レース当日は朝6時に起床。
7時にまーさんに迎えに来てもらい、会場まで先導してもらい会場となる江田島市大柿高校に到着。
この日は天気が良く暑いくらいだ。おまけに海岸沿いなので風もかなり強い。後で知ったが風速7mくらいだったらしい。
受付を済まし、更衣室で着替えているとまーさんのラン仲間のサワちゃんを紹介された。僕と同じ年齢で持ちタイムもハーフ76分台でフル2時間47分台で僕と同じ走力だ。ただ、ウルトラも走られるみたいで100kmのベストが8時間8分台らしいからスタミナは僕よりもあるみたい。ゼッケンも僕が6番で彼が5番なので、どうやら今回は最初から彼と一緒に走ることになりそうだ。
まーさんとサワちゃんと僕の3人でアップに行く。しかし、まーさんが途中でいなくなりサワちゃん二人で20分ほどジョグする。
アップを済ませて、スタート15分前にスタート地点に。ゼッケンナンバー順に並ぶので公認ナンバーの僕は最前列のド真ん中。
ゲストランナーの高尾憲司さんが現れてマイクパフォーマンスをする。
10時35分 ハーフマラソンスタート。
いきなりの向かい風で誰も前に行きたがらない。
しかし、僕は今回の公認レースで75分を切るために広島まで来たのだから、最低でもキロ3分35秒以内のペースで行かざるをえない。
向かい風の中を前に出たくないが仕方なく飛び出して先頭で集団を引っ張る。
みんなは僕を風除けにしようと後ろに着いてくる。
白バイに先導されて1kmを3分30秒で通過。
2kmも先頭で通過。ラップは3分32秒。後ろには4〜5人いる。しかし、誰も僕の前に出ないし横にも並ばない。3kmを過ぎ、そろそろ前を変わってほしいなと思っていたら、ようやく1人が僕の前に出る。公認の選手ではなく一般の選手だ。アップの時にサワちゃんが言っていたが、一般の選手の中に速いのが1人か2人いて毎年総合1位は公認の選手よりも一般の選手が穫るそうだ。とりあえず、今度は彼に風除けになってもらう番だと思い、しばらく彼の真後ろを走る。
そして、僕の真後ろにはサワちゃんとオレンジ色のランシャツのランナー、そして黒のランシャツのランナーの3人。
4kmを通過して上り坂になりペースダウン。黒のランシャツのランナーが僕の前に出て僕は3番手に下がる。
6kmを過ぎてトップとの差がだんだんと開く。気づけば150mくらい開き独走状態。一人で向かい風の中を独走するとは相当に強いランナーのようだ。
僕の10mくらい前をいく2番手のランナーを僕とサワちゃん、オレンジ色のランシャツのランナーが追う形。
8km手前から再び峠の上り坂が始まる。しかも、かなりの傾斜。上りはペースダウンするも下りで再びペースアップ。前のランナーを追いかけていると、いきなり後ろのランナーから踵を踏まれる。振り返るとオレンジ色のランシャツのランナーが「すみません!」と謝ってくる。その隣のサワちゃんが苦笑い。
転倒はしなかったが、走りのリズムが崩れる。おまけに風と上り坂で体力がかなり奪われていたので、後ろの2人に引っ張ってもらおうと思い、ペースを落として2人を前に行かせる。
下りが終わり、海岸沿いのフラットなコースに出る。一段と風が強くなるが、前の2人を風除けにしながら10kmを通過。
時計を見ると36分40秒を越えている!75分を切るためには10km通過が最低でも35分30秒を切ってないと難しいので、この時点で75分切りは無理だと判断。
記録を狙うのは諦めて入賞狙いに切り替えることにしたのだが…。
つづく。

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