ブラックホーク・ダウンスペシャル・エクステンデッド・カット 完全版
日本は学ぼうと思えば誰でも学ぶことが出来る、また兵役がない、国民にとっては稀に見る”幸せな”国である。
対してアメリカでは、開いた口がふさがらないほどの経済格差が広がっているのが現実で、勉強が出来ない、貧困層の家庭に生まれた子供達の多くは、経済的事情から給与面で恵まれている軍隊に入隊することが多いそうだ。そしてその殆どの場合が他に選択肢が残されていない。
ブラックホーク・ダウンは映画の中のお話ではない。'93年のソマリア内戦への軍事介入を描いた、このミッションに参加した軍人の手記を下に再現した、極めてノンフィクションに近いフィクションである。実際の戦場ではプライベート・ライアンのような主人公などいない。気を抜けば待っているのは死のみである。また運が悪いだけで死ぬこともあるだろう。全くコーティングされていないむき出しの現実を描いているところが評価されるべき点であろう。
学習塾・予備校に通っては勉強が面倒くさい、やる気しない、などといっている子供達がこの映画をみたら何を思うか。何も思わない子もいるだろうが、ふと振り返ったときに、自分がおかれている状況が如何に恵まれているかを知るきっかけとなりはしないだろうか。
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