工房脇のプルーンの樹にたわわに実ったプルーンがたくさん並んで、枝が重みでかなり下がっています。工房の屋根に、ポトン、ゴツンと音がして、また落ちたな〜と思い始めてからひと月は過ぎました。先日は、激しい暴風雨の中小指の爪ほどの雹が降って、一瞬不気味な暗い雰囲気になりました。
とても久し振りで雹を見たな..と思います。先週の赤井川では雪虫が飛んでましたから、そろそろ雪が降ってもおかしくないなと思っていたら、雨、霰、雹と立て続けに降りました。屋根の上を踊るようにはずんでは落ちていく雹を目で追いながら、プルーンが危ない!と焦りました。
やや細ながくて丸みのあるプルーンは、犠牲者はいたもののちゃんと暴風雨に耐えて並んでました。収穫のタイミングが大切なのです。でも、いまの状況では収穫の余裕がない...。勿体ないな〜。温度差が激しいこの時期は、ぐっと甘味が増してきます。
落下したプルーンは、確実に虫たちが、いただきま〜す、ごちそうさま〜ですから、なかなか微妙な時期に入りました。放置すれば、すべて土にかえるでしょうし..。それにしても、惜しげもなくたっぷりと実をつけた姿は、豊穣のシンボルです。
フェンネルやタイムも、たっぷり育ってます。紅茶に入れたり、ハーブティーにすると美味しいのですが、これまた思うように時間が取れない...。そうなると、これまた土にかえることになります。いまは、まさにフェンネルガーデン状態。コスモスが遠慮がちに咲いてます。
今日は、レッスンに来られた方たちが、プルーンをほおばりながら、楽しんでおられました。手の届くところから、もぎ取って口に入れる...。元気が出る!こんな風に、食べると、自然と完全に繋がって生きてることを実感します。自分は何にもしていないのに、惜しげもなく実らせている姿。食べられても、食べてもらえなくても、出し惜しみしないで熟す。そういう実を食べると、少しは自分もプルーンに近づけるかな...。
実の成るものを多く植えているのですが、収穫の楽しみ以上に、実がなり、小鳥たちや虫や人間が食べるという流れが、楽しく、命がどうやって支えられているかはっきり確かめられるのがいいなと思います。
この時期は、ゆっくり食事をしている余裕がないこともありますが、手軽に空腹を満たす時間を楽しんでいます。ジャガイモだけ、サツマイモだけ、カボチャだけ、トウモロコシだけ、梨だけなど、単品で空腹を満たす時間が、どこか動物になった気分で面白いな〜と思っています。この10月、プルーンだけで3日ほど過ごしてみたらどうなるのかな..と新たな楽しみを計画中です。