2007/4/10
タイガースが甲子園球場に帰って来ました。本拠地での開幕戦の相手は、宿敵・中日ドラゴンズ。昨年受けた屈辱を跳ね返すためにも、今日の試合は勝たなければなりません。
先発は、タイガース・ジャン投手、中日・山本昌投手でした。ジャン投手は、初回は三者凡退(2三振含む)と上々の滑り出しでしたが、2回表に先頭のウッズ選手にソロホームランを打たれます。4回表には井端選手のタイムリーヒットで更に1点を失い、0−2とリードを広げられますorz。しかし、後続の打者を抑えて2失点で踏ん張りました。
なかなか山本昌投手を捕まえられなかったタイガースですが、4回裏に反撃します。先頭のシーツ選手がウッズ選手のエラーで出塁すると、金本選手がヒットで続き、無死一、三塁のチャンスを作ります。今岡選手のバットに期待がかかりますが空振りの三振に倒れ、濱中選手も二塁ライナーに打ち取られて二死になってしまいますorz。「この回も無得点か」と諦めかかったところで、矢野選手がセンター前に抜けるタイムリーヒットを打ち、1−2と追い上げます(・∀・)。
5回表、ジャン投手は先頭の森野選手にストレートの四球を与えてしまいますorz。更にボークを取られてランナーは二塁に進塁してしまいます。このあたりは、先週の東京ヤクルト戦のリプレイを見ているようでした(^_^;)。谷繁捕手のライトへのファウルフライで、二塁ランナーがタッチアップして三塁まで進塁します。中日らしい抜け目の無い走塁が目に付きました。
ジャン投手は自分に対してイライラしているようでしたが、それを察したシーツ選手がマウンドに行って声をかけていました。お互いに英語でコミニュケーションが取れますから、これはシーツ選手のファインプレーでしたね。気持ちを切り替えたジャン投手は、山本昌投手を遊撃ゴロ、井端選手をセンターフライに打ち取り、追加点を許しませんでした。この回に追加点を取られてしまったら、試合の流れは中日に傾いてしまうだけに、ジャン投手はよく頑張ってくれました(・∀・)。
5回裏、タイガース打線が爆発します。鳥谷選手、赤星選手の連続ヒットでシーツ選手の四球で一死満塁のチャンスを作ります。この場面で金本選手がライト前へのタイムリーヒットを打ち、2−2の同点に追いつきます(・∀・)。更に今岡選手がセンター前に抜けるタイムリーヒットを打ち、ランナー2人が帰ってタイガースが4−2と勝ち越しました(・∀・)。前の打席ではチャンスで打てなかった今岡選手でしたが、今度はやってくれました(*^_^*)。
ここで落合監督は山本昌投手を諦め、二番手に新外国人のS・ラミレス投手をマウンドに送ります。濱中選手はセンター前ヒットを打って再び満塁となります。打撃不調の濱中選手ですが、久々にヒットが出たことで調子が上向きになればいいですね(*^_^*)。S・ラミレス投手は甲子園のムードに呑まれたのか、矢野捕手にストレートの四球を与え、押し出しで1点を追加し5−2とリードを広げました(・∀・)。
今日のタイガース打線は、山本昌投手に対してよく粘っていたと思います。ファウルで8球以上粘った打者が3人いましたし、山本昌投手は4回3分の1で降板しましたが、球数は100球を超えていました。苦手の山本昌投手を攻略したことで、今年は苦手意識も払拭できると思います。
リードを貰ったジャン投手は、6回表を無失点に抑えて降板しました。7回からは必勝リレーの投入です。7回表はまず久保田投手が登板しました。簡単に二死を取った後で谷繁捕手に二塁打を打たれますが、代打・立浪選手を空振りの三振に斬り無失点に抑えます。
8回表は、ウィリアムス投手が登板しました。ヒットと四球で一死一、二塁の場面で迎えるバッターは、今日ホームランを打っているウッズ選手です。しかし、ウィリアムス投手は落ち着いた投球でウッズ選手を一塁ゴロ併殺打に打ち取り、ピンチを切り抜けます。
最終回は守護神・藤川球児投手がマウンドに上がり、ヒットを打たれたもののストレート中心の投球で3三振を奪ってゲームセット!タイガースが5−2で中日との初戦に勝ちました(*^_^*)。ジャン投手は2勝目を上げ、球児は5セーブ目をマークしました。
苦手の山本昌投手を攻略して初戦を勝ったのは大きいですね。打線の方は6回以降は追加点が取れなかったりと状態はまだまだですが、これから調子を上げて行ってくれると思います。この勢いで明日も勝って欲しいですね(*^_^*)。

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