これはつまり、基礎をがっちりやっている、ということなんです.それも確信を持ってやっている.
しかし、要領が良く見えるからといって軽くテキパキとこなしているのかといえばそんなことは全く無いはずです。一部の天才を除いては、躓いては相当の時間をかけて取り組んでいるはずです.そう見えるだけです.
本当の上位校は詰め込みはしません.つまり情報量は少ないわけですが、大事な部分は絶対に落とさない、そういう勉強の仕方をしています.
これは言うのは簡単ですが中々難しいです.自分で自分の盲点を常に探さなければなりません.
恐らくは予備校化している中堅進学校は課題が半端でないことから、かなり詰め込まれているはずです.そして立場上、学校を無視するわけにもいかず、どうしても学校のスタンスに引きづられてしまうであろう苦しさがあるはずです.それは御三家卒の人間に理解しろといっても苦しいものがあるかも知れません.
もし学校が予備校化しているのであるとするならば、学校側が基礎をがっちり固めるスタンスに切り替えることに自信が無いか、学生側に本質的な理解を求められないか、どちらかの理由、または双方の理由から出来ないんだと思うんです.
自身の盲点に切り込むための、恐怖に打ち勝つだけの強さを持てているかどうか、そこに問題の核心があります.
分かったつもりでいる箇所を、「もしかしたらここが足りないから頭打ちになっているのかもしれない」と冷静に分析し、それを肯定できる力のことを指します.
ここでその弱点を素直に認めて取り組めるかどうか、プライドが先行して振り返ることが出来なくなるか、この差が生み出すであろう結果は眼に見えています.
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蛇足になりますが、私は過去に千葉医の学生アルバイト2名(=2件)の指導が大失敗して、ガタガタになった後の建て直しをした経験があります.
学生アルバイトの場合、経験も無いことから実力を誇示するためにも重装備をしておきたい、という頭がどうしても働きます.そうなると、学生が40台にいるにもかかわらず、60台にいる学生向けの指導をしてしまう、ということが起こるわけです.つまり高度すぎることをいきなりやってしまう.
要領という言葉には語弊があります.要領ではなく、重複が無く、かつ、漏れが無い(いわゆるMECEの)思考が大切です.要領と言い切ってしまうと何となく軽く受かった感じがして格好良いじゃないですか、そこが落とし穴なんです。
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