイスラッガーが二個って事は、孫には三個つくのか!?などなどと、ヲタたちが騒然となった。実にまったくもってどうでもいい人たちだね、俺らって・・・

さらに、「怪獣使い」のレイが操る大怪獣ゴモラも登場。

このゴモラくん、シャーッとか光線も吐けるんですが、

最大の特徴は、とにかくすげえデカいこと。
なんと身長3m、体長は多分5mくらい?
つい最近、岡部氏の指揮下で誕生した「で怪獣」(・・・)なのだ!ウワサには聞いていたが、まさか今日見られるとは思わなかったので、かなりテンションあがった(^-^)/
そしていよいよ、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」の上映開始。

はっきり言って、福田の期待値はそう高くなかった。
試写会にお招きいただいても、正直、えー、どうしようかなー、品川シーサイド、遠くね?とか思ったくらいだから。でも、この日はいい意味で、メチャクチャ裏切られた。
要するに、すげえ面白かったのだ!
去年の悪夢のような「ウルトラ8兄弟」の酷さは、微塵もない・・・というか、もう完璧に、全くもって別物。日本の実写VFXファンタジー映画として、初めて世界標準の作品が誕生したと思う。
お話は単純明快。
ウルトラの星の秩序を保つパワーストーンが極悪ウルトラマン(!)ベリアルの手に落ち、なんと「光の国」は滅亡寸前に。かろうじて生き残ったウルトラマンメビウス、ウルトラマン、そしてウルトラセブンたちは、宇宙船ペンドラゴンに乗る「怪獣使い」のレイたちと共闘、最後は、ウルトラセブンの息子ウルトラマンゼロの協力を得てベリアルを倒す。「地球人」がほとんど出てこず、「地球」なんかワンカットも出てこない世界観の思い切りのよさが個人的には痛快で、テンポがよくムダのないシナリオ、カンフー映画そのもののアクション演出、ヒーローたちの活躍ぶりのカッコよさ、全てが新鮮で気持ちいい。
とくに新キャラ「ゼロ」の強さには、なんかオジさん、久々に燃えたよ。
もちろん、あくまでもウルトラシリーズのコンテクスト内の作品だから、そのコンテクストを知らない人がこの映画を見てどの程度「面白い」と思うのかはかなりナゾなのだが、普通に考えて少なくとも「GOEMON」なんかよりは遥かに面白いし、特撮モノとしても「ゴジラファイナルウォーズ」は完全に消し飛ぶ出来なので、初めて「ウルトラもの」を見る人、「ウルトラ」の世界観はワカラン、という人でも、ファンタジー映画として十分楽しめるのではないだろうか。とりあえず、「ウルトラ第一世代」の福田は大満足。ど頭からの全力投球ぶり、テンションの持続ぶりに疲れる、という評価が出る可能性はかなりあるが、まあそういう「年寄りな評価」はとりあえずほおっておけばいい。だってやっぱりこういう映画はやっぱり「ガキの見る映画」なんだからw。
さらに付け加えると、岡部氏の10年前の作品「D」でも音楽を担当していて、その時点で既に福田が驚嘆する完成度のサウンドトラックを作っていたアメリカのマイケル・バータ氏のサウンドトラックが、今回も実に素晴らしい。この完成度と物量感は本当に圧倒的で、多分、現在の日本のどの映画音楽作家よりもパワーと実力があるのは間違いない。肉食ってるな〜、この人(ベジタリアンだったらかなりショックw)。
この作品の唯一の弱点は、逆説的な物言いになるが、どうあがいてもこれがやっぱり「ウルトラ映画」だ、という事。「ウルトラシリーズ」のコンテクストが全く存在しない海外に売るのは、多分結構苦労するだろう。でも、とにかく、この映画は、現在の円谷プロは去年までの円谷プロとは全く違い、世界標準のVFXファンタジーを作りだせる優秀なプロダクションになった、という事を見事に証明していると思う。なんか、めでたいぞ!
こうなったら一刻も早く、円谷プロに絡みついている「ウルトラの呪縛」から解き放たれて、新たなオリジナルコンテンツをばんばん作り出していって欲しい。
円谷プロダクションの今後に期待!!
☆☆☆★★★

りんかい線・品川シーサイド駅(ずっと思ってるけど、誰だ、この駅名決めたヤツ・・w)から歩いて5分ほどのバンダイ・ナムコホールディングス。とにかくすげえ巨大なビルで、その一回に上映施設が。

全部で300席くらい。はっきりいってそのへんのシネコンよりはるかに立派。

今回の映画「ウルトラ銀河伝説」のP、岡部淳也氏の挨拶。彼はもともとBuild UpというCG制作会社の社長で、10年ほど前、当時としてはまだ珍しいフルCG怪獣がバトルスーツを着た主人公と戦う実写特撮映画「D」を監督した才能あふれる人物。一昨年前、円谷プロダクションを買収したTYOグループを背負うかたちで現在円谷プロの副社長として辣腕を振るっている。この日の挨拶も、クリエーター系の人間らしいきわめてざっくばらんな雰囲気だったが、全く飾り気のないトークで彼のこの作品にかける意気込みが逆にストレートに伝わり、非常によかった。

そして、メインキャストの挨拶。イケメン主人公レイを演じる南翔太くん、我々世代には「コニタン」として有名なw、隊長役の小西博之さんに続き、やっぱりこの人、黒部進さん。

そして森次晃嗣さん。

アーンド、今回の新キャラ「ウルトラマンゼロ」。彼はなんと「ウルトラセブンの息子」!頭にはアイスラッガーが二個ついている!この設定をめぐっては、相手は誰なんだ!?、いつ子作りしたんだ!?息子だからアイスラッガーが二個って事は、孫には三個つくのか!?などなどと、ヲタたちが騒然となった。実にまったくもってどうでもいい人たちだね、俺らって・・・

さらに、「怪獣使い」のレイが操る大怪獣ゴモラも登場。

このゴモラくん、シャーッとか光線も吐けるんですが、

最大の特徴は、とにかくすげえデカいこと。
なんと身長3m、体長は多分5mくらい?
つい最近、岡部氏の指揮下で誕生した「で怪獣」(・・・)なのだ!ウワサには聞いていたが、まさか今日見られるとは思わなかったので、かなりテンションあがった(^-^)/
そしていよいよ、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」の上映開始。

はっきり言って、福田の期待値はそう高くなかった。
試写会にお招きいただいても、正直、えー、どうしようかなー、品川シーサイド、遠くね?とか思ったくらいだから。でも、この日はいい意味で、メチャクチャ裏切られた。
要するに、すげえ面白かったのだ!
去年の悪夢のような「ウルトラ8兄弟」の酷さは、微塵もない・・・というか、もう完璧に、全くもって別物。日本の実写VFXファンタジー映画として、初めて世界標準の作品が誕生したと思う。
お話は単純明快。
ウルトラの星の秩序を保つパワーストーンが極悪ウルトラマン(!)ベリアルの手に落ち、なんと「光の国」は滅亡寸前に。かろうじて生き残ったウルトラマンメビウス、ウルトラマン、そしてウルトラセブンたちは、宇宙船ペンドラゴンに乗る「怪獣使い」のレイたちと共闘、最後は、ウルトラセブンの息子ウルトラマンゼロの協力を得てベリアルを倒す。「地球人」がほとんど出てこず、「地球」なんかワンカットも出てこない世界観の思い切りのよさが個人的には痛快で、テンポがよくムダのないシナリオ、カンフー映画そのもののアクション演出、ヒーローたちの活躍ぶりのカッコよさ、全てが新鮮で気持ちいい。
とくに新キャラ「ゼロ」の強さには、なんかオジさん、久々に燃えたよ。
もちろん、あくまでもウルトラシリーズのコンテクスト内の作品だから、そのコンテクストを知らない人がこの映画を見てどの程度「面白い」と思うのかはかなりナゾなのだが、普通に考えて少なくとも「GOEMON」なんかよりは遥かに面白いし、特撮モノとしても「ゴジラファイナルウォーズ」は完全に消し飛ぶ出来なので、初めて「ウルトラもの」を見る人、「ウルトラ」の世界観はワカラン、という人でも、ファンタジー映画として十分楽しめるのではないだろうか。とりあえず、「ウルトラ第一世代」の福田は大満足。ど頭からの全力投球ぶり、テンションの持続ぶりに疲れる、という評価が出る可能性はかなりあるが、まあそういう「年寄りな評価」はとりあえずほおっておけばいい。だってやっぱりこういう映画はやっぱり「ガキの見る映画」なんだからw。
さらに付け加えると、岡部氏の10年前の作品「D」でも音楽を担当していて、その時点で既に福田が驚嘆する完成度のサウンドトラックを作っていたアメリカのマイケル・バータ氏のサウンドトラックが、今回も実に素晴らしい。この完成度と物量感は本当に圧倒的で、多分、現在の日本のどの映画音楽作家よりもパワーと実力があるのは間違いない。肉食ってるな〜、この人(ベジタリアンだったらかなりショックw)。
この作品の唯一の弱点は、逆説的な物言いになるが、どうあがいてもこれがやっぱり「ウルトラ映画」だ、という事。「ウルトラシリーズ」のコンテクストが全く存在しない海外に売るのは、多分結構苦労するだろう。でも、とにかく、この映画は、現在の円谷プロは去年までの円谷プロとは全く違い、世界標準のVFXファンタジーを作りだせる優秀なプロダクションになった、という事を見事に証明していると思う。なんか、めでたいぞ!
こうなったら一刻も早く、円谷プロに絡みついている「ウルトラの呪縛」から解き放たれて、新たなオリジナルコンテンツをばんばん作り出していって欲しい。
円谷プロダクションの今後に期待!!
☆☆☆★★★
2009/11/4
怪猫からゴジラまで 映画
11/2朝、天野先生からメールで、今晩、「怪猫トルコ風呂」に行きませんかとのお誘い。
先に断っておくが、猫耳系のソープランド、とかそういうモノでもちろんなくw、1975年の「マボロシの」東映映画である。「ロボゲイシャ」をはるかに超えるトンデモタイトルの映画としでず〜っと興味を持っていたが、なんせ「トルコ」というタイトルのつく映画は一切ソフト化出来ない現状下(経緯については面倒なので省く。興味のある人は自分で調べてね)、全く見る機会がなかった。それが映画館で観られるというワケで、大喜びで出かける。上映前には、おなじみ中野貴雄監督と唐沢俊一氏のトークもあり、結構な雨模様にも関わらず、銀座シネパトスにはかなりの数の映画オタ・映画中毒者・映画廃人が集結。両氏のグダグダトーク(ホメてます)に爆笑しながら、いよいよ上映開始。いわゆる「赤線」が廃止された昭和33年、「トルコ風呂」へと転進した公娼館を辞める決心をしたヒロインが、極悪男(室田日出夫好演)に手玉に取られ遂には殺され、化け猫として復活、見事復讐を果たすというシンプル極まりない(けど、なんでまた「化け猫」なのかって言うと、ただ単にこの当時ホラーブームだったから。こういう安易さもまたよしw)ストーリー。ヒロインを演じるのは、70年代、いわゆる「SMの女王」として君臨した大スター谷ナオミ。個人的には、彼女がどんな「化け猫」になるのか、が最大のポイントだったのだが・・・・いやもう、その潔い化け猫っぷりは予想を遥かに超えてました。エドガー・アラン・ポォの傑作「黒猫」のパターンで、殺され、トルコ風呂の壁面に埋められた彼女、バラバラッと威勢よく崩れる壁の中から「ニャァアアアアアアッ!!!」と大復活。いわゆる連獅子系のヘアスタイル、目にはシルバー(金?)のコンタクト、白塗りに真っ赤なクチビルの「化け猫ナオミ」を、真正面からのカメラ、真正面からの照明でドドーン!!と捉える演出のバカっぽさは、単に「仮面ライダー」!完膚なきまでに怖くないけど、いっそすがすがしくカッチョよし(あくまで、今見ると、ね)!場内、爆笑、拍手喝采のうちに、「綿の国星」的純白化猫ナオミは大立ち回り、遂に、にっくき男のはらわたを引きずり出し(ちょいグロ)、ラストは、中川信夫監督の傑作「東海道四谷怪談」のお岩さんと同じく、寂しげに、しかし安らかな表情で夜空へと昇天していく。アクション系が得意な山口和彦監督の演出は、いわゆる「エロ映画」としても「ホラー映画」としても全然ダメで、一言で片付ければいわゆるただのクズ映画、なのだが、こういう作品ががんがん作り出されていた時代のパワー感は否応なく充満しており、この痛快な「空振り感」が映画ジャンキーにはたまらないのであります。
しかしこれ、1975年のリアルタイムで映画館で観ちゃった人、そのあとどうしたんだろうか・・多分、トイレ行って用足ししたら、見たことすらすっかり忘れちゃっただろうな・・・まあ、そういう映画。でも好きなので☆ひとつオマケ。
☆☆☆
明けて11/3はトイフェス。特に買いたい限定品もないので、ゆるゆると出かけ、
午後1時過ぎに会場着。めっちゃくちゃ人が少ない。やっぱ不景気、ってことか。
それはともかく。

ステージではミスターゴジラ、中島春雄さんのトークショー。

御年80歳を迎えられた中島さん、客席のリクエストに応えてゴジラのポーズ。

飛行機たたき落とすアクションとかも披露、そのつど客席からは
「おお〜っ!!」というどよめきがあがる。
そうだ、この人が「ゴジラ」なんだ!
・・と全員が改めて実感した瞬間。

その後は、「ゴジラ」主演の宝田明さん(中央)を筆頭に、
東宝特撮映画の主演陣も登場。久保明さん、お元気なんだなあ、
「マタンゴ」になっちゃったのになあ・・・
自分でも驚くほど「役者萌え」のない福田は、サインをいただくも何もなく、
ただただみなさんのお姿を拝んで、ああ、やっぱり「特撮映画」っていうのは「昭和」のものなんだねえ、と感慨に浸ってましたw。
この日は他にも、平成ゴジラシリーズの特撮監督、川北紘一さんのトークショーもあったのだが、基本的に平成ゴジラシリーズに興味のない=川北特撮にも興味がない、というか全く惹かれない(でも、全部見てる・・そこが「ゴジラ」シリーズの凄いところw)福田は、写真も撮らず。年をとると、好みがどんどん明確になっていくなあ・・・
なにか掘り出し物を、と思い会場をぐるぐるまわるが、全然食指が動かず。そうこうするうちに、17:00までのイベントにも関わらず、16:00くらいから撤収を始めるディーラーさんが続出。ステージで最後のイベントが始まった16:30の時点では、ほぼ7割のディーラーさんが撤収を完了していた。この数年、かなり集客の減っていたトイフェスだが、ここまでジミなのは初めて。そんな感じなので買物はあきらめ、M1号の西村さんに、お宝を拝ませていただく。ほんとうにとんでもないものを所蔵している西村さんなのだが、今回のもビビった。

なんと、1960年代の第一次怪獣ブーム(要するに福田を直撃したブーム)に
大活躍されていた南村喬之(たかし)画伯の原画数十枚!
まあ、例えば、この絵を見て鳥肌モンだと思うのは、言うまでもなくただのオタなんだが、

なんせこの本の表紙の原画なんだから、そりゃたまらん。
この本、学校の図書館とかで見たことある人、いませんか?
他にも、ああ、これ見たことある!!というイラストの原画がテンコ盛り。

絶対太りすぎでアトピー体質のプルトニウム人間とか

ホンモノより絶対イケてる「宇宙戦争」の火星人とか

デカすぎ、無邪気すぎなメタルーナ昆虫人とか

なんかわからんけど燃えるぞ電気星!しかも高圧!

福田はこの絵、初めてみたけどやられた!だってこいつ、「う」だよ!「か」じゃないよ!
でもどう見たって、これは「か」じゃないのか???だって、鳥類なの、羽だけだよ!!
後ろのほうで呆然としてる一つ目巨人(「宇宙家族ロビンソン」に出てきます。ソックリ。)もナイスだ!
実は、西村さんに、この絵だけ売ってくださいって頼んだんですが、軽く
「やーだよ」って断られました。シクシク

そうこうしているうちに、湾岸はすっかり夕暮れ。
オタのイベントにも美しく宵闇は降るなり。
先に断っておくが、猫耳系のソープランド、とかそういうモノでもちろんなくw、1975年の「マボロシの」東映映画である。「ロボゲイシャ」をはるかに超えるトンデモタイトルの映画としでず〜っと興味を持っていたが、なんせ「トルコ」というタイトルのつく映画は一切ソフト化出来ない現状下(経緯については面倒なので省く。興味のある人は自分で調べてね)、全く見る機会がなかった。それが映画館で観られるというワケで、大喜びで出かける。上映前には、おなじみ中野貴雄監督と唐沢俊一氏のトークもあり、結構な雨模様にも関わらず、銀座シネパトスにはかなりの数の映画オタ・映画中毒者・映画廃人が集結。両氏のグダグダトーク(ホメてます)に爆笑しながら、いよいよ上映開始。いわゆる「赤線」が廃止された昭和33年、「トルコ風呂」へと転進した公娼館を辞める決心をしたヒロインが、極悪男(室田日出夫好演)に手玉に取られ遂には殺され、化け猫として復活、見事復讐を果たすというシンプル極まりない(けど、なんでまた「化け猫」なのかって言うと、ただ単にこの当時ホラーブームだったから。こういう安易さもまたよしw)ストーリー。ヒロインを演じるのは、70年代、いわゆる「SMの女王」として君臨した大スター谷ナオミ。個人的には、彼女がどんな「化け猫」になるのか、が最大のポイントだったのだが・・・・いやもう、その潔い化け猫っぷりは予想を遥かに超えてました。エドガー・アラン・ポォの傑作「黒猫」のパターンで、殺され、トルコ風呂の壁面に埋められた彼女、バラバラッと威勢よく崩れる壁の中から「ニャァアアアアアアッ!!!」と大復活。いわゆる連獅子系のヘアスタイル、目にはシルバー(金?)のコンタクト、白塗りに真っ赤なクチビルの「化け猫ナオミ」を、真正面からのカメラ、真正面からの照明でドドーン!!と捉える演出のバカっぽさは、単に「仮面ライダー」!完膚なきまでに怖くないけど、いっそすがすがしくカッチョよし(あくまで、今見ると、ね)!場内、爆笑、拍手喝采のうちに、「綿の国星」的純白化猫ナオミは大立ち回り、遂に、にっくき男のはらわたを引きずり出し(ちょいグロ)、ラストは、中川信夫監督の傑作「東海道四谷怪談」のお岩さんと同じく、寂しげに、しかし安らかな表情で夜空へと昇天していく。アクション系が得意な山口和彦監督の演出は、いわゆる「エロ映画」としても「ホラー映画」としても全然ダメで、一言で片付ければいわゆるただのクズ映画、なのだが、こういう作品ががんがん作り出されていた時代のパワー感は否応なく充満しており、この痛快な「空振り感」が映画ジャンキーにはたまらないのであります。
しかしこれ、1975年のリアルタイムで映画館で観ちゃった人、そのあとどうしたんだろうか・・多分、トイレ行って用足ししたら、見たことすらすっかり忘れちゃっただろうな・・・まあ、そういう映画。でも好きなので☆ひとつオマケ。
☆☆☆
明けて11/3はトイフェス。特に買いたい限定品もないので、ゆるゆると出かけ、
午後1時過ぎに会場着。めっちゃくちゃ人が少ない。やっぱ不景気、ってことか。
それはともかく。

ステージではミスターゴジラ、中島春雄さんのトークショー。

御年80歳を迎えられた中島さん、客席のリクエストに応えてゴジラのポーズ。

飛行機たたき落とすアクションとかも披露、そのつど客席からは
「おお〜っ!!」というどよめきがあがる。
そうだ、この人が「ゴジラ」なんだ!
・・と全員が改めて実感した瞬間。

その後は、「ゴジラ」主演の宝田明さん(中央)を筆頭に、
東宝特撮映画の主演陣も登場。久保明さん、お元気なんだなあ、
「マタンゴ」になっちゃったのになあ・・・
自分でも驚くほど「役者萌え」のない福田は、サインをいただくも何もなく、
ただただみなさんのお姿を拝んで、ああ、やっぱり「特撮映画」っていうのは「昭和」のものなんだねえ、と感慨に浸ってましたw。
この日は他にも、平成ゴジラシリーズの特撮監督、川北紘一さんのトークショーもあったのだが、基本的に平成ゴジラシリーズに興味のない=川北特撮にも興味がない、というか全く惹かれない(でも、全部見てる・・そこが「ゴジラ」シリーズの凄いところw)福田は、写真も撮らず。年をとると、好みがどんどん明確になっていくなあ・・・
なにか掘り出し物を、と思い会場をぐるぐるまわるが、全然食指が動かず。そうこうするうちに、17:00までのイベントにも関わらず、16:00くらいから撤収を始めるディーラーさんが続出。ステージで最後のイベントが始まった16:30の時点では、ほぼ7割のディーラーさんが撤収を完了していた。この数年、かなり集客の減っていたトイフェスだが、ここまでジミなのは初めて。そんな感じなので買物はあきらめ、M1号の西村さんに、お宝を拝ませていただく。ほんとうにとんでもないものを所蔵している西村さんなのだが、今回のもビビった。

なんと、1960年代の第一次怪獣ブーム(要するに福田を直撃したブーム)に
大活躍されていた南村喬之(たかし)画伯の原画数十枚!
まあ、例えば、この絵を見て鳥肌モンだと思うのは、言うまでもなくただのオタなんだが、

なんせこの本の表紙の原画なんだから、そりゃたまらん。
この本、学校の図書館とかで見たことある人、いませんか?
他にも、ああ、これ見たことある!!というイラストの原画がテンコ盛り。

絶対太りすぎでアトピー体質のプルトニウム人間とか

ホンモノより絶対イケてる「宇宙戦争」の火星人とか

デカすぎ、無邪気すぎなメタルーナ昆虫人とか

なんかわからんけど燃えるぞ電気星!しかも高圧!

福田はこの絵、初めてみたけどやられた!だってこいつ、「う」だよ!「か」じゃないよ!
でもどう見たって、これは「か」じゃないのか???だって、鳥類なの、羽だけだよ!!
後ろのほうで呆然としてる一つ目巨人(「宇宙家族ロビンソン」に出てきます。ソックリ。)もナイスだ!
実は、西村さんに、この絵だけ売ってくださいって頼んだんですが、軽く
「やーだよ」って断られました。シクシク

そうこうしているうちに、湾岸はすっかり夕暮れ。
オタのイベントにも美しく宵闇は降るなり。
2009/11/2
東洋大文化祭 ライブ

まさかBeatNutsが大学の文化祭に呼ばれるとはw・・

びっくりしつつ、東洋大板倉キャンパスに10:00に到着。
東京から約100Km離れているので、大事をとって8:00に東京を出たら、
思いのほかスムースに到着してしまったのであります。ネムス!!

なんかキレイなとこ。

廊下ピカピカ。

教室、似合わねー・・・

フリマに出かけてみました。

オサレなロクさん、古着購入。

オタクな福田、ID4の宇宙人購入。700円。

こいつを素手で殴ったウィル・スミスって・・(今更ですが)
で、ライブ。








さすがダテに年はくってないBeatNuts、ワカモノもけっこういい感じで盛り上がる。
やっぱりステージが広いっていいなー。でも酒が飲みたかった・・・・

帰路、「佐野ラーメン」を食べに人気店へ。BeatNuts、ラーメン屋がよく似合うw。
さて肝心のラーメンですが、「しこしことこしのある、手打ちちじれ麺」が、福田には合わなかった。スープももうちょっと濃いほうが好き。でも、ロクさんや包国さんは絶賛してました。

なんと、夕方6:00ちょい過ぎには閉店!

で、東北自動車道、大渋滞。結局帰路は3時間以上(@ @;
2009/10/31
「ロボゲイシャ」シアターNでの上映終了 映画
ほんとうに、あっと言う間の28日間でした。
見に来てくださったかた、ありがとう!
この後、大阪、名古屋、とロードは続きます。お楽しみに〜(^-^)/

もちろん朝まで打ち上がり!!
・・・しかし福田は、翌朝、ニューバランスのスニーカーを盗まれてしまいました。シクシク
見に来てくださったかた、ありがとう!
この後、大阪、名古屋、とロードは続きます。お楽しみに〜(^-^)/

もちろん朝まで打ち上がり!!
・・・しかし福田は、翌朝、ニューバランスのスニーカーを盗まれてしまいました。シクシク
2009/10/27
「ロボゲイシャ」ミュージックアワー 映画
10/25、日曜日の夜。

「当日は着物を着ます!」と言うので、じゃあ、芸者カツラもかぶってくれる?
と聞いたら、「かぶりたいです〜!!」と即答。というわけで、こんな。
以下、控え室での山岸由香と井口監督の会話。
「私、天軍ブラが欲しいんですよー♪」
「ほんとですか!でも、天軍ブラつけてどうするんですか?」
「どうしましょー。でも、つけてみたいんですー♪」
「あのブラつけて上に服は着れませんよ!着ると、変な乳首の人になっちゃいますよ!」
「そうですよねー♪どうしましょー♪」
山岸由香よ、君は素晴らしい!・・・けど、ますます友達が減っていく様子が
手に取るように見えるぞ・・ああ・・
さて、そうこうするうち、イベントは無事、予定通り8:30からスタート。

スクリーンの前にキーボードがあるって妙・・でも、一度、サイレント映画に
リアルタイムで音楽つけてみたい。もちろん全部アドリブで。

イベントの主旨をお客さんに説明して一曲目の演奏を始める前に、
実は本番開始の30分前にw参加が決まった、「女天狗」泉カイさんが登場。

ほんとうに、ガチで一言の打ち合わせもなしに、「天軍 ダァッ!!」の
ロングバージョンでダンス!

カイちゃんは本来「ポールダンス」のプロなのだが、
ポールが無くても、すげえ切れ味。

おかげで客席は大盛り上がり、一気に手拍子状態。
こうなったらこのイベント、こっちの勝ちww。
カイちゃん、飛び入り、ほんとうにありがとう!!

続いて、パンクロッカーでもある、デモ「八郎」田中氏登場。

福田のピアノと、気合十分のギターで「救出の歌」を熱唱!
この時点で、シアターNは、映画館なんだかライブハウスなんだか
分からない状態にw

そして、「ロボゲイシャ」BGMの「元ネタ」を実際に簡単に演奏しつつ、
それをどう換骨奪胎して再構築したかを説明する、福田お得意のwトークコーナー。
時間が足りずに、用意して行ったネタの半分も披露できなかったが、
井口監督もお客さんもとても熱心に聴いてくれて楽しかった。

そしていよいよ最後、オペラ芸者・山岸由香登場。マジなんだか
なめてるんだかよくわからん画だな、これ。

「ヒカル〜姉妹激闘」を美しく歌い上げ、客席からは大拍手!
見事にイベントを締めてくれました。お疲れさま!
イベント後、ロビーでサインを求められてましたなーw。
こうして無事、「ロボゲイシャ ミュージックアワー」は終了。
見に来てくださったみなさん、シアターNのみなさん、急遽司会を
引き受けてくださった映画秘宝の岩田さん、セッティングや舞台進行を受けもって
くれた鈴木くん、ビデオを撮ってくれたトベルさん、ありがとうございました!

で、どうなの、こういう夫婦漫才は。

トリオという選択もあるか・・・

見に来てくれていたキャスト・スタッフも交えて記念撮影♪
ちなみに、福田の手前向かって左(井口監督のすぐ左横)いるのが
今回260カット以上のCGカットを手がけた鹿角(かづの)剛司さん。
奥さまはオペラ歌手ですw。
とまあ、そんなこんなで、いよいよ「ロボゲイシャ」のシアターN上映も
残すところあと4日。まだ見てない人、是非見てねー!!

「当日は着物を着ます!」と言うので、じゃあ、芸者カツラもかぶってくれる?
と聞いたら、「かぶりたいです〜!!」と即答。というわけで、こんな。
以下、控え室での山岸由香と井口監督の会話。
「私、天軍ブラが欲しいんですよー♪」
「ほんとですか!でも、天軍ブラつけてどうするんですか?」
「どうしましょー。でも、つけてみたいんですー♪」
「あのブラつけて上に服は着れませんよ!着ると、変な乳首の人になっちゃいますよ!」
「そうですよねー♪どうしましょー♪」
山岸由香よ、君は素晴らしい!・・・けど、ますます友達が減っていく様子が
手に取るように見えるぞ・・ああ・・
さて、そうこうするうち、イベントは無事、予定通り8:30からスタート。

スクリーンの前にキーボードがあるって妙・・でも、一度、サイレント映画に
リアルタイムで音楽つけてみたい。もちろん全部アドリブで。

イベントの主旨をお客さんに説明して一曲目の演奏を始める前に、
実は本番開始の30分前にw参加が決まった、「女天狗」泉カイさんが登場。

ほんとうに、ガチで一言の打ち合わせもなしに、「天軍 ダァッ!!」の
ロングバージョンでダンス!

カイちゃんは本来「ポールダンス」のプロなのだが、
ポールが無くても、すげえ切れ味。

おかげで客席は大盛り上がり、一気に手拍子状態。
こうなったらこのイベント、こっちの勝ちww。
カイちゃん、飛び入り、ほんとうにありがとう!!

続いて、パンクロッカーでもある、デモ「八郎」田中氏登場。

福田のピアノと、気合十分のギターで「救出の歌」を熱唱!
この時点で、シアターNは、映画館なんだかライブハウスなんだか
分からない状態にw

そして、「ロボゲイシャ」BGMの「元ネタ」を実際に簡単に演奏しつつ、
それをどう換骨奪胎して再構築したかを説明する、福田お得意のwトークコーナー。
時間が足りずに、用意して行ったネタの半分も披露できなかったが、
井口監督もお客さんもとても熱心に聴いてくれて楽しかった。

そしていよいよ最後、オペラ芸者・山岸由香登場。マジなんだか
なめてるんだかよくわからん画だな、これ。

「ヒカル〜姉妹激闘」を美しく歌い上げ、客席からは大拍手!
見事にイベントを締めてくれました。お疲れさま!
イベント後、ロビーでサインを求められてましたなーw。
こうして無事、「ロボゲイシャ ミュージックアワー」は終了。
見に来てくださったみなさん、シアターNのみなさん、急遽司会を
引き受けてくださった映画秘宝の岩田さん、セッティングや舞台進行を受けもって
くれた鈴木くん、ビデオを撮ってくれたトベルさん、ありがとうございました!

で、どうなの、こういう夫婦漫才は。

トリオという選択もあるか・・・

見に来てくれていたキャスト・スタッフも交えて記念撮影♪
ちなみに、福田の手前向かって左(井口監督のすぐ左横)いるのが
今回260カット以上のCGカットを手がけた鹿角(かづの)剛司さん。
奥さまはオペラ歌手ですw。
とまあ、そんなこんなで、いよいよ「ロボゲイシャ」のシアターN上映も
残すところあと4日。まだ見てない人、是非見てねー!!
2009/10/25
東京近郊のみなさんへ 映画
本日10/25、夜8:30から、シアターN渋谷で「ロボゲイシャ・ミュージックアワー」というイベントを行います。福田、井口監督のトークによる「ロボゲイシャ」音楽のネタバラシを中心に、「ロボゲイシャ」に八郎役で出演のデモ・田中氏、当ブログではもうすっかりおなじみ「山岸・去年怪獣に目覚めてからめっきり友達が減った・由香」の生歌唱もあり!お時間のある方は是非。
夕方6:30からの「ロボゲイシャ」をご覧になるか、9:10からのレイトショーをご覧になれば、「ロボゲイシャ・ミュージックアワー」は無料でお楽しみいただけますです(^0^)/
夕方6:30からの「ロボゲイシャ」をご覧になるか、9:10からのレイトショーをご覧になれば、「ロボゲイシャ・ミュージックアワー」は無料でお楽しみいただけますです(^0^)/
2009/10/23
「ロボゲイシャ」サントラ・レビュー 映画
CDジャーナル11月号。

「本格的にふざけている」じゃなくてよかったw。

「本格的にふざけている」じゃなくてよかったw。
2009/10/23
もう金曜だ 映画
10/19、「やくざハンター」の最終的な尺が出たので新中野の中平さんの事務所に行って打ち合わせ。天気がいいのでチャリで往復。片道大体8kmは、ゆるゆる走って45分。いい季節。
10/20、曲書き。まだ時間に余裕があるので、TSUTAYAで「GOEMON」「降霊」「HOUSE」を借りる。「HOUSE」は何度も見ているのに、なんとなく南田洋子さんが見たくなったので借りたのだが、その数日後に南田洋子さんが亡くなってちょっとビックリ。
「GOEMON」、寝る前に半分だけ観る。映画の見方としては反則だが、すげえ眠くなってしまったので仕方がない。結構あちこちでムチャクチャに叩かれている映画だが、前半を見る分には、確かに積極的にホメる気はしないが、まあこういう映画もあるか、程度の感想。三池監督の「ヤッターマン」よりは、監督に気迫があるだけマシかな(・・・とまあ、この時はそう思ってましたw)。
10/21 春ごろから懸案だった「使ってない古いシンセサイザー7台を納戸から撤去して実家に持っていく計画」を遂に実行。引越し業者に運搬を依頼したのだが、仕事ぶりは実にスピーディ。丸々半日以上はかかるだろうと覚悟していたら、12:30に荷物を取りに来て、14:30には荷物はすべてここから60Km離れた実家の収納予定位置に運び込まれ、キレイに収納されていた。お見事(ちなみに、業者は「カルガモ」さん)。その後、今月頭から10日間ほどドイツ旅行に行っていた母親の土産話を聞きつつ、土産のビールを飲む。常温だったがすげえウマス!!「カタログ販売のお土産なのよ」と、母親に値段を見せられてビックリ。3本で4600円!!これでマズかった怒るわな(@_@;
2時間程で実家を退散し、「東京国際映画祭」へ。7時ごろ六本木ヒルズ到着。お目当てのサム・ライミ監督の新作ホラー「スペル」までは時間があったので、天気もいいことだし、森ビルの展望台に上ってみる。

53階の展望台から見ると、東京タワーが見下ろしな感じになるのがすごい。
こんなビルが普通にあるんじゃ、怪獣なんか出ても、せいぜい子犬にしか
見えないに決まってる。ちょっと切なし。

ここのところクモ男映画しか撮っていなかったサム・ライミが、デビュー作「死霊のはらわた」の頃のスピリッツで撮った久々のホラー映画、として、マニアの間では話題騒然だった作品。出世競争に明け暮れる銀行融資課のOLが、点数稼ぎのためにジプシーの老婆の融資返済延長の懇願を断ると、いきなりその老婆に強力な呪いをかけられてしまう、という設定がまず面白い。
ホラー映画としての定石を完全に守りつつも、ポイントポイントで大爆笑を誘うという、まさに名人芸映画で、めちゃくちゃ面白い(でも、ちゃんとホラー!)
真剣に呪いに翻弄されつづけるヒロインって実はこんなに笑える存在なんだ、という事を、絶妙のバランスで証明して見せるシナリオを含め、ほんとにお見事。
まあ、名人芸だけにキレイにまとめすぎ、の感はなきにしもあらず、ついでに言うと、個人的には「スペル」なんていうタイトルじゃなくて、原題の「DRAG ME TO THE HELL」(私をジゴクに引きずり込んで)のほうがくだらなくて好きだけどなあ・・・けど、傑作なのは間違いない。 ☆☆☆☆
ホラーと言えば、最近こんなのも見た↓

こういうのってただの見世物映画じゃない?という言葉をよく聞くが、映画は基本的に見世物なのでw。問題はその見世物としての質が高いかどうか。基本的に「災難に巻き込まれて人が死ぬ画」をみんなで見て楽しみましょう、という極めて不謹慎wな本作では、単純に「人が死ぬシーン」がどのくらいの「ハイクオリティ」で描かれているかに全てがかかっている。さらには3D作品なので、そのシーンが3Dで見てどのくらい恐ろしいか、という事ももちろん含めて。で、結論から言うと、ちょっと物足りなかったかなあ・・・うっわー、そういう死に方があったか!しかも超グロで逆に爆笑!!とかいうレベルまで行ってない・・・と福田は思うのだが、福田のすぐ隣の席で映画が始まる前から3Dメガネをかけて大はしゃぎだったワカモノ3人組は、人が死ぬたびオエッとかウエッとか声をあげ、映画が先に進めば進むほどあからさまに引いていったので、一般的なレベルでは十分「ハイクオリティ」なのかも。個人的には、クライマックスのエスカレーター事故で、ヒロインが露出したモーター部分に巻き込まれるシーンはなかなかだな、と。
全編あのくのくらいグチャグチャでよかったんじゃないかなあ、
どうせなら。なんか中途半端(-_-)
あ、あと、久々に日本語吹替のレベル低し。なんで普通の声優にやらせないんだ?
☆☆★★★
10/22 曲書き、25日のイベントのネタ作り。寝る前一時間で「GOEMON」残りの
1時間を見て驚いた。なんとクライマックスに近づけば近づくほど映画が面白くなくなる。シナリオの責任。演技者が熱演するほどドラマがしらける。演出の責任。アクションシーンが続いても全く高揚しない。コンテの責任。最後まで見終わったらこの映画が心底イヤになっていた。
「天下の大泥棒・石川五右衛門」をネタにして、なぜここまで爽快感のない映画を作ってしまったのか。映像、美術、音楽、演技、全ての面で、日本映画が日本映画として世界に対して持ちうるアドバンテージをかなぐりすててまで、なぜこんな「幼稚な正義の物語」を語ろうとするのか。そもそも、この物語の骨子が「歴史パロディ」としては極めて低レベルであることに気づかず、大仰に人間愛などを語ろうとする事自体に知性が感じられない。こんなデタラメな世界観、歴史観の下で語りうる物語は、「奇想天外な痛快娯楽時代劇」しかないはずなのに。この監督の「勘違いぶり」は絶望的で、手がつけられない。何かを語ろうとする熱意だけは確かに感じるだけに、ほんとうにもったいない。もしこの作品が明らかに「大失敗」である事に気づかないのであれば、この監督はもう二度と映画は撮らないほうがいい。この明白な失敗に気づかないほど愚かな人間がもう一度映画を撮る事は、単なるエネルギーの無駄遣いでしかないからだ。
☆☆★★★
それはそうと。

カメぞう、きみは何がしたいんだ・・・
10/20、曲書き。まだ時間に余裕があるので、TSUTAYAで「GOEMON」「降霊」「HOUSE」を借りる。「HOUSE」は何度も見ているのに、なんとなく南田洋子さんが見たくなったので借りたのだが、その数日後に南田洋子さんが亡くなってちょっとビックリ。
「GOEMON」、寝る前に半分だけ観る。映画の見方としては反則だが、すげえ眠くなってしまったので仕方がない。結構あちこちでムチャクチャに叩かれている映画だが、前半を見る分には、確かに積極的にホメる気はしないが、まあこういう映画もあるか、程度の感想。三池監督の「ヤッターマン」よりは、監督に気迫があるだけマシかな(・・・とまあ、この時はそう思ってましたw)。
10/21 春ごろから懸案だった「使ってない古いシンセサイザー7台を納戸から撤去して実家に持っていく計画」を遂に実行。引越し業者に運搬を依頼したのだが、仕事ぶりは実にスピーディ。丸々半日以上はかかるだろうと覚悟していたら、12:30に荷物を取りに来て、14:30には荷物はすべてここから60Km離れた実家の収納予定位置に運び込まれ、キレイに収納されていた。お見事(ちなみに、業者は「カルガモ」さん)。その後、今月頭から10日間ほどドイツ旅行に行っていた母親の土産話を聞きつつ、土産のビールを飲む。常温だったがすげえウマス!!「カタログ販売のお土産なのよ」と、母親に値段を見せられてビックリ。3本で4600円!!これでマズかった怒るわな(@_@;
2時間程で実家を退散し、「東京国際映画祭」へ。7時ごろ六本木ヒルズ到着。お目当てのサム・ライミ監督の新作ホラー「スペル」までは時間があったので、天気もいいことだし、森ビルの展望台に上ってみる。

53階の展望台から見ると、東京タワーが見下ろしな感じになるのがすごい。
こんなビルが普通にあるんじゃ、怪獣なんか出ても、せいぜい子犬にしか
見えないに決まってる。ちょっと切なし。

ここのところクモ男映画しか撮っていなかったサム・ライミが、デビュー作「死霊のはらわた」の頃のスピリッツで撮った久々のホラー映画、として、マニアの間では話題騒然だった作品。出世競争に明け暮れる銀行融資課のOLが、点数稼ぎのためにジプシーの老婆の融資返済延長の懇願を断ると、いきなりその老婆に強力な呪いをかけられてしまう、という設定がまず面白い。
ホラー映画としての定石を完全に守りつつも、ポイントポイントで大爆笑を誘うという、まさに名人芸映画で、めちゃくちゃ面白い(でも、ちゃんとホラー!)
真剣に呪いに翻弄されつづけるヒロインって実はこんなに笑える存在なんだ、という事を、絶妙のバランスで証明して見せるシナリオを含め、ほんとにお見事。
まあ、名人芸だけにキレイにまとめすぎ、の感はなきにしもあらず、ついでに言うと、個人的には「スペル」なんていうタイトルじゃなくて、原題の「DRAG ME TO THE HELL」(私をジゴクに引きずり込んで)のほうがくだらなくて好きだけどなあ・・・けど、傑作なのは間違いない。 ☆☆☆☆
ホラーと言えば、最近こんなのも見た↓

こういうのってただの見世物映画じゃない?という言葉をよく聞くが、映画は基本的に見世物なのでw。問題はその見世物としての質が高いかどうか。基本的に「災難に巻き込まれて人が死ぬ画」をみんなで見て楽しみましょう、という極めて不謹慎wな本作では、単純に「人が死ぬシーン」がどのくらいの「ハイクオリティ」で描かれているかに全てがかかっている。さらには3D作品なので、そのシーンが3Dで見てどのくらい恐ろしいか、という事ももちろん含めて。で、結論から言うと、ちょっと物足りなかったかなあ・・・うっわー、そういう死に方があったか!しかも超グロで逆に爆笑!!とかいうレベルまで行ってない・・・と福田は思うのだが、福田のすぐ隣の席で映画が始まる前から3Dメガネをかけて大はしゃぎだったワカモノ3人組は、人が死ぬたびオエッとかウエッとか声をあげ、映画が先に進めば進むほどあからさまに引いていったので、一般的なレベルでは十分「ハイクオリティ」なのかも。個人的には、クライマックスのエスカレーター事故で、ヒロインが露出したモーター部分に巻き込まれるシーンはなかなかだな、と。
全編あのくのくらいグチャグチャでよかったんじゃないかなあ、
どうせなら。なんか中途半端(-_-)
あ、あと、久々に日本語吹替のレベル低し。なんで普通の声優にやらせないんだ?
☆☆★★★
10/22 曲書き、25日のイベントのネタ作り。寝る前一時間で「GOEMON」残りの
1時間を見て驚いた。なんとクライマックスに近づけば近づくほど映画が面白くなくなる。シナリオの責任。演技者が熱演するほどドラマがしらける。演出の責任。アクションシーンが続いても全く高揚しない。コンテの責任。最後まで見終わったらこの映画が心底イヤになっていた。
「天下の大泥棒・石川五右衛門」をネタにして、なぜここまで爽快感のない映画を作ってしまったのか。映像、美術、音楽、演技、全ての面で、日本映画が日本映画として世界に対して持ちうるアドバンテージをかなぐりすててまで、なぜこんな「幼稚な正義の物語」を語ろうとするのか。そもそも、この物語の骨子が「歴史パロディ」としては極めて低レベルであることに気づかず、大仰に人間愛などを語ろうとする事自体に知性が感じられない。こんなデタラメな世界観、歴史観の下で語りうる物語は、「奇想天外な痛快娯楽時代劇」しかないはずなのに。この監督の「勘違いぶり」は絶望的で、手がつけられない。何かを語ろうとする熱意だけは確かに感じるだけに、ほんとうにもったいない。もしこの作品が明らかに「大失敗」である事に気づかないのであれば、この監督はもう二度と映画は撮らないほうがいい。この明白な失敗に気づかないほど愚かな人間がもう一度映画を撮る事は、単なるエネルギーの無駄遣いでしかないからだ。
☆☆★★★
それはそうと。

カメぞう、きみは何がしたいんだ・・・
2009/10/19
鈴木則文監督!! 映画

シアターNでの一連の「ロボゲイシャ」のイベント中、福田が一番楽しみにしていたのがこれ。鈴木則文監督をゲストに迎えたトークショー。写真、左から映画評論家の柳下毅一郎氏、鈴木則文監督、井口監督。
鈴木則文監督がどんなに凄いか、については、調べてみても実はあんまり分からない。
ご大層な映画賞などとはとことん無縁の監督の撮られてきた映画は、「温泉みみず芸者」、「エロ将軍と二十一人の愛妾」から「猪鹿お蝶」「ドカベン」「トラック野郎」シリーズ、「聖獣学園」「伊賀のカバ丸」まで、とにかくジャンルはメチャクチャ、内容も、一言で言ってしまえば、節操がない。でも、断言するが、鈴木則文監督は70年代東映を代表する監督、というだけではなく、日本映画界の宝である。監督の映画は、とにかく明るく、メチャクチャに楽しく、バカバカしい。。こんな映画を撮り続けられた監督は、鈴木則文監督をおいて他に存在しない。
「映画は面白けりゃいいんだよ。なんでもありなんだ!」と言い放つ鈴木則文監督のシンプルな精神に、今の多くの映画クリエーター達(特にミニシアター系の「オフビート」と「テンポがない」の区別もついてない多くの映画監督たち!)は立ち返るべきだろう。「おくりびと」ですら「温泉みみず芸者」の足元にも及んでない、という映画の恐ろしさを、体感すべき。
この日のトークショーの白眉は、なんと言っても鈴木則文監督による「ロボゲイシャ」へのダメ出し!「ロボゲイシャは大変に面白い映画だし、あの手この手でアイディア満載で素晴らしいんだけど、井口君の映画はどこか民主主義的なんだよなあ・・・映画っていうのは、平等じゃなくていいんだよ、差別があっていいんだ。主演女優をもっともっと立てなきゃいけない。映画のタイトルが出るとき、なんで違う女優を出しちゃうのかなあ。あそこは、ストーリーは関係なく、こう桜がパーッと散って、主演の女優が物凄くキレイな姿で立ってて、ドーンとタイトル、そのあとタイトルバック、にしなくちゃ。終わりかたもそう。最後のシーンで、主人公がお姉ちゃんと一緒に踊ってるけど、あれは主演女優だけ踊っていればいい。お姉ちゃんはいらないんだ。ストーリーじゃないんだよ。映画はそうやって、主演女優を立てるものなんだよ」と、穏やかな口調で語られる鈴木則文監督の映画哲学に、まさにホレボレと聞き入る井口監督の姿が印象的。
「この映画を作るとき、ボクはもちろん芸者遊びとかした事がなかったんで、分からないことだらけで、いろいろ資料を見て勉強したんですけど、鈴木監督は、芸者映画を撮られた時はどんな感じだったんでしょうか」という井口監督の質問に、
「そりゃあ少しは遊んだけど(笑)、でも、映画っていうのはウソだから。リアリズムなんてどうでもいいんだ。こうあってほしい、というものを描くのが映画だから。だから、監督が、知らない事を知る必要なんてないんだよ」と淡々と応える鈴木則文監督、神。

その謙虚さゆえに、あまりサインを書かれないという鈴木則文監督の貴重なサイン、
ゲト!!実は、他にも3本のDVDにサインしてもろたー(^0^)/♪
ちなみにこのサインを書いていただいた時の、福田と監督の会話。
「監督、お疲れのところすみませんが・・サインお願いします!」
「うわ、これか・・いいよ、恥ずかしいから」
「え、なっ何が恥ずかしいんですか・・?」
「いや、恥ずかしいよ、これは」
「そ、そんな事!自分はこの映画、大好きですよ!井口監督も大好きって言ってますし、他にもファンがたくさんいますよ!傑作ですよ!」
「そうかい?」
「(着ていった「猪鹿お蝶」のTシャツを引っ張りながら)ほら!こんなTシャツまで出てるんですよ!」
「ほう、そうか。うーん、そうか、それじゃ・・」(やっとペンを握る監督)「しかし、どこに書くかね、これは」
「クリスチーナちゃんの上にどーんと」
「かわいそうじゃないか、それは?」
「いや、どーんと!」
というわけで、どーんと書いていただきました。
でも、「かわいそうじゃないか?」という何気ない言葉に、監督のやさしさが滲み出てました。
