公共交通・・・・そうです。バス・鉄道といったものです。
皆さんは、日頃、バスや電車に乗っていますか?
私が生まれ育った頃は、田舎だったこともあり、自家用車もそれほど普及しておらず、どこかにいくには「バス・電車」を使っていました。(家には自動車がありましたが・・・)
現在の暮らしはどうですか? 一家に一台から一人に一台。 使いたい時に生きた場所へ来るまでの移動が多くなっていませんか? 子どもがどこかに出かけるにも「車で送迎」が慣例化していませんか?
行政(議員)も車依存を手助けするかのように、より車で移動しやすいように、道路整備をしてきました。
実は、我が新潟市は、この車依存にどっぷりつかっているまちなのです。 ですから、Co2排出量も非常に多いまちです。
車で出かけると、目的地に「ピンポイント」で向かいます。例えば買い物も、目的の店だけ。 ぶらっと歩くこともありません。
まちの中での消費は、滞在時間に比例します。 長くいてくれれば、それだけ消費も増えるのです。
このようなこと背景に出来てきたのが「郊外型ショッピングモール」。 車で気軽に出かける要素と滞在時間を長くすることを目指して出来ています。 これは、ひとつのまちです。
一方、既存の商店街は、車で行っても駐車料金が気になり、ゆっくりもしていられない。 目的が済んでも、ちょっとぶらついてみようともおもわない。 だから、まちが活気を失い、店がシャッターを降ろしていく。この繰り返し・・・。
しかし、このままでいいのでしょうか? 大多数の方が「いいえ」と答えるでしょう。
「いいえ」とわかっていても・・・ どこから手をつければいいのか・・・。 ということがいいしばらく続いていました。 いつまでたっても、現状は変わりません。
そこで、このまちのあり方を私たちの暮らし方を見直し、みんなで進むべき方向性をたて、実行していく時に来ていると思います。
今日のフォーラムも「公共交通と水辺の再生」魅力あるまちづくりシンポジウムというタイトルでした。
例えば、新潟を代表する古町エリア。 私たちの頃は(こういうとちょっと古い言い方ですが・・・)ローサ、古町、カミーノ、三越、大和(実はあまりデパートには当時行きませんでしたが)。 飲むにも古町。 考えるとこれは20年前の話。 この20年でこのまちが魅力あるように変わってきましたか? 取り組んできましたか? 問題意識は持っていても、例えば、駐車場のサービスチケットの内容一つとっても当時のまま。 時代はどんどん変わって行くのに。 あのディズニーランドも25周年。 一度行ったからもういいと言わず、開業以来何度も行っている人は多いでしょう。 それこそ、際限なき投資をし続けて魅力を高める努力をし続けているのです。
そうはいっても・・・。 もちろん現実はそんなに簡単なものではありません。
そこで、必要なのは、この中心部は将来どういう方向へ進んでいくことを目指すのか。という基本的なことを決めること。 それに向かって、何をどのように取り組んでいくかということを具体的に取り組むこと。 同時に、新潟市を含め全体の構造をどのようにするかと検討し、取り組むこと。 さらに、訪れる、利用する人ともその考えを共有すること。
その中で、まず取り組まなければならないのが「モビリティマネジメント」。
実は、いくら道路を作っても、処方的には効果がありますが、便利であればまた、車は増えるのだそうです。 モビリティ(移動交通手段を向上させる)をどのように確保するか、展開するかを計画的に取り組む必要があります。 バスを電車をといわれても、現在のままでは・・・。
利用者の意識と同時に、ハードもソフトもより使いやすくしなければなりません。
そして、利用者が増える。 道に対する車の負荷が減る。 道路空間をより有効に使うには・・・。 といった次の展開がある。 という具合です。
ドイツの実験では、76人が車で移動すると使用する道路の面積は1,000u。
バスで移動すると90u。 910uが他の用途に使用できる と報告があります。(I田課長の受け売り)
今回は、国土交通省 都市地域整備局 街路交通施設課の神田事業調整官(以前、市議会にも来ていただき、市議への新交通に関する講演をしていただいた。私は3度目。)と北九州大学 都市政策研究所の内田准教授の講演でした。
また、明日から毎週月曜日の夜、5週にわたって、全国各地のまちづくり、商店街づくりの著名な方の連続セミナーがあります。 しっかり情報を集め、人のネットワークを作って、実行に向け着実に歩を進めていきます。
