2009/11/26  23:55

米国紙に欣喜する日本の学生に寄せて  

国立大学の学生に、ワシントン・ポスト紙のいくつかの日本語訳を課したところ、ほとんどの学生はこれまでにない勢いで全文を訳してくれた。日本の記事を訳すことよりはるかに勢いが良い。なぜだろうか。

学生にとってみれば、ワシントン・ポスト紙に現れる海外記事の見方に、世界を読み解くカギを感じ取るわけである。邦字紙では決して味わう事が困難であることを感じ取ってしまうのである。

日本の海外の認識の方法は、70年代の中曽根康博氏の「全方位外交」に尽きている。これほど日本人の視点を的確に表現した言葉はない。全方位外交という用語方法が海軍の査察に由来するものであることを創造することは難くない。しかしながら、日本の一般人のレベルでは戦争放棄から非戦の運動が日常のこととして教育されているわけであり、結局のところ、日本の国際性をむしばむこととなっていることは慙愧に耐えない。

全方位外交は、アメリカの視点を学ぶことにより、初めて実質の意味が付与されるのであり、学生たちにとってみれば、アメリカのメディアを理解することが「日本の国際性」を確認することになるわけである。

おそらく、平安時代までの中国と日本の関係も同様であったのではないだろうか。中国に留学をした僧こそが、本当の日本の姿を理解していたのでありましょう。




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