2015/5/9

合宿の宿 ひまわりでお伝えしたこと・その1  雑感

夕張 合宿の宿でお伝えした事を数回に分けて投稿してみます。

一人の人間が多数の皆さんにお話をすること。それはとても複雑な状況を生み出します。 それは一対一、もしくは複数の人との対話の複雑さとはかなりニュアンスが異なります。そのあたりの課題を、何度もシュミレーションしながら当日を迎えました。

実際、被災地の実状の一端をお伝えしている時に、涙が止まらない女子高生の姿が目に留まりました。その方の事は何も知らないまま話を進める事になりました。逆に、全く関心を示さず私語の世界を楽しんでいる姿も見えました。

そんな中で、最初にお伝えしたのは、目の前の事柄だけに気を奪われず、全体性を持って生きる事の大切さでした。自分を中心に物事を見て慌てて判断をしない事。前も後ろも、右も左も、上も下もよく見渡し、人間だけを中心に捉えない事。その大切さをお伝えしました。さもないと、僕たちは簡単に人の言葉や情報に振り回されてしまいます。単純な思い込みで物事を判断してしまいます。そんな事をお話をしました。それは、震災をどう捉えるか、或いは原発の状況をどう捉えるのかといった現状の具体例を提示するスタンスでは無く、それらも含めた全体的な事柄としてお伝えしました。

これは球体のように全体性を持って生きるということなのですが、この時は磁石のプラスとマイナスの関係を中心にお伝えしました。相対的認識の限界性、盲点に留意するということなのですが、生徒の皆さんには、物事を単純に肯定したり否定せず、全体を見渡しながら、自分の心の内側にあるものに忠実に生きること。自分の心が決めたことを、恐れず勇気を持って踏み出すこと。過ちに気付いたら、しっかり受け止めて道を正す勇気を持つ事。中心軸から全方向に放射すること。周囲の全方向から自己の中心軸に向かうこと。それを、磁極を例にし、簡略化してお伝えしました。

人生は一歩、一歩進んでいくものだから、頭の中で考えたり情報をたくさん手に入れたとしても、実際にどういう行動をするかが大切じゃないだろうか。その時の自分に出来る範囲で広く捉えて、そうだと思う一歩を具体的に踏み出す事。その一つの具体例が僕のような活動になっていることをお伝えしました。

続いて、被災地で何をしているのかをお伝えしました。いのちの原点である鼓動をドラムを共に叩く事で実感すること。もう一つは、いのちの呼吸を感じること。あらゆる違いを超えて繋がっているいのちの原点に立って、自分はどう生きるかを確かめ、感じる時間を過ごすこと。そこでは、何か具体的な方向性を提示するのでは無く、ひとりひとりが自分の道を歩き出すきっかけを静かに伝えていること。

こんなお話をし、全員で立ち上がって鼓動を感じ、大地を自分の足で踏みしめる時間を持ちました。

自分が与えられている全てを惜しみなく受け取って、全身で心から生きること。その勇気をいのちの鼓動が教えてくれること。それが、前半の中心的なテーマでした。

それは、単なるお話では無く、具体的に鼓動を感じ、確かめ、足踏みと共にドラムの響きを感じる時間でした。

次回は、この後の流れをお伝えしてみたいと思います。

クリックすると元のサイズで表示します
4



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ