昨年父が亡くなり、母が一人暮らしとなってしまったのが心配で、前回一時帰国した際に、オーストラリアから日本にいる母の様子が覗けるようにパソコンとネット環境を設置してきました。
・・・という話しを極たまーに書いてきましたが、このところ「高齢者」「キーボード」で検索してこのブログにたどり着く方が見受けられますのでその後の話しを書きたいと思います。
使用者(母)の基本データ(笑)は、
性別:女性
年齢:70歳にリーチ!
パソコン経験:全くの初心者。もちろんキーボードなんて触ったこともなし。
さて、
まず、とり急ぎこれだけは書いておかねばならぬことがあります。
「
高齢者とパソコン。」というエントリーの中に書きました、
パソコン操作支援ソフト 心友(しんゆう)
株式会社 日立ケーイーシステムズ
というソフトについてですが、
・・・これ、残念ながら私と母にはかなりダメダメでした・・・(涙)。
普通の文章を書くときには定型句が出てこないところがまずダメです(※定型句は、専用のメールソフトなどのこのソフトについている機能使用時のみ。かなり期待していたのにがっくり・・・)。
作成した文書の保存がテキスト形式でできないところもダメ。
Windows XPだとキーボードが勝手にローマ字入力に切り替わっちゃうことがあるのにソフトウェア上からは操作できないところもダメ。
補助する人用の機能がない(パソコンを使い慣れた人には操作がかなり面倒)というところもダメダメダメでした。
私の母はパソコンの「パ」の字も知らない「超」のつく初心者だったので、キーボードを使用せずマウスひとつで操作できるこのソフトは、とりあえずパソコンを怖がらずに触れるようになる、という点ではよかったかもしれません。
・・・が、それ「だけ」のために1万円以上を払う価値があったのかについては、かなり微妙といわざるを得ません・・・
まぁ「パソコン教室に通った」とでも思えば安いもんかなぁ。
いやそれならやっぱりパソコン教室にちゃんとお金を払ったほうが絶対よかった気もします・・・。
日本では今や「高齢者専門のパソコン教室」などというものがあり、内容も充実していると聞きますし・・・うーんうーんうーん。
で、
現在母が何を使って入力を行っているかというと、
コレです。
イワタデザイン
目にやさしいキーボード(かな入力用)
http://iwatadesign.com/
何が目に優しいのか?というと、 キーボードの文字表記の大きさが10倍で、母のような高齢者で目が弱い人には大変見やすいようです。
しかもひらがなが、各行ごとに色分けしてあるので入力したい文字を見つけやすい!んだそうです(高齢者用、というよりは初心者に優しいキーボードなんです)。
私はネット上で注文して直接母のところに送ったので実物をまだ見てないんですけど、母は
その日のうちに文字打ちが出来るようになりましたからびっくり仰天です!
実は、ネットで母が使えそうな初心者用のキーボードをあれこれ探したところ別の業者の「あいうえお順キーボード」という昔ワープロにあったようなものも見つけ、こちらとどっちにするか激しく悩みました。
結局値段でこちらに決めてしまいましたが、このキーボードなら母以外の、例えば妹夫婦が遊びに来たときにもそのまま使えますし、基本的に普通のキーボードなので母が操作に迷ったときにはオーストラリアから口頭で母に操作を伝えることも難なく出来るので、こちらで大正解だったと今では思っています。
ところで、キーボードの入力以前の問題として予想以上に母が慣れるのに手間取ったのは「マウスの操作」でした。
そういえば私も、パソコンを使いたての時はマウスの操作の練習をしたっけなー(遠い目・・・)。私が最初に使ったのはMACだったのですが、ダブルクリックのタイミングがつかめずかなり苦労した記憶が・・・・・。
そもそも、日本で設定した時には全然気づかなかったのですが、画面に映し出されるマウスのカーソルが高齢者である母には小さすぎて見づらく、画面上のどこにあるのかを追うだけでも大変だったようです。
これは、リモートアクセスを使ってオーストラリアから日本側の設定を、
- マウスや文字の設定を大きくする
- マウスの動きを最遅にする
(※マウス操作に慣れてからは遅すぎると却って操作に手間取るようでしたのでその後「普通よりもちょっと遅い」に変更しました)
- 画面の解像度を小さくする
(※相対的に文字などが大きくなります。が、「最小」にしてしまうと母が使っているモニタでは今度はブラウザが使いづらくなってしまうので「少し小さくする」程度にしました)
という風に変更することで解決しましたが、本来なら日本にいる間に気づいて設定しておくべきことだったと思います。
私が日本にいる間に、母に無理やりにでも練習させてどこらへんが躓きポイントなのかを横で見ておくべきでしたー。
母は、前回の一時帰国時からほぼ毎日欠かさず(と、いうことはすでに4ヶ月近く)、スカイプのビデオチャットを使用し、娘のモモカを相手にテキストのチャット機能を使ってチャットとは思えぬ速度で(笑)キーボードの文字打ちの練習をしています。
私だとイライラしてしまうようなことでも、モモカだとイイカンジです。
モモカの日本語の文章書きの練習にもなり、毎日の出来事をお互いに知らせあうことでおばあちゃんと孫が離れて暮らしていることによる溝も大幅に埋まって、一石二鳥どころか三鳥四鳥であります!
ちなみに現在までのところ、母に拠ると
「携帯での文字入力よりもキーボードのほうが簡単に書き直しも出来るしだんぜんラク」
だそうです(普通は逆では?と思うのですが携帯による文字入力も、母には文字が小さすぎて大変な様で・・・。あれもこれもイワタデザインさんのキーボードのおかげ!!)。
今度一時帰国した際には、7年前に息子のタカヒロがハマったものの現在は全く使用していない「ポストペット」を設置してこようと思っています。
メールのやり取りが出来るようになれば、当初の目標はとりあえず完了です!
・・・さて次は母には、最近興味を示しているらしい「ブログ作成」でもやってもらおうかしら。
ウフフフフ。