日本ではまだ小学校2年生の年齢の娘のモモカは、この1月からブリスベンの小学校で「新4年生」となりました。
オーストラリアでは1月末から新しい学年が始まります。
なおかつブリスベンのあるクイーンズランド州では小学校に入学する年齢が日本よりも一年早いので、毎年1月から3月の間には「学年が日本とは二年ずれる」という現象が起こります。
毎年この時期は、そのギャップに脳みそがついて行けません。
そのモモカの通う小学校で、昨夜、新学年の説明会がありました。
説明会は、ブリスベンのたいていの学校では、働いている保護者が出席しやすいように夜間に開催されます。
「父母が揃って参加」はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんが参加している家族もいます。
ですが、4年生ともなると保護者もダレてくるのか、新一年生の時にはほぼ100パーセントだった出席率も昨夜はざっとみたところ7割ほどと言ったところでした。
「説明会」と言っても授業内容や宿題の方針などわざわざ集まらなくてもお知らせの紙一枚で済むような内容しか聞かされないのですが、同じクラスとなった保護者や先生の雰囲気を見ておきたいので、私とオットは毎年欠かさず参加しています。
さて、
今年の説明会の中で個人的に興味津々だったのは「ICT」の授業の説明でした。
恥ずかしながらワタクシは昨年までITカンパニーと呼ばれる会社で仕事をしていましたが、「ICT」なんて言葉は昨日の説明会まで知りませんでした(トホホ)。
ICTとは、
「IT用語辞典」に拠ると、
ICT(Information and Communication Technology)は、多くの場合「情報通信技術」と和訳される。IT(Information Technology)の「情報」に加えて「コミュニケーション」(共同)性が具体的に表現されている点に特徴がある。ICTとは、ネットワーク通信による情報・知識の共有が念頭に置かれた表現であるといえる。
・・・だそうです。
日本でもとっくに認知されていた言葉だったんですね・・・orz
昨夜の教室内での説明会では、
パソコン経由でプロジェクタが使われてました!

これだけでもびっくりです!(笑)
現在高校生となったタカヒロが小学生だった時にも、コンピュータの授業はありました。
けれどもそのときの授業は、「コンピュータの電源の入れ方」とか「マウスの使い方」とか「キーボードの打ち方」とか、物理的な「使い方」が中心だったような記憶があります。
ところが、モモカたちが今年習う内容は、「コンピュータはすでに扱える」というのが大前提になっているかのような授業予定でした。
昨日の説明会では、今年のモモカたちの学習予定には、
ワード
パブリッシャー
エクセル
パワーポイント
と言ったオフィスソフト数々の具体的な使い方が含まれているそうです。
どこのビジネス専門学校?!(それともマイクロソフトの回し者?!)という内容です。
8歳児にこれらのソフトの使い方を習わせる必要があるのかどうかは、私には「???」です。
彼らがオフィスソフトを必要とする年齢になるころには、まったく別のソフトウェア(またはそれに代わる、「パソコン」すらも使用しないまったく別のもの)がメインとなっている可能性はかなり高いんじゃないかと思うんですが。
でも、クイーンズランド州の小学校では、日本で言うところの「読み書きそろばん」がまだまだ学習の中心としてどっかり根を張っています。
この方針がある限り、揺らぎは少ないかなぁ、とも思っています。
さて、
クイーンズランド州の法律ではモモカのような8歳児を保護者なしで家においておくのは違法なので、今回の説明会にも連れて行きました。
モモカが通う小学校では、保護者が説明を受けている間、子ども達は一箇所に集められてアフタースクールケア(学童保育みたいなもの)の先生が面倒をみてくれます。
子どもを預かってくれる部屋では、ビデオを見たり、本を読んだり、ゲームをしたりして親を待ちます。
説明会が終わってお迎えにいくと、大満足顔のモモカがいました。
先生が、
「モモカはゲームで優勝したのよ!」
と教えてくれたので、モモカに「よかったねー、何のゲームをしたの?」と聞いてみると、
「Dead soldiers(死んだ兵隊さん)だよ!」
・・・・・・ Σ( ̄ロ ̄lll) ハァ?
話を聞いてみるとこのゲームのルールは簡単、「死んだふり」を長く続けた人が勝ち。
モモカは最後に残ったもう一人と真剣勝負になったそうなのですが、その競争相手はじっと「死んだふり」をしているうちに寝入ってしまい(笑)、モモカの優勝となったんだそうです。
「くすぐられても我慢して動かなかったんだよ、すごいでしょ!」
とモモカは得意満面でしたが、
なんちゅーゲームだ! (━_━)
どうやらこのゲームは、だんだんと興奮してうるさくなっていく低学年の子どもたちを静かにさせるための先生の秘密兵器のひとつのようでした。
こういう感覚には、未だついていけず、時々どっきりさせられるワタクシです。
ところで、話は全く変わりますが、
本日オーストラリアでは、先住民アボリジニにしてきたことに対して政府が正式に謝罪するという歴史的なことが行われる予定です。
私が今このキーボードを打っているこの場所も、かつてはアボリジニたちが静かに暮らしていた土地だったわけで、オーストラリアに住まわせてもらっている限り、私にも無縁のことではありません。
いろいろな課題が山積みのアボリジニ問題ですが、今日の出来事が、いい方向に向かう最初の一歩であるといいです。

画像認証は面倒なので、コメントの代わりに
「ランキングにクリック」で代用して帰る→
ココをポチッとな。

0