2009/6/26
中国との新しい関係を求めて
現在の中国は、中華思想が強すぎる、ということをよく耳にする。本当だろうか?中華思想は、黄河流域の中原の地を統治することが周辺諸国・諸民族を帰属させることとなる、という思想だ。中華思想が強すぎるとは、周辺諸民族を従えようとする意志が強すぎる、という点を指摘している。現在の中国は、「朝貢制度」や節度使のような周縁地域を監視する特別な体制とは異なり、「自治区」という政治的特権を与えながら、中国全体を統治しているわけだ。中国は、中華思想が不足しているのではないだろうか。その不足は各自治区の帰属意識からの乖離に端的に示されている。
中華思想が強すぎる、と指摘されている日本の識者の方々には、残念ながら「日本」を基軸とした国際関係構築は、もはや困難であることを理解して頂きたい。アメリカの傘に覆われていながらも、アメリカは日本の周辺諸国と2国間関係を進めているのであり、日本は「アメリカへの究極的な媚」は、もはや最後の段階ではあまり意味がないことを心得ておかなければならないだろう。「最後の段階」とは、太平洋戦争におけるポツダム宣言受諾後の日本のあり方、と考えていただいたら分かりやすいだろう。現在の日本は、国際情勢に変化はあるものの、この「最後の段階」の延長にあるわけである。
魏志倭人伝に端的に示され、博多湾の志賀島で発見された金印が明確に示しているように、日本は中国に朝貢をしていた。「日本人は朝貢制度において中国人の一部としての地位を与えられながら、人身御供的な犠牲を払いながら日本の伝統を守ろうとした」歴史をあらためて認識することが、新しい日本にとっては必要なのでありましょうか。
「犠牲者は誰だ」は現代日本においても一般庶民の乾ききった心の「楽しみ」の一つなのだ。南無阿弥陀仏。。。
中華思想が強すぎる、と指摘されている日本の識者の方々には、残念ながら「日本」を基軸とした国際関係構築は、もはや困難であることを理解して頂きたい。アメリカの傘に覆われていながらも、アメリカは日本の周辺諸国と2国間関係を進めているのであり、日本は「アメリカへの究極的な媚」は、もはや最後の段階ではあまり意味がないことを心得ておかなければならないだろう。「最後の段階」とは、太平洋戦争におけるポツダム宣言受諾後の日本のあり方、と考えていただいたら分かりやすいだろう。現在の日本は、国際情勢に変化はあるものの、この「最後の段階」の延長にあるわけである。
魏志倭人伝に端的に示され、博多湾の志賀島で発見された金印が明確に示しているように、日本は中国に朝貢をしていた。「日本人は朝貢制度において中国人の一部としての地位を与えられながら、人身御供的な犠牲を払いながら日本の伝統を守ろうとした」歴史をあらためて認識することが、新しい日本にとっては必要なのでありましょうか。
「犠牲者は誰だ」は現代日本においても一般庶民の乾ききった心の「楽しみ」の一つなのだ。南無阿弥陀仏。。。