仕事とはいえ・・・遊んでいた。
いや、気持ちは仕事。
しかし、やっていることは趣味の延長で申し訳ない。
さて、口上はコレくらいで
梵珠山という山でキャンプをしてきたのであった。
http://www.toonippo.co.jp/photo_studio/mountains/aomori/bonjyu/index.html
467メートルという「子供にも登れる」山である。
県民の森でもある。
快晴の中総勢43名のメンバーで1泊2日の登山ありキャンプ。
あちこちにテントの花が咲く。
モンベルなんていう有名なテントを横目に
私の、今夜のお宿は「マツダ ボンゴワゴン」である。
就寝の21時を過ぎたころ冷えたビールに集まった数名。
日中は26度もあった場所であるが、日没後はガスも出て冷え込むこと。
それに耐えうる事ができるのは、やはりおっっさん達である。
星が綺麗であった。
人工衛星が飛んでいる。
オリオンの星雲がぼやっと私の近眼の目にも見える。
そんな中で始まった怪談話。
きゃ〜なんて言える年代でもないおっさん達は
黙々とビールを飲み、残り物の冷シャブサラダを食べる。
若い頃は、ここで一気に火炎放射などで盛り上がったのだが
40半ばのオヤジ軍団である。
ポツリポツリと缶ビールを片手にテントに戻る。
私も・・・ボンゴの荷室に。
それでも星空があまりに綺麗なので
しばらくビールを飲みながら星を見ていた。
30年前、宇宙の果ては?と考えていた美少年であるが
30年後は宇宙の果てより人生の果てに関心がある。
夕飯を作るとき、薪を燃やしたが
それを見ながら人の一生と重ねていた。
燃え上がる一時の炎と炭火の一時。
夜空を見ながら「宇宙の一員」である事を再確認して・・・寝る。
4時に起きて、種火を作る。
朝露で木が湿っていても、コレがあれば順調に朝飯は作れるのだ。
シジミ貝のみそ汁が本日一発目である。
砂を十分に吐かせたしじみを投入して弱火で煮る。
その間に山を下りてコーヒー豆の購入。
コンビニまで20分。
その途中にメールが来た。
梵珠山では電波が届かないのである。
送信者は昔からの友人であった。
懐かしい思いで読む。
内容は・・・
昨夜、星を見ながら思っていたことと同じこと。
この偶然に驚きながら
自分の歳を改めて考える。
で、考えながら標高467メートルにチャレンジした。
山頂の地蔵様に「今年もきましたよ」と報告して
1gほど水を飲み、ふたたび考えた。
薪が燃え、炭火になることは
決して無駄な事ではあるまい。
役割は終わったかもしれないが
本当の仕事はこれからである。
炭火は、風を送るだけでその仕事をする。
単純に燃え上がっている薪の火より
どんな条件でもしっかり仕事をするすごいやつなのである。
そんな思いでメールを送ったのだ。
「とりあえず元気です」
脳味噌まで筋肉痛であるな。
心地よい疲れの中でこれを打っている。
明日になれば「本格的全身筋肉痛」がやってくる。
さて
私たちは消えてゆくのではない。
炭火なのであるぞ。
なんて事を
いつか、この星空を見ながら飲んで話したいモノである。
そう言うことで「とりあえず元気です」の続きであった。

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