ソーラーカーレース、ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)観戦ツアー話の続きです。
さて、ここで問題です。
これはいったいなんでしょう?

正解は・・・
南回帰線(トロピック・オブ・カプリコーン:Tropic of Capricorn)を示す塔でした!!
ご存知のとおり、南回帰線と北回帰線にはさまれた地帯が「熱帯」です。

と、言うわけで、
早速南熱帯と砂漠地帯をまたぐ娘と線上に立つ息子(笑)
が、実は回帰線付近は乾燥している地域が多いそうで、上の塔付近も一年を通して乾燥しており、「熱帯」を感じるためにはここからずっとずっと北に500km以上進んだところにある町、ニューカッスル・ウォーターズ(Newcastle Waters)まで行かないとならないとのことでした。
ちなみにオーストラリアの俗語では、頭がおかしくなるような熱帯の暑さのことを「troppo(トロッポ)」って言うんですって。
回帰線の塔を見学後、ランチ休憩〜!

スチュワート・ハイウェイ沿いにある公園というか休憩所で、レース中のソーラーカーを見ながらサンドイッチをいただきました。
これは、食事中ガイドさんがその辺りに生えていたのを見つけて
教えてくれたブッシュ・タッカー。

・・・でも、いったい何の実だったか・・・orz
メモを無くしたので、まったく思い出せません(T_T)
ナントカ・パイン(松の実系の何か?)、と言っていた気がしますが気のせいかもしれません(検索してみたけどよくわかりませんでした・・・)
「ブッシュ・タッカー(bush tucker)」というのはオーストラリアの俗語で、「ブッシュ=オーストラリア内陸部」、「タッカー=食事または食材、食べ物」です。
「ブッシュ・タッカー」は主に、オーストラリア先住民・アボリジニの人たちが古くから食用にしてきたものを指す言葉です。
アボリジニ以外の人が見ると「カラカラに乾いていて何も無い」ように見えてしまうオーストラリア内陸部ですが、古くからここで生まれ育ったアボリジニの人たちはここで生きていく智慧を持っているんです。
そしてその智慧は近年、西洋文化を無理やり取り入れた結果オーストラリアの大地が急激に壊れていくのが顕著になるにつれて、環境に優しい生き方として少しずつ注目を浴びるようになってきました。
かつて「野蛮」と蔑まれた文化が、巡りめぐって「本当はそちらが正しい生き方なのかも」と認識されていく過程を見聞きするのは、何か、爽快なキモチです。
ただ、一口に「アボリジニ」と言っても実は多種多様な部族があり、暮らしにくい内陸の砂漠地帯にもともと住んでいたアボリジニはそのうちの極一部だそうです。
現在「ノーザンテリトリー」と呼ばれる地帯に住んでいるアボリジニは、先祖代々そこに住んでいたわけでなく、現代オーストラリアが形成されていく過程で追いやられてしかたなく住んでいる人たちも多いんです。
以前彼らが多く住んでいた肥沃な土地に、今、私が暮らしているのも、忘れてはいけない事実です。
休憩所に建っていた、
二十四時間キャンプOK!の看板。

「キャンプ禁止!」という場所も多い中、ノーザンテリトリー内のスチュワートハイウェイ沿いの公園はほとんどすべてが「キャンプOK」なんだそうです。
砂漠を走る道での夜間の走行はヘッドライトめがけて動物が飛び込んできて大変危険なので、夜間はなるべく走らないで休憩してくださいとの配慮が含まれているそうです。
で、この休憩所には、
こんな砂漠だというのにウォータータンクが・・・!

雨水タンクでもないようだし、いったいどこから水を引いているのか?!とビックリしてガイドさんにきいてみたら近郊の町からタンクローリーで持ってくるんだそうです。
ちなみにこの公園の管轄は、アリススプリングスにある会社でした。
・・・というわけで、次なる目的地、オーストラリア大陸の真ん中の町・アリススプリングスまではもう少しです!!
・・・続く。

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