2018/4/26

『不道徳な見えざる手』7  お勧めの1冊

ちょっと溜まっているので今日2回目のup



<断捨離2日目>
写真が沢山出てきた、全て廃棄。記録として1枚。左はエアロ中毒時代。九州大会まで行けたのが最高到達点。右はサルサ中毒時代。どこかの発表会で。参加した大会は多いが最高なのはやはりIsla de Salsa(断言!)

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https://www.youtube.com/user/ISLADESALSA




https://isla-de-salsa.jp



『不道徳な見えざる手』7
第3部の「結論」は“自由市場のすばらしい物語を見直そう”というもの。フィシングで人々が「釣られる」理由を以下のようにいう。

『何かを見る時に他を見ない』 そして、スリと詐欺師が人々の注意をそらす特別の技能を持っているとも。p265 そしてGameやFacebookが各種の誘惑をもたらすにしても、メリットもある。だから、

『何も欠点がないふりをしたり、予防策をまったく取らなかったりするのは、本物の愚か者』だと。p267

そして極め付けの『政治こそ問題だ、というカモ釣り(フィッシング)』に話題が進む。著者によれば最初にこれを言い出したのはあのレーガン大統領だと。そして「政府が問題なのだと信じ込むのは簡単だし、p269 一抹の真実があるとしながらも、『うまくいった話よりも失敗した話の方に記者たちがずっと簡単に食いつく』と述べる。p270

この典型的な例がトランプ現象なのだろうと思う。この本が書かれたのは2015年であり、当時はまだトランプ氏は泡沫候補と捉えられていたので(wikiによれば、2015年6月に出馬表明)ここでは述べられていないだけだろう。この本の出版が1年遅れていたらきっとトランプ氏を典型例としてあげるだろう。

<データーベースとして>
アメリカで65歳以上での社会保障の収入源の割合。p272
bottom 20%以下 94%
bottom 20〜40% 92%
bottom 40〜60% 82%
60〜80% 57%
top 20% <50%


追伸:
<記録>
https://youtu.be/Qp5mFPN9VXU
28分一通り完了。

Slope walking 25 min
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2018/4/26

『不道徳な見えざる手』6  お勧めの1冊

東洋経済にでていたハーバード大のケネス・ロゴフ氏の意見「ロボットやAIによる生産性向上は人口の多さと高齢化の中国には足枷になる」との意見には同意できる。
https://toyokeizai.net/articles/-/216726

問題は「日本にとってはどうか?」だが、論者は米中についてのみ議論し日本についての言及はない。 日本は人口減少と高齢化がある。前者については生産性向上は願ったりかなったりだが、高齢化と教育投資の減少はロボットやAI下マイナスに働く。


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遠くに離れて住む家族同士が短い動画をUpして近況を伝え合う。便利な時代になったものだ。こうしたことは噂に聞くLINEとかでもやられていることなのだろうか? 使ったことがないので知らないが、、 WeChatの利便性に驚く。




『不道徳な見えざる手』6
イカサマの例として著者は製薬会社が薬の臨床試験に発達度合いの低い国を利用するとして、中国が47%にも及ぶことを述べる。p173 これには少し驚いた。昔は確かにメキシコでこうした臨床試験を行うことが問題になっていたが、今では中国? ま、ありそうな話という感じはしないでもないが(汗)

タバコと酒について、ハーバード大学が何と! 75年以上にもわたり続けている研究が紹介されている。これは1930年代にこの研究に出資した雑貨屋チェーンの創始者、グラントの名前を取り「ハーバード・グラント調査」とよばれているらしい。ここで1939年から44年までのハーバード大学の卒業生268人の<生涯にわたる>健康調査ようだ。 多分ほとんど寿命を全うした集団だろう、この間研究グループの責任者は4人交代している)ハーバードの卒業生が選ばれたのは当時彼らが(今でもだが)エリートで皆、ほぼ同じような恵まれた環境と優秀な学業を挙げていた集団だからだそうだ。

この極めて長期に渡る調査から著者らは、過度な飲酒(アル中)の害が明らかとなったとか。p205 それにしても、やはり米国のやることは違う。ものすごい研究プロジェクト。検索してみるとこの研究について紹介しているものが見つかるが、著者らのいう過度の飲酒の害については述べていない。例えばここ。
https://matome.naver.jp/odai/2136896653037541501
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2018/4/25

『マヤ・アンデス・琉球』8  お勧めの1冊

<断捨離1日目>
全然進まないが時間は十分ある、ゆっくりやろう。その中で見つかったものの一部。昔のパスポート(5年)は大きくて赤い。左端は最初に取ったもので、発行日は1984.3.8。記録によれば一度メキシコに10日ほどユカタン半島の旅に出ているが(1985. 4.5~14)、帰国は3年後の1987.9.28。3年間一度も帰国していない。ま、金が無かったから当然だが、、 

右端は現在の10年もの。その間のパスポートは処分して持っていないので不明だが、この間色や形がいろいろ変わったことがわかる。それと在米中のSocial security curdとカリフォルニアのドライバーライセンス。ゴミで出す前に記念撮影(笑)

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因みにSocial security numberは558-81-6590、このSocial security numberは今でも記録として残っていると聞いたことがあるが、どうなんだろう? 

ドライバーライセンスナンバーはC5551100。顔つきはなんとなく60年代の若者風を装っている(笑) 何しろ『遅く辿り着いた若者』 を自称していたくらいだから。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2420/trackback

Social Security number, SSNとは「アメリカ合衆国における社会保障番号は、社会保障法(the Social Security Act)205条C2に記載された市民・永住者・外国人就労者に対して発行される9桁の番号」。


<記録>
https://youtu.be/Qp5mFPN9VXU
50分かけて繰り返し13.3分まで。全然先に行かないが、先に行くことが目的ではないとしよう(汗)

便利な用法、記憶しておこう。
用中文怎么说(yong zhongwen zenme shou)
不清楚 (buqingchu)
只会 zhihui 职员 zhiyuan 同じzhi で只


別のパソコンに入力していたので順序が前後する書き込みになってしまったが、『マヤ・アンデス・琉球』の残り。


『マヤ・アンデス・琉球』8
ここで面白い計算が紹介されていた。それは貝類捕獲に関わる運搬コストとして重量によるコストと、また深い場所で生息する貝をとる場合は危険性コストがあるのでそれらについての計算例。p234 

著者は実は後期にコストがかかっている(=フードストレスがあった)ように見えるものも、実は琉球では長距離交易の重要な産物となるイモガイやゴホウラの生息域と重なるものは「ついでに」捕獲したと考えるとフードストレスがあったと考える必要がなくなるとの結論のプロセスである。p236 こうして最終的な「結論」だけでなく、それを導いた論理をわかりやすく解説する点、評価できる。

著者らは琉球列島では貝塚時代、ほとんど環境負荷はなかったとする意外な結論を得た。これはポリネシア等でのダイヤモンド博士らの結果と大いに異なる。そして沖縄列島で農耕が始まった時点でようやく負荷の痕跡が認められるが、それは比較的小さいという。p236  つまり比較的循環型=再生可能型社会が営まれたということか。

「あとがき」でこのプロジェクトに参加した中堅、若手の研究者には非常勤や任期付の人がいたが、常勤のポストを得ることができた人が出てきて<大きな喜び>だと書かれてあった。p249 

これはよく分かる。こうした厳しい状況の中で日本の学問研究が支えられていることを一般の人にもよく理解してもらいたい。これが現在日本の国力の低下の原因でもある。こうした非正規研究者に支えられる日本の学術研究の実態があることを。

この成果は世界25カ国で発表され論文図書は370にのぼるとか。p251 これは同じく5年間プロジェクトの我々の成果でもほぼ同数の論文、図書を出版したので同等だと言える。ちなみに我々のプロジェクトの評価は三段階評価で、AとBでそこそこだった。彼らの『環太平洋の環境文明史』の評価はどうだったのだろう?

彼らはそれだけでなく、市民にむけての60回を超える公開シンポや講演会も開いたとか。(我々は内容が専門すぎるので1回も行っていない)そして活発な討議が行われ参加者の92〜98%で肯定的な回答が得られたとか。p250 これは極めて高い評価だ。以前参加した某考古学公開シンポで「形だけ」の市民にむけての公開討論会があったことを経験しているので文字通りならば素晴らしいこと。
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2018/4/24

『不道徳な見えざる手』5  お勧めの1冊

大体、スポーツクラブでのルーティーンが決まった。まず、クラスの前にウォームアップを兼ねて斜面(10度)のwalking を1本20分。その後、aerobicsかZumba、あるいはYogaクラス1本。 時間調整でこのWalking-Classの前か後にマッサージ機で15分の至福の時を過ごす。考えてみればこれで一月1万円ちょっ、安いものだ。場所も巨大モールにあるので駐車場代が掛からない点もよいし買い物もできる。因みにWalking中は実は本を広げ読書をしている。モニターで変なTV番組を見るよりも有効利用だと断言できる。

<記録>
https://youtu.be/Qp5mFPN9VXU
12.3分まで、後半になると知らない単語や言い回しが幾つか出てきてなかなか先に進めない。例えば、
予約しています=有预订(you yuding)
会計をお願いします=结账(jiezhang)など。

あと「发票」は最初に1人で「上海冒険の旅」に出た時、タクシーでボラれないようにしっかり覚えたはずだが、すっかり忘れていた(汗)
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1557/trackback

でも、今だとスマホ決済で時代遅れかな?(笑)



『天智朝と東アジア』の著書は、太宰府が「筑紫都督府」と呼ばれた時代は大唐の支配を受けていたという。その読書の印象が残っていた状態で再度、太宰府を散歩する。このところ古代史がマイブーム?(汗)

現在の太宰府跡は10世紀後半のものだが、発掘調査によればこの本の中で議論されている時代、7世紀後半の掘っ立て建物があるという。

こうして現地に足を運ぶと確かに著者が疑問を挙げるように、何故このような所に役所を移したのか不思議に思う。裏にはすぐ四王寺山が迫りとても狭い。しかも博多湾という交通と軍事の要所からは遠い。

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『不道徳な見えざる手』5
ここでオバマ陣営が選挙戦で使った方法が紹介されていたが、これが驚くべきものだった。まず陣営は浮動票や支持者に有権者登録をさせるという点だが、これは実は問題がある。それは反対勢力の有権者登録の数も増えてしまうことになるからだ。そこで彼らがやったことは、有権者1億人以上に個別IDを振り分け、かつこれを様々なデーターベースに紐づけした。その中には民主党のファイルデーターなども含まれる。そして支持者候補などをかなり正確に推計できたという。p113

つまり、陣営は『(米国で許されている個別訪問で)すべてのドアを叩く』ことをせず。支持者の可能性が高い人物のドアだけを叩いたということ。

ここで、人々がダメなニュースの中毒になっていることを示す。今日本の国会で行われている次官のセクハラ問題はその典型だろう。その分高い代償を有権者が払っていることになる。

<データーベースとして>
(1) 米国では60歳になるまでに8割の人が持ち家を持っている。 (2) 持ち家に住む滞在期間は現在平均24年。これから平均的米国人は生涯で家を1軒買うという計算になるとか。p125
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2018/4/23

『不道徳な見えざる手』4  お勧めの1冊

先日から『天智朝と東アジア』と云う本を読み、そろそろ最終章に差し掛かるところだが、これまで読んだ感想述べれば、

朝鮮半島での中国(大唐)と朝鮮民族(高句麗、新羅、百済)の対立はむしろ日本の安全にとっては有益だった。そしてそのことは現代にも通じるだろう

「巨龍の横に住む者と、巨龍の爪に押さえられている者」 ではそれぞれ生存戦略が異なるということ。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5147/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/a174665de478a7296e080a6108af9086

さて、問題は現下の半島情勢だが、このところ大きな変化がニュースで伝えられる。 本当だろうか? あてにはならない、という思いの方が強い。

「有核統一朝鮮半島」が最悪のシナリオだとするならば、「非核分裂朝鮮半島」は、韓国には気の毒だが日本にとってbetterなシナリオ。


土曜スポーツクラブからの帰りに渋滞に巻き込まれる。クラブに隣接するイオンモール福岡に向かう車、帰る車ですごい渋滞になっている。つい忍耐が切れて裏道に入り込む。ナビ頼りに自宅に向かってどんどん裏道を進むと近くに古墳(七夕池古墳)があることが判る。
https://www.google.co.jp/maps/@33.5793316,130.4994348,19z

以前、近くの光正寺古墳に行ったことがあるが、その系列のようだ。あまり大きくないので気がつかなかった。早速、行ってみることにした。

古墳公園にある石碑をみると、5世紀前半とのこと。まさに謎の古代史の時代。竪穴式の石室には木棺があり、40才くらいの女性が埋葬されていたとか。鉄器も副葬品としてあったとのことなので大陸(半島)との関係が深いのだろう。下写真後方に小さな円墳が見える。

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比較的小さな円墳で、位置的に丘陵地帯の上にあるので円墳に登ってみると下に光正寺古墳を見下ろす感じになる。あちらは前方後円墳。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2857/trackback

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岩合光昭の世界ネコ歩き選、「スペイン・マドリッド」この番組も好き。
http://www4.nhk.or.jp/nekoaruki/x/2018-04-20/10/29978/2665813/

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日曜は朝から町内で公園の掃除に参加する。1時間だが大分雑草が生えていた。6月にはまた自治体全体でのクリーンアップ宇美が行われるとか。

<記録>
https://youtu.be/Qp5mFPN9VXU
8分部分までだが、拼音を確認しつつ進めたら1時間かかった。簡単な会話文だが書けないのは情けない。次回はここまで聞き流して先に進もう。

記録しておきたいことが毎日山のように出てくる。



『不道徳な見えざる手』4
この本の副題は「自由市場は人間の弱みにつけ込む」というものだが、沢山の実例が挙げられている。ただ残念なことに事例紹介に止まり具体的数字や解析なしで、まるで週刊誌の記事のような薄っぺらい内容。訳者があとで紹介しているように、一部の書評で(フォーブス)で『トリビアルだ』と酷評されたのもうなずける。 p320

とは云え、むかしから疑いを持っていたことが納得できたこともある。それが先の格付け会社についての記載。

それを示す1つの例として、著者は2007年において住宅ローンのトリプルAの格付けをもつものは45,000件だったという。ところが、2010年ではわずか6件と劇的な変化。p79 もちろん経済情勢の違いはあろうが、それにしても如何に格付けのインフレが2007年当時におこっていたかが判る。これは先に述べた、当時の格付け会社の怪しげさと無関係ではないだろう。つまり利益相反が起こっていたということ。これを解決するには証券の発行者が格付けの手数料を払うことをやめないといけないのかもしれない。p84 しかしだとすれば格付け会社はどうやって収益を出せるようになるのかという次の問題が生まれるが。

<データーベースとして>
NINJA住宅購入者=No Income, No Job or Assetsの略だとか、笑ってしまう! p77
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2018/4/22

記録をつける & 『不道徳な見えざる手』3  お勧めの1冊

金曜のプライムニュースで共産党の志位氏がオバマ政権時代の「戦略的忍耐」の時期に北朝鮮の核開発が進んだと言った。それは正しいだろう。

個人的にはオバマ氏は嫌いではない。というか、前後の「トホホのブッシュ」や「バカちんトランプ」よりも好ましいと思うのだが。北朝鮮対策については失敗したと判断している。この点については(大嫌いな)安倍氏のやり方が正しいと思う。


マスコミ嫌いで国家の重要な決定を安易にツイートする「バカちんトランプ」。それに対し冷静と思えるほど落ち着いて「腹の判らぬ习近平」。
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https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/78c1f25b1e3df674d05e53c492a4936b

その違いは勿論、両者の性格やそれまでの人生経験に基づいた部分もあるだろうが、それと同時に周囲に配置する人材にも大きな違いがあると感じる。アメリカ滞在の長い多くの官僚や経済人を側近に持ち、これまでとは比べられないくらいに強い米国との絆を持つようになった習近平の中国
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5289/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/841ae8e9c392104f91af1dafed6b8884

それに比べ辞任や解任でそうした知恵袋を持たないトランプ氏では差が出るのは当然。とは云え、日本としては余程のことがない限り、今後2年絶大な力をもつアメリカ大統領としてのトランプ氏と付き合わないといけない、難儀なことだ。



<記録をつけよう!>
この数日、本を読み始めるとキリがない。1日家に篭ってしまう。しかも読んだ時間だけの成果?があるかとなるとどうも芳しくない。何十ページも読んだ割には纏めの文章が書けていない。これは1つの指標、どうも十分な時間が有るということで逆に集中力が低下しているようだ。 これまで寸暇を惜しんで読んでいた方が効率的だった。

それで今日から1日の読書時間を2時間程度までに制限して、他のことをしないと健康にも精神的にも危険。だいたい暇になったら中国会話の勉強をするつもりだったのが全然出来ていない。 ま、いつでも語学の勉強は難しいものだが、明日からとりあえず1日30分を目標にスタートしよう。そしてこの目標を達成するために記録をつけよう! 




『不道徳な見えざる手』3
ここで格付け会社の問題が話題になる。 昔、サブプライムローンの問題が沸騰した時、この格付け会社が怪しげだと感じていた。ところが、その時点で『ビジネス展望』の論者は、<格付けシステムが現状についていない>と述べていたが、それは表面的なことに過ぎないと私は断罪した。 そして「根っこは現在世界に蔓延する『金融資本主義』が全ての元凶」だとも。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/722/trackback

それを裏付けるようにここでも、『投資銀行が、案件1つごとに、いま売り出そうとしている証券発行について可能な限り高い格付けを求めるようになった。そして格付機関は、それに応じないとどうなるかを熟知している』p75 とイカサマの実態を明らかにする。

さらに付け付け加えて、ビジネススクールで教わる現代的統計技法はデフォルト率の推計は住宅価格の上昇期だけのフェイクものだとか。p78 

これについても過去「バブル崩壊の確率」についてまさに議論したこと! そこで私は、

『倒産確率を過去の資料から抽出したと番組では云われていたようだが、「愚者は経験学び、賢者は歴史に学ぶ」という。大規模な変化が起こる歴史的瞬間には経験則は役に立たない。番組では十分な確率に関する資料を欠いていたということを原因とされていたようだが、確率はあくまで限定的な条件化での確率、状況次第で幾らでも変る』 と。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1526/trackback

格付け会社の怪しげさと、安易なデフォルト率推定が原因だったとの当時の素人勘はほぼ間違っていなかったようだ、と自己自慢(笑)
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2018/4/21

『不道徳な見えざる手』2  お勧めの1冊

「任命責任」という言葉が乱用されるようになったのはいつ頃からなのだろう? 今回の次官のセクハラ事件。それがもし本当ならば(ハニー・トラップの可能性もあり)次官の辞職で済むこと。麻生氏や安倍氏の辞任まで求めるのか、全く理解できない(安倍氏は大嫌いだが、理由は以下にも示した)。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4015/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/a0206e2c374d3725011726438a1ddabb


因みにミッテラン大統領の場合、婚外子も堂々と公的場に招待されていた。私的問題と公的な問題は区別すべき。
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「これだから野党には任せられない」 と情けなく思うのは私だけではないはず。

追伸:
公的立場と私的立場を混同した「モリカケ」問題とはこの点において本質的に異なる。




任意継続の共済掛金の払込通知書が来た。毎月払い込まないといけない。早速5月分までまとめて納付、締めて31,756 X 2 = 63,512円。こんなに高額だとは驚いたが、これでも任意継続にしたからずいぶん安くなった方。

毎月郵便局に納入しに行くのは面倒だが、「毎月かなりの額を払い込まないといけない」との認識を新たにするためには必要なこととポジティブに考えよう。来年は所得が年金だけになるから安くなる。その時点で国民保険に切り替えよう。年間差額3220万円は年金生活者には大きい! 任意継続にして正解。 
http://blue.ap.teacup.com/salsa2001/5266.html#comment
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/e9729f9263867591f30fc774069d018f



『不道徳な見えざる手』2
ここで先に『経済成長主義への決別』で著者が批判した教科書の内容、「リンゴとみかんの選択」の例えが出てくる。どうやら有名な米国の経済学の教科書に実際にある例えのようだ。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5309/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/fda47ee68a94702e0090b7fb9bf2ff92

しかしここで著者がいうには、これ例え話は 『意図的につまらなくしてある(この)物語は、一見したほど無邪気なものではまったくない』と述べる。つまりこれはレトリックなのだと。p50 つまり、

 <あらゆる経済的な意思決定がこういう形で行われるのだという含意が出てくる>

先の佐伯啓思氏はこの話には哲学や価値観がないと批判したが、むしろこの経済学の教科書の著者は経済学には価値観も哲学も無用なのだとあっさり宣言したのだ
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5309/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/fda47ee68a94702e0090b7fb9bf2ff92

そしてそれは正しいと私は思う。純粋科学は価値観や哲学からは離れるべきで、「矩」を超えてはならないということだろう。それを犯すと科学は宗教や思想の召使になる。これは歴史が教えるところ。

ここでケインズの予測がある面で的中し、またある面で大外れしたことを指摘する。p55 ケインズは100年先には人々の生活水準が8倍になると予想した(この本が書かれたその予想の80年後には5.6倍になっていたので、ほぼ的中したことになる)。ところが、同時にケインズはその時点で人々は「悠々と生活できる」とした。これは少なくとも著者の国、アメリカでは人口の2割の人が成人期の間に破産を経験する確率になっていると。p54 しかし、これは日本ではどうだろう? アメリカでの「貯蓄の欠如」の代わりに日本は少なくとも今までは「貯蓄大国」だったのでは?
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2018/4/20

『不道徳な見えざる手』  お勧めの1冊

15年ほど前に購入したエアロ用のシューズの底がトレーニング中に破損した。さすがにプラスチック部分は経年劣化したみたいだ。早速ダンス用にも使えそうなタイプ(Alpha bounce type)を購入。 ポイントは靴裏、グリップが強すぎるものはダンスには使えない。 実際に使ってみるとそれなりに接地感があるのでちょっとダンスには使えないかも(涙) ま、さしあたりはエアロ用なのでOKとしよう。ちなみにベトナム製でサイズは7.5 US

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今読んでいる『天智朝と東アジア』の中で著者は以下のように語る。

『これまでの古代史研究において(白村江の戦いが)「敗戦」ということを正面から捉えようとしてこなかった』点を指摘し、p66  

また「はじめに」で『我々は(歴史により)戦争を回避する方法を見つけられるかもしれない。歴史学はそのために存在するともいえよう』 と述べている。p4 この著者の意識がどこに向いているかは明らかであり。同感である。

先日も「戦後の占領で日本人は相当変わった」と否定的に言われ、同胞300万人の犠牲の上に立った戦後日本の否定と感じ、つい感情的になったのもそれがある。この背景には日本人が戦後、戦争責任を自らの手で裁いていないことがある。
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https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/a0206e2c374d3725011726438a1ddabb

…弁解をすれば、そのサイトにはいろいろな人の書き込みがあり、それに対する反論がblog主への反論ととられる場合がこれまでもあったのだが、




『不道徳な見えざる手』
ジョージ・A・アカロフ、ロバート・ J・シラー。東洋経済新報社、2017年初版。
原題: Phishing for Phools, George A Akelof & Robert J Shiller Princeton Univ. Press 2015.

訳者は『21世紀の資本』や『ゾンビ経済学』、『人類のやっかいな遺産』の訳者である山形浩生氏、この人の良書を見抜く勘には信頼している。それに山形氏は決して自分が訳した本を礼賛しない、それどころか批判をやる。例えば最後の『人類のやっかいな遺産』では<ズルい>とか、あと1歩で『とんでも本』だという。そしていずれも同感だった。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5260/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/0aa78a7e3b163bb7c99ad71794ffd248

「訳者あとがき」で山形氏は「Phishing」は普通「Fishing」だが、Phishingも普通に使われるとか。p322 最初この言葉が出てきたとき時、Fishingのことだか迷ったくらいだ。p10 Phishing= Fishingはオンライン詐欺での手口のこと。ここで著者はより広い意味で使っている。

冒頭、今ではギャンブルで使われるスロットマシーンがもともとはベンディングマシーン、つまり欲しいものを与えてくれる開く箱のことだったと説明する。p8 しかしこの同じ動機が中毒性の車輪を回す現在のスロットマシーンを生み出したと。そしてここでも人は自分の利益にならない判断をするという。つまり人は驚くほどカモとして釣られている=Phishingされていると。p12
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2018/4/19

『マヤ・アンデス・琉球』7  お勧めの1冊

今朝鮮半島をめぐり、日米中が様々な駆け引きを行っている。その情勢を大昔の「白村江の戦い」に例えるのは無理があるだろうか?

そんなこと、こんなことを考えているうちにこの時代のことを少し勉強したくなった。それで手にとって今読み始めているのが『天智朝と東アジア』という本。いずれ紹介したい。



『マヤ・アンデス・琉球』7
第四章は琉球列島。冒頭、まず旧石器時代にヒトが住む島は極めて限られているというこの世界では「常識」のようだが、素人には意外なことが書かれてあった。p184 また多くの島は基本、農耕民により開拓されたとも。p208 

理由は言われてみれば当然のことで、(1)渡海技術。(2)食料問題 (3)人口維持 (4)環境破壊。

特に(3)については南太平洋での人口増加とその崩壊、(4)についてもイースター島の例などよく知られている。

ここで狩猟民が生存できる島とは、(1)1,700平方キロ以上。(2)大陸に近い。(3)大型海獣に依存できる。(4)食料となる植物・動物の持ち込み可。(5)以上の組み合わせ。 沖縄は上記のいずれにも該当しないとのこと。p201

ところでイースター島の例についてだが、ダイヤモンド氏は過剰開発が森林のこの島を禿山にしたと書いていたが、これについては植民時にポリネシア人により持ち込まれたネズミが環境を主に破壊した下手人との仮説もあるらしい。p191 この仮説は最近、2010年に提唱されたとか。

しかしこのネズミ下手人説についてはダイヤモンド氏も指摘している。別に新たな提唱ではないはずだが? こうしてみるときちんとこの著者もダイヤモンド氏の著作をきちんと読んでいないことが分かる。素人が傲慢なこと言いますが(汗)
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3435/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/dc687cf0025b3501285d9c5717580285

ここで重要なこと、著者らにしては苦い経験が書かれてあった。p214 それは遺跡から出土した稲や麦の粒がそれぞれ2粒、1粒で14Cの放射性同位体分析に使う(潰してしまう)ことが躊躇されたが、思い切っていずれも分析に掛けたと。そしてその結果は、なんと残念なことに、いずれも現代の稲や麦の遺跡試料への混入であることが判明した。

…しかし考えてみよう。もし、これを著者らが行わなかったら、おそらく将来「汚名」とまでは言わなくとも、厳しい批判あるいは「論文引き下げ」の後悔となったはずだ。結果は残念な結果に
終わったが、ここはやはり決断が必要なところだろう。

先日も金印の真偽を巡って色々なことが話題になったが、科学者であれば時には決断も必要かと思う。特にターゲットを絞った加速器による安定同位体分析はほんの微量ですむはず。桁違いに困難なタンパクの質量分析だって今ではマイクログラムで済むので銅や銀の安定同位体分析ならもっと微量ですむのではないか? 
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4104/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/46f298b447f2c63db7312323bfa17de4

是非決断してもらいたいものだ。少しくらい削っても科学的真偽に決着をつけたほうがよいと考えるのは極論か?

ところで2回目のタンパクの質量分析からは「ガセ」ではない結果が出た、現在投稿中の論文はこれについてのもの。
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https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/2cd8b350cdb3e04a633b56bd3093a80b


<データーベースとして>
現在のアフリカを舞台とした狩猟採集民学によれば、キャンプ地から半径10キロ程度が限界だとか、となると沖縄本島でも全部で4域しかなく、しかも1域での人口限度は25〜50人とのこと。p198〜200
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2018/4/18

大脳機能の退化を防ぐ  試行,指向,志向、思考

<大脳機能の退化を防ぐ>
4月に入ってから朝が遅くなった。いつも通勤時間に車の中で聞いていた「社会の見方・私の視点」をすっかり聞かなくなった。これはマズイということに気がついた。 

ラジオは視覚から入力される情報とは異質のもので、しかも脳の機能の上でも異なることが知られている。 聴覚情報は時系列で処理されなければならない、一部だけ聞いて判らない。一方、視覚情報は一瞬のイメージで事足る。これは大脳の機能に深く関連したこと、つまり両者を鍛えないと脳が退化する。
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そんなわけで慌ててTop siteに以下のサイトを入れて毎日聞くことにした。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0322_01
初日は取り戻しのために欲張ってたくさん聞いた。その中でも2つほど注目したもの。

4月13日(金)の「記録的不漁の原因」について。東大の木村 伸吾氏曰く。
『資源と漁獲量は別。あまり心配しなくてよい。10年スケールで考えたほうがよい。魚類の産卵数は膨大だがそのうちのごく僅かのみ成魚となる』

もう1つは3月22日(木)の野村総合研前理事長の谷川史郎氏の「明治維新から150年 海外から日本は今何を学ぶべきか」

冒頭、AIやクラウドなどの新技術について日本は米国や中国に遅れを取っている、ではこの遅れを取り戻すにはどうしたらよいか? 何を世界から学ぶべきか? 米国のようにインドや中国から優秀な移民の導入は日本では難しい。それでデンマークが参考になるとのこと。デンマークは移民については保守的で日本によく似る。

大きく3点について述べられたように理解した。それは教育と産業再生。教育では、

(1) 問題「解決」から問題あるいは需要の「発見」へのシフト。問題(需要)が発見できれば大抵一義的に解決法は見出される、しかし世の中の「問題」あるいは隠された「需要」が何であるかを知ることは難しい。さらに難しいのは人々に新たな需要を提供すること。 最近の教育分野での流行がこの問題解決型学習だが、それはまだ低レベルということだろう。解決ではなく発見というわけだ。確かにそれは納得できる。

例えば私はスマホの「指運動」が新たな「必要=需要」を生んだと考える。「消費者のニーズから商品を作り出したのではなく、消費者のニーズを作り出した」 
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あるいはUberや滴滴に代表されるシェアリング・エコノミーの発展もその1つだろう。 誰だって自分で所有したい、共有は嫌だ、でも所有より共有の方がずっと「便利でお得だ」と気が付かせたなら? 社会が変わる。
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(2)「ディベートからダイヤログ」相手を打ち負かすのではなく、折衷案を生み出す。
これは(1)とも関連するが、個人的には別のことを考えた。以前、同じ趣味や同じ考え方の人たちとの付き合いは「ほどほどの距離感」を持っていた方がよい。それよりも考え方に違いがあり、かつ「適度な緊張感」のある人たちとの付き合いの方が、刺激があり、学ぶものがあると述べた。そのこととつながる。意見の一致はできなくても妥協策や折衷案がみいだせるもの、「民主主義」を価値観として選んだ者としてはそれが重要。
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(3)選択と集中。弱い産業を守るのではなく、強い産業を伸ばす。

ただし、その結果かデンマークにも問題が生じた、それが二極化=格差だと。知識がなくトンチンカンな意見をいう集団が取り残されてきたとか。

僅か10分で得るものは非常に大きい。
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