2018/8/16

トライアル & 『異次元緩和の終焉』4  お勧めの1冊

https://www.youtube.com/watch?v=b7BQiuCw3Hk
Despacito Steelpan ver.



youtubeの書き込み欄にOriental Styleとか書いている人がいるがこれはトリニダードの代表的な楽器。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/39/trackback

<トライアル>
最近夜スポーツクラブに行くので夕食を軽く済ませ、夜食を食べる4食パターンが定着した(汗)。 それで試しに、朝食、遅い昼色、それに夜食に変更してみた。これで空腹感もなく十分であることがわかり、しかも1食分手間が省ける、これで行こう。

ちなみにこの4ヶ月半で体重は62キロから58キロに減量。4月〜7月までほぼ直線的に減量し、7、8月は58キロで変化なし。多分これで落ち着いたのだろう。エアロやZumbaも十分ついていけるだけ身が軽くなった気がするのでこれも正解。1つ問題があるとすると、夜食にアルコールが加わったことかな? どうしたものか…



『異次元緩和の終焉』4
では何が日本に必要か? それに対し著者は安倍政権の「製造業復活は時代おくれ」だと断定し、先端的サービス業の成長が必要だとも。p244 『日本は構造改革という手術をせずに、円安という麻薬を飲んでごまかしてきた』とも。p245 実に同感。

ところが、実際にはこうしたサービス業の導入は抑制されている。その例にここであのUberが取り上げられ、『白タクの合法化まで進まなければ意味がない』とも断言され、あるいはAir B&Bのような『民泊』については、タクシー業界やホテル業界の既得権保護の反対運度があるとも。p247  

個人的には、郊外の高齢者世代が多く住む団地にUberの活躍する下地があると考える。高齢者は運転も不安だし、自家用車を持つことも年金生活者が大多数を占める高齢者の経済的負担となっている。そこにUberのようなシステムが十分活用できる。さらには今後、自動運転乗り合いタクシーのような仕組みが組み合わされば、効率的で経済性の高い仕組みが構築されるだろう。しかし、これには自動運転の危険性を正面に出して抵抗運動をする既得権益層が出てくることは容易に想像できる

著者はさらに農業保護も取り上げる。『日本の消費者はこの農業保護政策から被害を被っている』それを示す数字がある。日本のエンゲル係数は2016年時点で25.8%だが、それに相当するアメリカの数字は13.8%。p252 つまり日本の消費者はほぼ倍の食費をかけているということだ。

さらに個人的に付け加えたいことがある。それは「食料自給率」。よくこれが取り上げられるが、その時出てくるのはカロリーベースの3割とかいう数字。ところがこれを、金額ベースにすれば7割になり、別に日本は自給率が他の国に比べ低いわけではない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3280/trackback

こうした数字をきちんと定義せずに<誤魔化しの数字>で国民を騙している経済評論家が非常に多い。本当に自給率を上げたければ野菜や果物の代わりに、輸入に頼っている小麦やトウモロコシをつくればすむこと。自給率の問題はそれで解決できるが、自給率向上をいつも叫ぶ人は何故それを言わない? 

最後に非常に重要なことが書かれていた。それは、

『日本で、政権内の人が、円高が国益だと発言したことがあるだろうか?』p255 

繰り返し述べるように、歴史は、その国の貨幣の価値はその国の国力を表すものとしている。円安を望む人は日本が没落することを望んでいるとしか私には思えない。
0

2018/8/15

夏休み & 予告編 & 『異次元緩和の終焉』3  お勧めの1冊

<この数日夏休み>
定年退職後に夏休みもないものだが、世間はお盆休みでこちらのスケジュールもいろいろ変更させられる。それに夏バテが出てきたのか、早い時間帯からクーラーを使う堕落した生活に(汗)。う〜ん、情けない。 

午前中はクーラーの放熱板に直射日光が当たるので日よけをして、さらに散水しておく。 先日のニュースで <夕方は日が落ちてきて太陽光発電の出力が落ち、需給バランスが崩れやすい> つまり、午後からのクーラーの使用の抑制の方が重要… と我田引水(笑)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO34051080Q8A810C1EA1000/

クリックすると元のサイズで表示します



https://www.youtube.com/watch?v=9JMQ73PvUfw
広場Zumba版



昔、男性ダンサーというと細身の人が多かったが、Zumbaになるとマッチョタイプが多い。やはりLatin系だからかな? 

ここまでくるとまたちょっと違う気がするが??
https://www.youtube.com/watch?v=yMJxwPh_t2o
https://www.youtube.com/watch?v=I5TzDEeyypA




予告編;『移民の政治経済学、We wanted workers(,but we got people instead)

今年出版されたばかりの本である。原著は2016年出版でトランプについての記載もある。一気に50ページほど読めた。面白いだけでなく、私にとっては、あのToddの『移民の運命』の続編という感じだ。ただし前者が歴史・人類学者だったのに対し、この著者は経済学者。この本が続編だと直感できたのは原題が『We wanted workers』 だったからだ。(ただしかれは 経済学者なのでToddの著者は全く引用していない)

実はこのタイトルには続きがある。それは”but we got people instead”だ。これを知って、この著者が何を言いたいのかが直感できた、同時にこの本がToddが結論としてのべた「ドアは少しだけ開いていた方がよい」と通じるものを感じたからだ。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3707/trackback




『異次元緩和の終焉』3
マネタリーベース(国債購入による中央銀行の民間銀行に対する負債)が著しく増えたがマネーストック(ここでは貸し出しによる民間銀行の企業に対する負債)が増えないのは貸し出し需要がないから。

経済を活性化するために必要なことは、物価上昇させることではなく、生産を促進するための新しい技術の導入や社会制度の整備を整えることだ。『物価上昇率の目標に固執して重要な成長戦略策を取ってこなかったことそこが、大きな問題』p114 

実に同感だ。物価上昇率を目標にすることは仮定付きの連立方程式を書き上げようとするだけで本来の問題の解答を疎かにすることのように考える。しかもその物価上昇率が目標に達成できなかったからといって、『「エネルギー関係は除く*」ということにすれば「不都合なデーターを除けば」ということになってしまう』p117 つまり会計操作で利益を水増しする」様な姑息な手段だ。p118  実に同感。

* 原油価格の減少が物価を押し下げるので、これをこのデーターを除いたことを意味する。

円安は円換算という計算上だけで輸出企業の利益を増大させたが、それが賃金上昇にはつながらず(当然のことだ、売り上げが拡大したわけではないから)内部留保を増やしただけ。ただし上昇した株価は富裕層の資産向上には寄与した。

図表4で著者は異次元金融緩和後、2015年まで実質賃金が下落し、2016年には一時的にこれが上昇したメカニズムを数字で説明する。すなわち2015年までは円安で物価が上昇したことにより(+消費税増税)実質賃金が下落し、2016年は円高と原油価格の下落で消費者物価が下落し結果として実質賃金が上昇した。p123 

クリックすると元のサイズで表示します

つまり、『円高は、企業経営者や株式投資家から見れば、望ましくないことと考えられているが、消費者からみれば望ましいこと』p124 全く同感だ。歴史上その国の貨幣の価値が上昇するのは国力向上を意味する。こうした初歩的なことがなぜか忘れられている。

第一、今回の円安では <ドル建ての現地価格も輸出量も変わっていない> つまり円換算という計算上だけの空虚な利益向上なのだ。p132 こうしたことが何故か世の中では議論されない。バカじゃないかと思う。

著者は現在の自民党内閣を「株価連動内閣」と呼び、『日本経済が停滞から抜け出せないのはこうした政治的構造に大きな原因がある』とする。p144  そして、これは高額資産保有者に顔を向けた政策だと断定する。p148 まさしく同感で、素人感覚が間違っていないことがこれで確認できた。
0

2018/8/14

『異次元緩和の終焉』2  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=CTOaNA6pO7k
https://www.youtube.com/watch?v=vOo5I5xJEsk
很难 学习文法一个小时
https://www.youtube.com/watch?v=oqgdxbywgfA
4.1min 听力练习 这个不难也不容易
https://www.youtube.com/watch?v=7PfW6Bh6Fw4
https://www.youtube.com/watch?v=vOo5I5xJEsk
非常难 直到这里,一个半小时
https://www.youtube.com/watch?v=7b_5dbmxiwc
开心〜〜 一共三个小时

跑步250kcal和一个Zumba上课
https://www.youtube.com/watch?v=BHgiO1zCxNU

Latinは自然と体が動くのが不思議。やはりSalsaで染み付いたものだろう



この手のダンスをスポーツクラブではジョギングシューズでほとんどの人がやっているのがちょっと驚き、膝に負担はないのだろうか? 私はエアロとZumbaで靴を換える派です。 
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5452/trackback

それにしても女性はエクステ(髪)で動きに迫力をつけられるのが羨ましい。男性は自分の体だけしかないからね。それだけに、若いのに(40代の人たちですが)体ができていない男性が多いのはちょっとね、見苦しい。腹ぐらい凹ます努力が必要だ。高齢者になってもオレは腹は出てないぜ!(自慢)


『異次元緩和の終焉』2
著者は『原油価格の低下は日本のようなエネルギー資源を外部に完全に依存している国にとっては「凶事」どころか、「幸運」以外の何物ではない』という。p61 

実に同感。ところが世の経済評論家は原油価格の低下が株価を引き起こして「日本経済を毀損している」などトボけたことをいう。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4688/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/da596b51c33f7c6ac5880fb7f0b9c1c2
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4369/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/39ae447d31359676b9e2fc6b8827a730

思うに、複雑な市場の連立方程式に惑わされ、基本的経済感覚がこうした経済評論家に欠如しているからではないか? 素人が傲慢をいうようだが実にそう感じる。

インフレターゲットで2%を目標としたが、これは今もって達成されていない。しかも、その責任を消費税増税や原油価格下落という外的要因に押し付けた。野口氏は『これは不誠実な態度』だという。75 

日本の中では通る「理屈」かもしれないが世界は野口氏のように受け取るだろう。 そして、その結果は、

日銀や日本政府に対する信頼が毀損した> 

ということを覚悟しないといけない。そのことの重要性をどれだけ認識しているのだろうか?

日本の銀行が直面する危機として、野口氏は2つ、マイナス金利とフィンテックを挙げる。前者は資金運用収益が激減しているという事実。p80 これは日本の銀行の収益の7割がこの資金運用から来ているからだ。p81

また後者では自分自身、日本の銀行のフィンテック能力の欠如を痛感した体験がある。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5347/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/b0d5af95a121d2d5f4194b2b2f68a992
0

2018/8/13

Ugly Americaを思う & 『異次元緩和の終焉』  お勧めの1冊

https://www.youtube.com/watch?v=Pg8OyJGiBGU
左側のマッチョなダンサーもカッコイイ!




<Ugly America>
日曜10時からも「小さな村の物語、イタリア」(第183回)があっていた。知らなかった。場所はカラブリアのパンニ、Panni。
http://www.bs4.jp/document/italy_old/onair/183.html

クリックすると元のサイズで表示します

印象深かったのは、若くして父親と一緒にアメリカに出稼ぎに行き、43年間米国に暮らしたカルロ。その間結婚もし、子供をもうけながらも国籍を換えずイタリア人としてのアイデンティティーを維持したカルロは10年ほど前、アメリカ人の妻の死後、この故郷に戻った。 彼には戻るべき故郷があったということだろう。

クリックすると元のサイズで表示します

これを見るうちに、別のことを考え始めた。

カルロが語った60年代におけるイタリア移民へのあからさまな差別。自分自身が体験した80年代のアジアン、ラティーノそして黒人に対する暗黙の差別。 現代は、押し寄せる新たな移民に対するあからさまな差別か?

「自由と平等」の理念を掲げるアメリカ。そして現実のアメリカ。


…現実がどうであれ、高い理念を掲げていたアメリカは大好きだ。しかし今、トランプのアメリカはUgly Americaとしか映らない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4948/trackback
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4817/trackback

カラブリアといえば唐辛子がよく効いた激辛アラビアータが食べたくなった。こんな時、レトルトは超便利〜

クリックすると元のサイズで表示します



https://www.youtube.com/watch?v=1CaUliHuJVU
Despacito 中国ver.




「なぜ電力は足りているのか?」
出来るではないか、何故もっと公にしない!? 太陽光が救世主となりうるとのニュースは都合が悪い? 

1つ重要なポイントして<夕方は日が落ちてきて太陽光発電の出力が落ち、需給バランスが崩れやすい> つまり、夕方の節電の方が重要
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO34051080Q8A810C1EA1000/


『異次元緩和の終焉』
野口悠紀雄、日本経済新聞出版社、2017年初版。
冒頭、国債の4割を日銀が購入するような事態になると国債市場は管理市場になり、国債により決められる金利が管理されることになる。金利は本来経済の体調を表すものなのに今の状況は、「体温計が壊れた」状態なのだという認識を持たないといけないと述べられる。p3  また同様なことは株価でもいえる、銀行の収益もマイナス金利で悪化している。これらの姿は「持続可能なものとは到底考えられない」。とも。p4 経済は素人だが、こうしたことは素人なりに薄々感じていたことだ。

クリックすると元のサイズで表示します

図表1にマネタリーベースとマネーストックの推移が表されている。異次元の量的緩和でマネタリーベースは著しく増えているが、経済活動に実際に影響を与えるマネーストックは増えていない。これは企業の投資需要がないために日銀当座預金が増えても銀行貸し出しが増加しなかったためだと著者はいう。2001〜6年までの金融緩和でも効果がなかった過去の経験があるのに、2013年から「異次元」金融緩和を行ったがその効果もこの図からは見受けられない。

さて、この金融緩和政策だが、これがコストなしで実行できるという見込みも誤りであったとの著者の指摘は重要だ、p41 この政策を転換(脱却する時点)で巨額な損出が日銀に発生する。これは明白だが、誰も、少なくとも政府はこれを明言しない。それでも何故、「異次元金融緩和」を行ったのか? それはこれが『期待が経済を動かす』と思ったからだ。p43 しかし、それは前の2001〜06年に行われた量的緩和でも起こっていない。その経験から何も教訓を得ていないというのが著者の主張だ。p37  

為替レイトや金利、株価は資産価格であり、これは「期待」によって変動する。しかし、消費や投資、輸出入、貿易収支、生産、雇用、賃金は実体経済を表す「ファンダメンタルズ」実際に国民の生活水準を決めるのは後者だが、マスコミに踊るのは前者の資産価格。こうしたことが確かに世の中には理解されていない。p44 「 経済人も経済評論家も大したことない」と感じるのは素人の傲慢だろうか?
0

2018/8/12

『世界経済まさかの時代』  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=ACDyz2GfF6U
语法很难 半小时
https://www.youtube.com/watch?v=Z_oz4kWZxak
不太难 半小时
https://www.youtube.com/watch?v=yUWfD4eE8_w
开心〜〜 一共一个小时四十分钟
又新听力练习

クリックすると元のサイズで表示します

运动;爬上散步170kcal和一个Zumba上课

https://www.youtube.com/watch?v=Awc_HdW-WR4
Despacito韩国ver.




『世界経済まさかの時代』
滝田洋一著。日経プレミアシリーズ322、2016年初版。

2年前の本である。すでに賞味期限が切れた内容が多いが、だからこそ情報源の信頼性を評価するには適当な場合がある。そうした視点で本を読むことが多いのを白状しないといけない(汗)。特別な情報源を持たない素人にとって情報源の選別は非常に重要。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5410/trackback
https://blog.goo.ne.jp/bigsur5252/e/e773adfd9039b5bc62047594d3ac0817

さて、最初の第一章はBrexitに関するヨーロッパに関する話題だが、ここでの著者の予想はほとんど当たっていない。例えば、2017年のフランスの大統領戦について著者はオランド、サルコジ、ルペンの3人を俎上に乗せて議論しているが、p49 ご承知の通り現在のフランスの大統領はマクロンで、しかも候補者からオランドもサルコジも落ちた。ま、「後出しジャンケン」で評価するのはズルいと云われそうだが、そうではない。 それで世の評論家は飯を食っているのでは? 

ま、これは著者が金融経済関係の出身で、国際外交関係の専門家ではないのを差し引いても酷い。こうして後から評論家は採点されるのは大変なことのようだが、実はこうした評価が今日日ほとんどなされていない。此のことの方が問題だと常日頃から感じている。そんなこんなで、すっかり読む気を失ってしまったのだが、一番の興味があった、「中国の脅威のまさか」だけを読むことにした。

結論から言えば正に予想通りで、すでによく知られていることの繰り返し。著者独自の視点、分析は一切ない。しかも言葉使いもどこかの新聞の論説委員(笑)のように、「丸出しである」とか「よく言うよ」など品がない。また前韓国大統領の朴氏に対し『(中国に対し)身も心も捧げてきた』とか、p122
民主党菅直人政権時の尖閣事件時のまずい対応について『膝を屈した』とか、p124 
逆に『安倍氏の親友だった(オーストラリアの)トニー・アボット首相』などと。p131 同氏の「親友」の定義は一体なんだろう? これは同氏の「安倍氏ヨイショ」に過ぎない。 

嫌韓、嫌中、反民主なのは判るが、それなりの節度は欲しいもの。冷徹な分析こそ超大国中国に対する我が国の対応に必要なもの。いずれにしても此処まで読んだところで後は読む価値なしとして中断することにした。

<データーベースとして>

ドイツのメルケル氏が東ドイツ出身の物理学者だったとは知らなんだ。p53 wikiで調べたところ自由ハンザ都市、ハンブルグ生まれで生まれてすぐ東ドイツに移住する。

1つ意外なことが書かれていた。書かれている内容とは別の視点だがBrexitに関しての議論で英国の2015年の移民統計によれば、英国への移民数は63万人に対し英国外への移民は29.7万人。差し引きの33.3万人がもちろんここでは問題にされているわけだが、意外だったのはそれ以外の点、すなわち毎年30万人内外が英国外に移民として流れていると言う事実だ。p21  図表1-5によれば統計が出ている1970年からほぼ毎年30万人内外が海外に移民として移動し、同時に1990年まではほぼ同数の人数が移民として英国外に出て行く。つまりネットの入国者は1995年まではほぼ差し引きゼロ。これは何を意味するのだろう? 勿論、でて行く人と入る人がある程度いるのは当然としても30万人という数は大きい。今問題になっている移民の数(実質30万人)に相当する出入りになる。単に海外への出国と、それに伴う帰国の数とは思えないのだが? どうだろう? ご存知の方があればコメントくだされ。
0

2018/8/11

出版事情  教育

<理系と文系の出版事情>
行きつけの熊五郎さんのところで、それぞれの出版事情が話題になった。
https://ameblo.jp/nobodys-got-time/entry-12397013837.html#cbox

文系は昔ながらの作法が息づいているようだ。理系は極めてスピーディーに進むがこれは競争が激しいからだろう。その分、捏造などの事件も時々マスコミを賑わしているが…

雑誌社によっては本文、図、文献などを指定された場所にファイル(word, pdf, jpg)の形でuploadすれば、瞬時にpdfで「印刷仕様の形」で返信され、それを校正に使えるようになっている。ほとんど人手がかからない。その分、雑誌社の指定通りにファイルを作成、投稿しないと自動的に受理されない(エラーメッセージが出る)。例えば要旨が250字と指定されれば、1字でも多ければ受けつけない。

下の画像は左が某雑誌社の著者向けガイダンス。右は投稿後、直ちに返信される印刷モードの様式。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2018/8/11

その心は? & 『ダーウィン・エコノミー』6  お勧めの1冊

<金曜のBSフジプライムニュースより>
クーさんの意見は重要
1) 欧州は中国に脅威を感じない
2) 40年間米国は貿易赤字国(GDPは貿易赤字分マイナスして出す)一方日本は1960年代まで完全な保護貿易国。 今や米国はもう耐えられない。

クリックすると元のサイズで表示します

リチャード・クー氏は信頼できる人だと考えている。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4167/trackback

その心は、
「バカちんトランプ」と蔑んでも何もならないということ。そのトランプを選んだのはアメリカ国民。自分たちの論理で説得しようとしても無理。彼らを説得することが日本にとっての「森を見る」こと



<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=CdAC9qtj8Hk
语法 半小时
https://www.youtube.com/watch?v=bH5l-kQywRM
听力练习 不太难 半小时
https://www.youtube.com/watch?v=QkoYggYrEaA&index=15&list=PL-XbFtR-feRldxBUkfLIBIgZm2yznQlp2
#15 开心〜 一共两个小时 まだまだ目標に届かない(汗)


「公務員の定年65歳に」の記事
遅すぎる! 大体、年金が全額出るのが65歳なのにこれまで放置していた方がオカシイ。さらに人によっては定年を70歳まで伸ばしてもよいのではないか? これは個人差があるので慎重にすべきだが。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34037360Q8A810C1MM0000/?nf=1
「政府は21年度から3年ごとに定年を1歳ずつ上げ、33年度に定年を65歳にする」というやり方はすでに中国で実施中のもの、それを参考にしてスムーズな移行を行えばよい
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4255/trackback
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3979/trackback
もちろんその先には年金支給開始が70歳という現実が待っているのではあるが… これは仕方ない。持続可能な社会保障を考えると国民は覚悟を決めないといけない。

<結論>
その心は、
平均寿命 85―65=20 > 85―70=15 15/20=0.75
年金支給額の30%減額 > 0.7
故に、0.75 x 0.7 = 0.525 総年金支給額の半減=持続可能な社会保障


<夜食>
すっかり夜、ワインクーラーを飲む習慣がついてしまった。原因は夕方、運動するのを考え夕食を少し軽くしているからで「口寂しさ」からか? 最初量を抑えることを考え、炭酸割るようにしていたが、それで安心して結局量が増え、正味でワイングラス2杯くらい呑んでしまう(汗)しかもツマミには最近急に体育系ぽく肉系が多い。 どうしたものか(汗)



『ダーウィン・エコノミー』6
基本、この著者は貨幣的評価が、害を抑える最も効果的な方法を見極める評価基準になるという考えをとる。p289

またこうも云う、『最もよく実現する仕組みを、それが何らかの抽象的な原則に反するからという理由で拒否する人々がいる』そして、そうした人たちに対して『私が行う議論は、こうした人々を説得するものではない』とも。p270 

これは、私のような人間を指してしるのかもしれない。つまり、自由や公正にはコストがかかるとし費用便益で誰もが「お得だ」と感じされることがこうした問題の解決策だという考えにどうしても馴染まないと感じたことだ。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5452/trackback

最後の「あとがき」で著者は『最近の状況は… 混迷を深めている』その背後に『ここ40年で増大した所得格差がある』とする。p301 そしてもう1つの理由が『簡単な認知エラー』だとも。p303 

そして、その認知エラーの例として、増税に反対する富裕層へ問いかける。

『15万ドルのメルセデスのセダンに乗り、良い状態で維持された道路を走行するのがよいか、20万ドルのベントレーのセダンに乗り、足のサイズほどもある穴だらけの道路を走行するのがよいのか』と。p302

なかなか面白い本だった。上にも述べたように今の自分には馴染めない部分もあるが、もしかすると自分の考えが変わるきっかけになるかもしれない

最後にこの本の翻訳者である若林茂樹氏はこの本の訳者印税をカンボジアとアフリカの子供たちを支援するボランティア団体に寄付することを申し添えられている。素晴らしい行為だ。p309
0

2018/8/10

問題は個人ではなく組織 & 『ダーウィン・エコノミー』5  お勧めの1冊

ちょっと書きだめがたまりすぎなので放出

<問題は個人ではなく組織>
最近テレビを観るのは食事の時のみ、週末以外は夜スポーツクラブに行くのでニュースを観る機会も本当に減ってしまった。それはいいのだが、このところいつ観ても昼間のテレビは同じ話題ばかり、いつもあんな感じなのだろうか? リタイヤ人生がまだ浅いので戸惑う。話題というのは、あのアマチュアボクシングや、また出てきた日大関連のパワハラ事件だ。

内容自体はいかにもありそうなことで、別に当該事件だけの話ではないと思っている。体育会系の権威主義的でサド的体質は昔から変わらない。ただ1つ今回のボクシング場合は判定までもあのちょっとオカシイ爺さんの力でどうにでもなったということだ。私の知る限り流石にそこまでは「腐ってはなかった」と思うのだが、どうだろう? 

それにしても自分で「歴史の男」とか云うだろうか?! 自己陶酔型人間、あれだけをとっても少しオカシイ人物だとわかりそうなものだが? 問題なのは、それを許し「永久会長」とかにまで祭り上げた組織により大きな問題が潜んでいるはず。その意味でも、一度完璧なまでに今の組織は叩き潰し新しく作り直さないと後々禍根を残す。



『ダーウィン・エコノミー』5
ここであのトリクルダウン理論について著者は、この理論は世間一般によく受け入れられているが、これは「理論」としても、「事実」としても間違っていることを示す。p226 事実として間違っていることはいろいろ聞いていたが、理論としても間違いだとは初耳だ。

理論としてはあらゆる経済の入門書に書かれている基本原理を無視していることを単純化したモデルで示し。p225 経験としてもこの理論は「所得格差の大きさ」と「経済成長率」に正の相関があると予測されるが、p222 工業先進国65ヶ国のデーターから、上位5%、および上位20%では負の相関になっていることが報告されているとか。p223  …ということは、それ以外では正の相関があるということ?  ところでこの本は全く図表がない(思考実験で使うモデル図表はある)。これには少し不満。上記のような事実が確かめられないからだ。

興味深いのは <何故高額所得者に対する低い税率が経済成長を妨げるのか> という思考実験において、著者は『コモンズの悲劇』を例にとり説明する。p229〜 そこでは漁師と工場労働者のモデルケースで数字を適当に代入して説明するのだが、ここでキモは漁師は自分の漁による収入しか関心がないので、自分の参入により前からいる漁師の漁獲量が減ることは考えないということだ。p230 つまり、ここでも個の利益と集団の利益は時に相反するという事態を描き出している。

11章の「有害な活動への課税」では非常に重要なことを指摘している。ここでは公害問題を例にとっているが、<社会にとっての利益は、当事者(ここでは硫酸ガスを排出する工場)特定の割合で排出量を削減することについてではなく、排出量削減の総コストに注目するという点。これは先に私が <設問1への解答> のところで述べた「それでも賛成できない」とした思考実験による。

<データーベースとして>
2007年、アメリカのTop10%が連邦所得税の70%を納税し、Top1%は40%以上を納税。p199

職業的専門技能は平均1万時間訓練すれば獲得できると推計されている。ただし、これをその全てが誰にとっても骨の折れる訓練ではない。ビルゲイツは10代の時多くは楽しい時間としてそれを過ごし、ビートルズも同様だったとか。p207 

米国では飲酒により社会に害をもたらすのは、酒を飲む人のほぼ5%で、しかも彼らがアルコール飲料の40%以上を消費しているとか。p256 
0

2018/8/10

日本の文教政策 & 『ダーウィン・エコノミー』4  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=IaacuCnINkQ
很难!
https://www.youtube.com/watch?v=ZA_28YWSlws
因为我多遍学习这个 不太难
https://www.youtube.com/watch?annotation_id=annotation_3013887217&feature=iv&index=1&list=PL-XbFtR-feRldxBUkfLIBIgZm2yznQlp2&src_vid=Ge9pisueP5g&v=BarYCEFP1GY
一共两个小时 

跑步275kcal和上一个Zumba  

このところ夏バテか勉強が思うように進まないが、運動だけはペースが落ちない(汗)

https://www.youtube.com/watch?v=EDGtbxjd9n4



こんな景色のよいスタジオでダンスしたことは上海以外ないね。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1559/trackback



<背景には文教政策の改悪?>
東京医科大の不正入試問題で同大への私学助成(毎年20億〜23億円程度)を減額、並びに「私立大学研究ブランディング事業」からの助成金、4千万円の自主返還を求め、大学側もその意向を示したとのニュース。前者はともかく、後者は贈収賄関連だから当然。
http://www.sankei.com/life/news/180809/lif1808090002-n1.html

助成金の額の4000万円は、その先行事業である「戦略的研究支援事業」と同じだ。ま、継続事業の意味合いがあるから当然なのだろう。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2723/trackback

いずれにしても今回の不祥事には研究中心から、わけのわからない作文中心のプロジェクトになったことが背景にある。前者のように判定基準が明瞭な物と違い、如何様にも匙加減が入る余地があるということだ、それを正さない限り、不正はともかくグレーゾーンは今後も残る(断定)。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5423/trackback


『ダーウィン・エコノミー』4
8章で民主主義国家の現実の労働市場における暗黙の累進課税について説明する。つまり、『能力の異なる人たちが働く集団は、最も生産性の高い人から低い人への所得移転がなければ安定した状態が続かない』p187 これを簡単な思考実験で説明する。こうした技法は流石で、彼が研究面のみならず教育の現場でも高い能力を持っていることが分かる。

実例として伝統的な組立工の場合効率の良い大工は最も効率の悪い大工の2倍の生産性をもっていても、給与は大体、30%多いだけだとか。p187 さらに笑ってしまったのは、彼が勤める大学の教員の給与と生産性(これには各研究者の助成金の獲得額を当てる)を比較する。これは日本でも同じだが外部資金を得ると大学にその中から間接経費(公式には30%?)が与えられる。 (確かうちの大学では事実上10%だったと記憶する。つまり研究者に20%分が間接経費から戻される仕組み。ただし大学によりこの額は事実上異なり例えば某Q大ではほとんどすべて戻されるとか? つまり100万円を科研費で貰えば10万円は大学に行き、研究者が使えるのは90万円ということになる)
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1171/trackback

これで計算すると、先のコーネル大学理学部の場合、助成金を1ドル賄うことができた教員の給与は0.09ドル上昇するとか。つまり年間100万円の外部資金を取ることができれば、お給料として9万円キャッシュ・バックされるということだ。すごい! ちなみに日本では全くそのようなキャッシュ・バックはない。個人的な場合でいうと、前回巨額な、総額で億単位の研究費を5年間にわたって貰ったが、それで給料は1円も上がっていない!
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2722/trackback

いずれにせよ、キャッシュ・バックされる米国の場合ですら、著者は『間接費予算への貢献は、ほんのわずかしか給与に反映されていない』という。p191 まそれでも、日本はゼロだから、それに比べれば随分、恵まれている。


それは兎も角、話をもとに戻すと、

『高い地位は給与を犠牲にして余りあるからなのだ、同じように、生産性の低い同僚は、低い地位にいることは煩わしいかもしれないが、給与で十分に補償されているから仕事を続けている』p188  

と著者は結論する。集団の中に生産性の異なる個人がいる以上、こうした暗黙の所得移転が行われなければ集団は安定に機能しないというのがミソのようだ。

0

2018/8/9

『ダーウィン・エコノミー』3  お勧めの1冊

<数値目標>
https://www.youtube.com/watch?v=Wxnberci6UE
https://www.youtube.com/watch?v=iq6xxk4GRpI
很难
https://www.youtube.com/watch?v=eFVfkEj_NJI
开心〜
https://www.youtube.com/watch?v=oqgdxbywgfA
https://www.youtube.com/watch?v=yjO0DuwooDs
例句 一共两个小时20分钟 ウ〜ん、まだまだですね。

运动;爬上散步 225kcal和一个Zumba上课  


<ニュースより>
タレント業も兼ねている某女性医師が「大学が女性の入学を抑えるのは当然」だというようなことを言っているらしい。
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12168-08050428/

どの大学でも研修医や医局員は当の大学の卒業生だけではない。特に有名どころは外からが多い。人気がないところは数を揃えるのに苦労するだろうが東京という有利な場所で、しかも名門の東京医科大では外の大学の卒業生から集めるのに苦労はしないはずだがどうだろう? 

もしそうだとしても、外科や救急など男性の数の確保が必要な部局はマッチングで必要数確保すればいい、何も卒業生だけが対象ではない。
https://www.jrmp.jp

それ以上にやるべきことは出産、育児に伴う女性医師の休職を考慮した職場環境の工夫がまずされるべき。これは理想論ではない、「やればできる」こと。海外を参考にすれば分かる  

あのタレントさんは、さも内情に詳しいような発言をしているが、いくらか差し引いて考えた方が良い。



『ダーウィン・エコノミー』3
貴方ならどちらを選ぶ
某国A 貴方の家は6000平方フィート、近所の人は8000平方フィート
某国B 貴方の家は4000平方フィート、近所の人は3000平方フィート
著者の実験によれば、多くの人はB国を選ぶ。

某国A 貴方が仕事中に死ぬ確率は毎年1万分の2、他の人は1万分の1
某国B 貴方が仕事中に死ぬ確率は毎年1万分の4、他の人は1万分の8
全員某国Aを選択したとか。

ここから著者は前者の住宅は「地位財」であり、後者の安全性は「非地位財」であるとする。p108 そして私の理解するところによれば、

人は「地位財」では周囲の環境に判断が影響される。つまりここではスミスの「神の手」は機能しない。


著者は累進的消費税を提言する。これは現在の消費税とは異なる方法を使う。納税者はこれまで通り所得を申告する。そこで控除と貯蓄を年間の所得から差し引いた金額を「課税対象の消費」としてそれに累進性の税をかける。消費が増加すれば限界税率は上昇する。こうすれば、貯蓄と投資にインセンティブが生じるという仕組み。p116

これは米国の場合よいアイデアだと思う。一律課税や普通の消費税だと逆進性となる。また、此処に贅沢税などで累進性をかけるより単純で手間もかからない。特に貯蓄性が低い米国の場合は有効だろう、しかしこれは日本の場合はどうだろう? ストックでみた格差は広がるばかりになると考えるがどうだろう?

7章では「効率化のルール」について。

ここで先の設問で考えた問題が議論される。道徳的や原理原則的にはまっとうなルールが全員にとって不利になるような場合を考える。例として公共ラジオの番組の番組編成を著者はだす。

ある公共ラジオ局が全て音楽だったのをすべてトークにするかどうかで3人が番組変更の是非で戦うとする。1人の裕福な視聴者は変更を望みその変更のために年間1000ドルを上限に支払えるとする。残りの2人はそのままの番組を同じだけの熱意で望み、変更を阻止するためには100ドルを上限に払えるとする。もし1000ドルといった高額の拠出に惹かれて番組変更すれば裕福な視聴者は満足するが1000ドル失う。そして残りの2人は不満が残る。一方、変更しなければ2人は満足だがそれぞれ100ドル、合計200ドルを失い、1人は不満となる。

これに対し、著者は裕福な人が500ドルを支払い、番組変更を得る一方、2人には250ドルずつ支払われ変更を受け入れる方がベターだとする。裕福な人は最終的に500ドル儲けて(1000-500)番組変更を得て、2人の人はそれぞれ最終的に150ドル(250-100)を得て番組変更を許容する。この所得移転によりすべての人が何らかの利益を得るという。p150

その他の様々な事例検討を通し、著者はこの「費用利便分析」によりすべての人が得をする方式をとるべきだという。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ